ゲーミングPC ゲーミングノートはいらない？

ゲーミングノートはノートパソコンの優位な点である持ち運びのしやすさに欠けているため、個人的には無用の長物だと思っています。持ち運びならポータブルゲーミングPCがあるためそちらの方が良いのでは感じています。ゲーミングノートとポータブルゲーミングPCを比べてみます。

ポータブルゲーミングPCの存在

ASUSやVALVEをはじめいくつかのパソコンパーツメーカーがポータブルゲーミングPCを発売しています。手軽にPCゲームを楽しみたくてゲーミングノートを選択するならポータブルゲーミングPCの方がゲームに特化していて価格も安いためおすすめです。一番のおすすめはSteamDeckです。ゲーム画面やハードウェアの性能上ポータブルゲーミングPC用に最適されたゲームでないと満足に遊べないことがあります。SteamDeckはSteamを運営するVALVEが開発しているポータブルゲーミングPCなので、SteamのストアページでSteamDeckに対応しているゲームかどうか確認できるところに強みがあります。

ゲーミングノートとポータブルゲーミングPCの価格

SteamDeckの512GBの一番高いモデル10万円くらいです。SteamDeckは60FPSで遊べると謳っていますが、消費電力と発熱量を考えて30FPSや40FPSでプレイするのが望ましいかもしれません。ドスパラで10万円くらいでGTX1650搭載のゲーミングPCが購入できます。価格的には同じくらいですが、SteamDeckは40FPS、ゲーミングノートは60FPSでは遊べると思います。GTX1650くらいのグラボ搭載のゲーミングノートが10万円で購入できるならこちらの方がコスパが高いかもしれません。

SteamDeckの稼働時間は6時間らしいですが

SteamDeckではバッテリーの残量でゲームのプレイ時間の目安の表示されますが、実際ゲームを遊んでみるとバッテリーや予想以上に減ります。3Dグラフィックのゲームなど負荷がかかるゲームを遊べば2時間くらいで充電がなくなります。SteamDeckの持ち運びは充電器と一緒でないといけません。

Steam Linkで遊ぶ

ゲーミングPCを現在持っているならSteamDeckでSteam LinkをつかってゲーミングPCで稼働しているゲームをプレイするのも有りだと思います。Steam Linkを使えばゲーミングPCで起動しているゲームをスマホでもプレイできます。ゲーミングPCとのネットワークの接続が必要ですがSteamDeckのポータブル性を生かして快適にゲームを楽しむことができます。ただゲーミングPCとSteamDeck両方を動かす電気代がかかります。

ゲーミングノートは持ち運びでゲームができない

ゲーミングノートは重量や周辺機器の関係で持ち運びには適していません。ゲーミングノートの重量は2Kg前後あります。またコンセントに接続していないと性能を発揮できないため、ゲーミングノートの他にコンセントも持ち運ばなくてはなりません。ゲームをコントローラーで遊ぶにしてもマウスで遊ぶにしてもある程度のスペースが必要になるため、どこでも快適にゲームを楽しむというわけにはいきません。その点ポータブルゲーミングPCならこれらの問題が解決されます。

ゲーミングノートは寝ながらゲームを遊べない

うつ伏せならいけますが、仰向けは難しいと思います。もしかするとデスクトップタイプの方がモニターが大きい分、コントローラーを使えば仰向けに寝ていてもゲーミングノートより楽な姿勢でゲームが楽しめるかもしれません。ポータブルゲーミングPCなら画面の両脇にコントローラーが付いているので、仰向けに寝ながらでもゲームをプレイすることができます。

ゲーミングノートを据え置くならデスクトップの方良い

机の上のスペースの関係などでデスクトップよりも場所を取らないゲーミングノートが好まれがちですが、一度置いてしまえば慣れの問題だと思います。パソコンから発する熱の問題などもあり、据え置きにするならデスクトップがおすすめです。SteamDeckもそうですが、ゲーミングノートの熱もゲームプレイ中結構不快です。デスクトップでも周辺の温度が上がるくらいの熱を発するので、SteamDeckやゲーミングノートは手元で発生する熱はゲームの楽しさを奪うほどです。