Steamで買えるおすすめの箱庭(ミニスケープ)ゲーム
Steamで購入したゲームの中で面白かった箱庭系ゲームのご紹介です。経営ゲームや街作りゲームなどのようにプレイヤーの行動が間接的にゲームの世界に影響を与え街の発展やキャラクターの育成を楽しむゲームを集めました。海外ではミニスケープゲームというジャンルで確立されているようです。
目次
Banished
街作りやコロニーシミュレーションと呼ばれるジャンルのゲームです。ゲームの目的は衣食住を整え住民が暮らしていける環境を整えることです。寒い冬には食料確保が難しくなるので、それまでの間に住民が食べていけるだけの食料の確保や家が不足することで起こる少子高齢化の労働者不足でインフラが回らなくなるなど、資源管理が楽しいゲームです。このタイプのゲームは沢山発売されていますが、元祖となるゲームです。Banishedライクというジャンルが無いのが不思議なくらいのゲームです。
Cities Skylines
Steamの街作りゲームでは一番プレイヤーが多いゲームだと思います。パラドックス社のゲームらしくDLCが多すぎる印象ですが、BGMの追加やちょっとした建物の追加だけのものもあり全部を揃えなくてもゲームを楽しむことができます。最初はDLCなしでも十分なくらいです。シムシティが好きなだった方におすすめのゲームです。私もシムシティがプレイしたくて代わりに購入したくちです。街を大きくすることを楽しむか渋滞を解消することを楽しむか豊富なMODを使ってリアルな街並つくるのをたのしむかなどそれぞれのプレイスタイルで遊ぶことができる懐が深いゲームです。
Dawn of Man
古代を舞台にした街作りコロニーシミュレーションゲームです。マンモスやケブカサイなど野生動物を狩って生活するから鉄器で農耕を行う生活へと時代が変化する中で技術開発を行いながら街を運営していきます。野生動物を狩るための武器の製作や狩猟した動物の肉や革の加工など原始時代の生活をシミュレーションすることができます。外敵の来襲や宗教を使うことでストレスがなくなるなど衣食住の他の要素も取り入れられているところが面白いところです。
アイドルマネージャー
アイドルを育てて芸能事務所を運営していく経営ゲームです。ストーリーモードでは分岐タイプのマルチエンディングのノベルゲームとしても楽しむことができます。成人向けコンテンツのような記載もありますが多分それも目的に購入される方が期待しているような展開は残念ながらありません。ただ噂ではMODと使えば期待されていることもできるようです。アイドルグループを複数作って同時展開できるので、わざと自分が管理できないくらいの数百人のアイドルを雇い入れて、混沌とした中で事務所を経営するのが私しては楽しいゲームでした。
Farthest Frontier
中世ヨーロッパ風の街つくりゲームです。2024年時点ではアーリーアクセス中のゲームですが、十分に街つくりを楽しむことができます。季節の概念があり冬になると食物が取れなくなるなどお馴染みのルールがありますが、食料不足など資源の管理などはそれほど厳しくありません。街の発展を邪魔する要素としては野生動物の襲撃や略奪者の襲撃があります。野生動物のうち狼は移動速度が速く、視察に向かわせた村人が襲われたりします。また熊が年中街の食糧庫などを襲撃しにきます。これらは狩人を雇うことで撃退できますが、略奪者の撃退には城壁や兵士を準備しなければなりません。外部からの攻撃に耐えられる街の防御手段を考えながら街の拡張を先を決めなればならないところに、このゲームの面白さがあると思います。高い山は野生動物や略殺者は超えてきますが、湖は渡ってこれないため自然の城壁として使うことができます。
Kingdoms Reborn
最初にご紹介したBanishedに良くにたゲームです。開発者もBanishedとCivilizationを参考にしていた言われているのでその通りだと思います。基本的なゲームのルール的なものはBanishedと同じでこのゲームをプレイするたびにBanishedの完成度の高さを実感できるくらいです。2024年現在ではまだアーリーアクセス中のゲームですが十分に遊べるゲームになっていて、私は250時間ぐらいプレイしています。マップが広く複数の拠点を作ることで自分で作った街同士での交易も行えます。食料生産拠点や鉱物の採掘拠点など街ごとで分業作業的なことが行えるのが、この手の他のゲームと一線を画すところだと思います。
The Guild 3
一人の市民から領主の座を目指すゲームです。商売をして資金を稼ぎ、名声と身分を手に入れ選挙に立候補します。いきなり領主の選挙に参加できるわけもなく、門番や裁判官など街を運営する役職に就きながら領主の座を目指します。役職は選挙で決まるため影響力が大きいほど狙った役職に就くことができます。このゲームでは家族を作ることができるため、息子や娘とともに役職を独占して街の権力を牛耳っていきます。もちろん領主の座を狙うライバルも沢山登場し、最初はライバルに権力は牛耳られています。有力な候補者を暗殺したり、冤罪を与えて追放したりと正攻法でない方法で選挙を有利に進めることもできます。何をするにしてもお金が必要なため、領主になるためには街一番のお金持ちになることも重要です。
