ゲーミングPC 初心者のための予算別PCスペック

ゲーミングPCは毎年性能が上がりますが、価格帯は一定の間に収まる傾向にあります。理由としてはPCパーツメーカーが発表するパーツをランク分けしているためです。そのため今年の最低スペックの組み合わせはいくらで、最高スペック組みわせはいくらなど、検討を付けることができます。予算別でゲーミングPCのスペックを考察します。

予算の基準となるPCパーツ

PCの性能を決めるパーツはCPUかGPUだと思います。CPUではデータ処理能力を知ることができ、GPUはグラフィックの精度を知ることができます。GPUはユニットとして販売されグラフィックボードや略してグラボなどと呼ばれています。ゲーミングPCであればグラフィックデータの処理能力が重要となるため、GPUを基準としてゲーミングPCの予算を決めていきます。

BTOパソコンショップで価格帯と見てみる

BTOパソコンショップはPCパーツの専門店でもあり、パーツを組みわせて組み立てるホワイトボックスパソコンと呼ばれる形式のパソコンも販売しています。ホワイトボックスパソコンは既存のパーツで組み立てて販売しているため、カスタマイズで一部のパーツをアップグレードやダウングレードさせることができるのが特徴的です。商品のランナップを見て見るとGPUの性能でランク分けがされています。その年のフラッグシップモデルでは30万円、廉価版なら10万円みたいな感じです。

GPUの性能を判断する

GPUはNVIDEAの製品がPCゲーマーに人気があります。GTXシリーズとRTXシリーズが平行して展開され、RTXの方が光の描画などに特徴があり、GTXより基本的に性能が高い傾向にあります。どちらもシリーズも製品型番にアルファベットの後に数字が設定されます。数字が大きいほど性能が高くなります。最近では1000の位がシリーズを合わしていて、2000シリーズとか3000シリーズとかと呼ばれます。同じシリーズの中でも下2桁の数字が大きいほど性能が高くなります。例えばRTX3060よりもRTX3090の方が性能が高くなります。RTX3090Tiのように一番再度にアルファベットが付くとより上位の製品になります。

予算別でゲーミングPCの性能を見る

GPUの下2桁は60より上がおすすめです。それよりも下になると画質を調整しないとまともに3Dグラフィックのゲームを遊ぶことができません。RTX3000シリーズでは60、70、80当たりが選択肢になると思います。90は最高ですが、コスパを考えるとどうかなと思います。90が搭載されるゲーミングPCは55万円くらいになります。おすすめは70や80で30万円から35万円くらいの価格帯になります。60では25万円くらいです。25万円から35万円くらいの予算を用意されると快適に3Dグラフィックのゲームを楽しめるゲーミングPCを手に入れることができます。

ゲーミングPCはセールを活用して手に入れる

25万円から35万円ではPS5を何台も購入することができ、コスパ的にちょっと問題が発生するかもしれません。ゲーミングPCを販売するBTOパソコンショップでは定期的にセールやイベントが行われます。これらを活用すると20万円前後で70や80のGPUが搭載されたゲーミングPCを購入できるかもしれません。ただし15万円以下のゲーミングPCでは、搭載されているGPUが60番よりも下の型番が設定されている製品もあるので注意が必要です。