Steamで購入できる中世を舞台にしたおすすめゲーム
Steamで購入したゲームの中で中世ヨーロッパを舞台にした面白かったゲームのご紹介です。ストラテジーとシミュレーションのジャンルが好きなので、ご紹介するゲームジャンルに偏りがあります。アクションやストーリーを楽しむようなRPGをお探しの方は退屈するかもしれません。
目次
Banished
中世ヨーロッパ風の世界感で楽しめるコロニーシミュレーションです。住民に食料採取や冬に暖を取るための薪作りなど様々な命令を与えて街を運営していきます。直接住民を操作できない部分に楽しさを感じていて、早く木を切って来いとか、そんなに遠回りして行くなとか、AIの動きにやきもきしたりします。大抵は指示の出し方に問題がある場合が多いので、AIの動きを予想して指示を出して思ったように住民を稼働させることに面白みがあると思います。準備不足で冬を迎えたり、移民を受け入れたり、資源がちょっと足りなくなっただけで、街の運営バランスが崩れて突然取り返しが付かない事態になる緊張感もこのゲームの好きなところです。BGMも素晴らしく、陰気な感じが住民の悲壮感を盛り上げてくれてるような気がしています。
Kingdoms Reborn
Banishedが面白すぎて変わりのゲームは無いかと探していて見つけたゲームです。2022年現在はまだアーリーアクセス中ですが、十分に楽しむことができます。BanishedのMODでCC(colonial Charter)がありますが、CCの内容をゲームにうまく落とし込めていると思います。技術をアンロックすることで時代を進めることができ、建設済みの建物をアップグレードしながら勝利を目指します。Banishedと違い敵の勢力もいるので一応戦争とかを楽しむこともできます。ちなみに私はこのゲームではマルチプレイも戦争もしたことありませんが、シングルプレイでは勝利条件達成まではプレイしました。Steamのレビューでは簡単なような記載もありますが、最高難易度では最後までいつ街が崩壊してもおかしくない緊張感を持ったプレイが楽しめます。
Mount & Blade II: Bannerlord
2022年現在はアーリーアクセス中です。人気タイトルのMount & Blade: Warbandの続編ながら非常に好評のレビュー評価は凄いと思います。軍隊の指揮官として味方に陣形などの戦術の指示を与えながら、自分も戦闘に参加することができるアクションゲームとストラテジーゲームの良いこと取りをしたようなゲームです。馬を乗って戦場を駆けているだけでも楽しいのですが、三国無双のようにキャラクターが頑丈ではないため、調子に乗って突撃するとすぐに討ち取られてしまいます。攻城兵器を使用した攻城戦もあります。指揮官としてだけでなく、トレビュシェットを操作して石を投げて城壁を破壊したり、ハシゴで城壁を登るなど兵士として戦闘で活躍することができます。今ならアーリーアクセスなので、徐々にゲームの要素が追加されていく感じも楽しむことができると思います。
Total War: WARHAMMER
Total Warは様々な時代背景で遊べるRTSゲームのシリーズです。日本を舞台にしたshogunや中国の三国志を舞台にしたTHREE KINGDOMSなどがあります。WARHAMMERはイギリスで生まれた中世を舞台にしたハイファンタジーTRPGです。要するにWARHAMMERをRTSゲームとして遊べるタイトルです。ハイファンタージの世界感なので、RTSの戦闘中は飛行ユニットが空中から前衛を無視して後衛に攻撃を仕掛けてきたり、魔法使いが密集している前衛に遠隔地から魔法攻撃を仕掛けたりしてきます。それでも敵の動きを止める前衛と攻撃に特化した後衛とのバランス取りながら敵の攻撃に陣形を対応させていくことに楽しさを感じます。3部作なので楽しいと感じたら全部揃えるのが良いかと思います。
Battle Brothers
上で紹介したMount & Blade II: Bannerlordみたいな感じですが、2Dグラフィックで、戦闘がヘックス画面でのターン制に変わったような感じです。傭兵の隊長として兵士を指揮して戦いますが、普通の人間がゴブリンとかアンデットとかの怪物と真面に戦ったらこうなるよねって感じのゲームです。資金運営も結構厳しく食料の確保や装備品のメンテナンス費用など何もしていなくてもお金は減っていきます。ゲームの説明文にあるようにWARHAMMERに影響を受けているようで世界感はなんとなくWARHAMMERのオールドワールドのイメージに重なります。ヒーローが登場しないWARHAMMERの世界を体験したい方にもおすすめです。
