経験者が語るゲーミングノートをおすすめしない理由
部屋にテレビがあるし、パソコン用のディスプレイを追加するのもどうかなと思い、最初に買ったゲーミングPCはノートタイプでした。ゲーミングノートは7年使って壊れてしまったので今ではデスクトップタイプのゲーミングPCを使っています。ゲーミングノートに買い替えずにデスクトップに変えた理由を踏まえてゲーミングノートをおすすめしない理由をご紹介します。
ゲーミングノートで良かったところ
近くのドスパラで12万くらいのモデルを購入した記憶があります。ノートパソコンだったのでそのまま持ち帰りすぐに起動してゲームを始めることができました。運送や配置に手間がかからなかったことが一番良かった点だと思います。はじめてのゲーム用PCでfootball manager 2009とか信長の野望 創造なんかで遊んだ思い出です。信長の野望 創造を遊ぶためにSteamアカウントを作った記憶があります。Grim DawnとかストリートファイターVぐらいまで遊びましたが、本格的な3Dグラフィックのゲームは遊ばなかったなと今になって思います。Grim DawnとストリートファイターVは最高画質でのプレイはできずに画質を下げた思い出があります。画質を下げる行為はあまり気分が良いものではないので、これからゲーミングPCを購入される方はゲーミングPCのグラフィック性能には注力してゲーミングPC選びを行ってもらいたいなと思っています。
ゲーミングノートでPCゲームをプレイする
PCゲームはキーボードとマウスを使って主に遊んでいました。ノートパソコンで採用されることが多いパンタグラフキーボードはキーストロークが浅くて普通のキーボードよりも指の運びがスムーズでゲームをプレイしやすかった印象です。ただキーボードの下にはゲーミングノートの本体があり、ファンが回る振動が常に伝わってきます。ファンの回転音を大きく、排熱量が多くなるとゲームを辞めたくなるくらいの振動と騒音です。こんなに激しく動作している機械の上でボタンをペチペチ押してても大丈夫なのかとても不安になります。またゲーミングノートの左横に排気口が付いていた為、PCゲームによくあるWASDキー付近に手を置いていると熱風を感じて嫌な気分になります。多分外付けのキーボードが欲しくなるはずです。私は購入しました。また画面は15インチ程度のサイズが一般的ではないかと思います。デスクトプ用のモニタは一般的なサイズが24とか27なのではと思います。4kやワイドモニターになればもっと大きなサイズとなります。私はゲーミグノートでゲームをプレイしていて感じたことはもっと大きな画面でゲームを楽しみたいということでした。私は外付けの24インチのディスプレイを購入しました。結局場所を取らないためのゲーミングノートだったのに、最終的には外付けキーボードと外付けのディスプレイでゲーミングノートはデスクトップタイプのパソコン本体と同じような扱いになってしまっていました。ちなみに外付けのストレージの購入を考えいるところでゲーミングノートは壊れてしまいました。
ゲーミングノートの耐久性
7年ほど使用してので、ネット上などで言われているほど耐久性が低いとは思いません。精密機器なので、家の中で持ち歩いたり、稼働中に持ち上げたりすると故障の原因となるとは思います。ゲーミングノートと言えど持ち運ばすに一か所安定しているところに置いて振動や衝撃など加わらないように配慮することが良いと思います。壊れたパーツはCPUの排気ファンです。稼働中にいつもよりもファンの音が大きくなり、しまいにはガガガとなにかがぶつかる音がするようになりました。専門店で原因を調べてもらったところ、排気ファンの羽の軸がずれ、その関係で排気ファンの羽が外壁に触れ折れてしまっていました。排気ファン自体はこのゲーミングノートの専用パーツで、発売から7年足っているので交換パーツは無いとのことでした。このパーツ自体交換を行う必要がないパーツなので中古があるわけもなく、そのままこのゲーミングノートとはお別れとなりました。ゲーミングノートの耐久性には問題ないと思いますが、壊れた場合最悪交換パーツがないリスクがあります。デスクトップの場合は汎用的なパーツで組み立てられているため、この問題にあるようなリスクはゲーミングノートよりも低くなると思います。
ゲーミングノートのカスタマイズ
メモリが8GBのモデルで、動作が緩慢な感じがしたので16GBに変更しました。メモリの変更は簡単で、ゲーミングノートではメモリが取り出せる部分に専用の蓋がついていて、プラスドライバー一本で作業することができました。デスクトップでもメモリを交換しましたが、ゲーミングノートの方が簡単だった印象です。ただゲーミングノートのメモリの挿し込み口が2個に対してデスクトプは4つあります。ゲーミングノートの方が作業自体は迷うことなくできるのですが、増設の幅としてはデスクトップの方が優れていると思います。