Lobotomy Corporation
ロボトミーコーポレーションの社員を指揮してモンスターを管理していくゲームです。社員は4つの選択肢の中からモンスターに対応していきます。社員ごとに得意不得意の選択肢があり、モンスター側も好む選択肢があったり無かったりします。相性が良い選択肢同士で対応するか、社員の能力でゴリ押しするかなどリアルタイムで動くゲームの中で判断しなければなりません。対応に失敗することでモンスターは暴れ出し社内は大変なことになります。社員は可愛らしく、モンスターは興味を惹かれる造形をしていて、全体的に暗い雰囲気のゲームの感じもあって没入感が高いゲームだと思います。Wikiに情報が充実して攻略のヒントになりますが、最初から見てしまうとゲームの楽しさが損なわれてしまう可能性があります。
Planet Coaster
テーマパーク運営シミュレーションゲームです。乗り物や売店などを設置して来園者を招きいれ売上を上げることが目的です。乗り物はそのまま設置して使うことができるものの他にコースターを自分で作成することができます。コースターは速度や回転数などで来園者の評価が変わります。すべても評価が高いコースターが作れるとテーマパークの大きな財産とすることができます。コースターを含む乗り物は自分も乗車することができ、一人称視点で楽しむことができます。来園者のリアクションは多岐の渡るので、乗り物に乗っている人達やテーマパークを歩く人も見ているだけも楽しいゲームです。
Planetbase
上でご紹介したDawn of Manと同じゲーム会社が作成した都市開発ゲームです。こちらの方が先に発売されています。ゲームの舞台は火星でライフラインを整で火星で住民が暮らせる環境を作ることがゲームの目的です。火星では水や電気・酸素が住民が暮らす上で必要となります。住民はドームの中で生活を行いますが、これらの施設はドーム外に設置するため、住民を危険にさらして屋外作業を割り当てたり、ロボットを作って作業を行わせたりと火星ならでの選択肢が楽しいゲームです。砂嵐でのライフラインの停止や外敵の来襲などあり、様々なトラブルに対応するための準備を常にしておかなければなりません。ドーム内では食堂やベットや運動場などせわしなく動く住民たちの動きを楽しむことができます。
Ratopia
ネズミの王女様を操作してネズミの楽園を作るゲームです。グラフィックはかわいいのですが、難易度は高めのゲームです。街を発展させるためにはネズミ達に働いてもらわなければなりませんが、仕事に応じて賃金を支払わなればなりません。ネズミからは税金を徴収できたり、食事のサービスやトイレの利用などで料金を貰います。街で保有する資金には限りがあるため、街の中で上手にお金が回るように税金やサービス料などを調整が必要なところが他のゲームとの一番の違いです。またゾンビラットの襲撃など定期的に敵の襲撃もあるため、防御面も考慮した街つくりを心がけなくてはなりません。
Transport Fever 2
鉄道・飛行機・船など多彩な乗り物を使って物流を構築する輸送シミュレーションゲームです。実在する乗り物が登場するので乗り物好きな方におすすめのゲームです。ゲームの目的としては一次産業と工場と街を繋ぎ街で発生する需要を賄い利益を上げることです。街が発展するたびに需要品目が増えその都度工場から製品を街に送るためにインフラを整備します。私は鉄道の閉塞区間を構築して複数の鉄道を自在に操ることに楽しさを感じています。Transport FeverとTransport Fever 2とでほとんどゲーム内容に違いがありませんが、グラフィックが大幅に綺麗になっているのでちょっと金額を多めに出してTransport Fever 2の方を選択することをおすすめします。
Workers & Resources Soviet Republic
2021年現在アーリーアクセス中のゲームですが、すでに600時間以上遊んでいる街作りゲームです。ワークアンドリソースの名前の通り労働者と資源を上手に活用して都市開発を行います。このゲームも人それぞれの楽しみ方があると思いますが、私は大きな工場を最大最大限稼働させることに楽しさを感じています。労働者は徒歩で移動できる距離が決まっているのがユニークなところです。そのため工場を効率良く稼働させるために、住民の生活環境と工場地帯を分けて複数の工場に通うことができるように駅を構築したり、工場に材料が足りなくならないような仕組みを考えたりとインフラ構築が楽しいゲームです。数百人単位で稼働させる工場もあるため、駅での乗り降りや工場への出入りする人やトラックを見ているだけでも楽しいゲームです。