Crusader Kings III
こちらも人気のCrusader Kings シリーズの最新作です。世代交代しながら中世ヨーロッパを生き抜くゲームです。婚姻同盟とかスパイを送って相手の弱みを握って脅迫するとかで人間模様を楽しむことができるゲームです。領土の請求権を持っていないと侵略することもできないので、請求権を持っている娘を嫁に向かえたり、敵国の世継ぎのところに娘を嫁に送るなど結婚ひとつ取っても様々な思惑が巡ります。当主がなくなると継承順位が高い子供が後を継ぎますが、兄弟が沢山居る場合は我こそが正当な後継者だと反旗を翻してきたります。子供には小さいうちから優秀な家臣を教育係に付けることができますが、その子が当主になった時にその先生が反乱軍を率いて戦闘を仕掛けてくるなんてアツイ展開も楽しめます。
Farthest Frontier
街つくりシミュレーションゲームです。住民の要求に応えていくとtireを上げることができ新しい建物をアンロックしていくことができます。資源管理としてはそれほどシビアではないですが、定期的に敵の襲撃に合います。マップ上を探索していると敵の拠点を見つけることができ、破壊することで襲撃回数を抑えることもできます。また街の規模によって襲撃してくる敵が強力になるため軍事とインフラ整備を平行して行わなればならないところにFarthest Frontierの楽しさがあると思います。敵の襲撃は人間だけではなく、鹿に作物を食い荒らされたり、冬にクマが家を襲いにきたり、森で狼に襲われたりと野生動物との共存も大変苦労します。2023年ではまだアーリーアクセスですが、コミュニティの要望をしっかり聞いてくれるゲーム開発会社なので完成が楽しみです。
The Guild 3
こちらもCrusader Kings IIIのように世代交代をしながら一族の勢力を強めていくゲームですが、Crusader Kings IIIと違い一番上の役職は街の領主止まりです。街には他の一族も居て、彼らに競り勝って街の実権を握ることにゲームの面白さがあると思います。役職は選挙で決まり、役職が上がると投票券を得ることができます。例えば裁判官になれることができれば、判決を自由に操作することができます。冤罪でライバルの一族を牢屋に入れたり、街から追放したりすることもできます。逆にライバルに役職が抑えられていると逆のことが行われます。従者を雇って徒党を組んで襲撃したりもできるので、ライバル一族が起こす問題を解決する手段が複数用意されいるところが面白いと感じます。
Kingdoms Reborn
2023年時点ではアーリーアクセス中の街つくりゲームです。街つくりゲームでは珍しく明確な敵が存在しています。特定の建物を最初に建てたプレイヤーが勝利となります。プレイヤーと記載理由はKingdoms Rebornがマルチプレイに対応しているからです。アーリーアクセス中のためか敵は勝利を目指さしていないのでシングルプレイでは敵に負けることは絶対にありません。それでも資源管理の街つくりゲームとしては面白くてBanishedよりも気に入っています。技術ツリーで建物はアンロックしていきますが、その過程で住宅のランクを上げることで住める人の数を増やすことができます。これが厄介でランクを上げる住宅の数は決まっているため、アンロックをするたびに強制的に街の人口が増えることになり資源の需要と供給のバランスが一気に崩れてしまいます。高難易度にするほどこの問題が顕著になり資源管理の楽しさを十分に楽しむことができるゲームです。
Northgard
北欧神話がベースにあるゲームでヴァイキングっぽいキャラクターを操るRTSです。ストーリーモードの他にマルチプレイヤーにも対応しています。ゲーム内容としては食料施設や兵舎などを建設しながら衣食住と戦力を蓄えてマップ上の敵を倒すことが目的です。攻撃を行う際はRTSなので自分でキャラクターをすべて操作するわけではなく、攻撃目標の指示のみとなります。勢力によって強化される能力が違うので、内政や戦闘の方法などを変えてゲームを楽しむことができます。ストーリーモードも結構充実しているのでシングルプレイでも十分に楽しむことができると思います。日本語化の対応方法はStemaのレビューを良く見ると確認できると思います。
