フットボールマネージャーとサカつくの違い

フットボールマネージャーがついに日本語化されCS機でも遊べるようになりました。私はドリームキャストの時代から特大号からサカつくを遊んでいて、フットボールマネージャーを遊びだしたのは2009からです。フットボールマネージャーとサカつくの違いについてご紹介します。

フットボールマネージャーは監督をシミュレートするゲーム

サカつくとの一番の違いはプレイヤーはあくまでも監督です。オーナーではないので、チームの資金繰りやスタジアムの建設などの決定権はありません。監督として理事会を通して選手獲得のための資金の増額や選手のための練習場の建設などを意見することができますが、ほとんどの場合意見が通ることはありません。フットボールマネージャーは限られた予算の中でチームをやりくりしていくことを楽しむゲームだと思います。

選手は転生しない

引退した選手が若い年齢で転生してきたり、レジェンドプレイヤーが移籍市場に現れることはありません。その代わりフットボールマネージャーでは膨大は現役選手のデータを持っているため、リザーブリーグなどから有望な若手を発掘することができます。またユースチームには架空選手が登場するので、選手が引退していっても選手がいなくなることはありません。私はどちらかというと一部リーグの大きなチームでプレイするよりも架空選手で下部リーグからチームを押し上げていくことの方が好きです。

試合中に実況がない

サカつくの試合で起こる光プレイのような演出も試合を盛り上げる実況もありません。考えないと試合は淡々と進みます。それでもフットボールマネージャーでは試合中の采配はとても重要です。相手は劣勢か優勢かによってフォーメーションや戦術を変えてきます。試合終盤になるといつの間にか4トップのような感じになっていることもあり、ボーっと見ていると逆転されてしまいます。試合中は相手や味方の状況を見ながら守るのか攻めるのかしっかり判断しないと連勝を続けることができないゲームです。

前半で4点リードしてもフォーメーションを誤ったり、相手への対応を間違ってしますと同点にされてしうこともあります。試合は中の監督の采配はとても重要です。

秘書がいない

サカつくのように秘書がいてゲームを進めてくれることはなく、自分で画面上から必要な情報を取捨選択する必要があります。最初は情報量が多すぎて分けが分からなくなりますが、慣れてくれば大丈夫だと思います。秘書がいない代わりに、サカつくと違ってコーチやスカウトが非常に多く名前を覚えきれないくらいいます。

分かりやすい選手のレベルアップ演出がない

サカつくは選手間の連携がイベント突然良くなったり選手のパラメーターが上がったりしますが、フットボールマネージャーでは分かりやすい演出で選手やチームが成長することはなく、留学させてもレベルアップしたりしません。それでも試合に使っていると成長したり、レンタル移籍などで成長を促すことはできます。派手な演出はなく淡々とゲームが進んでいくので、選手の成長具合は自分でしっかり確認する必要があります。

ケガが多い

フットボールマネージャーでは選手がすぐにケガをします。ケガの具合は3日くらいで治るものから半年くらいかかるものまで様々です。ケガを良くするおかげで、控えの選手のモチベーションや試合勘などに注意する必要があり、選手のローテーションなどを考える楽しみがサカつくよりもある気がします。

ゲームオーバーがない

チームが破産しても、降格してもゲームオーバーにはなりません。プレイヤーは監督なのでいつでも他のチームに移ることができます。監督を止めると浪人状態になって、どこかのチームからのオファーを待つことになります。監督としてチームを率いていても引き抜きのオファーがあるので、チームを昇格させていくだけでなく、監督個人としてビッグクラブで移ることも可能です。代表クラブとクラブチームを兼任することもできます。

戦術の設定はサカつくより細かく設定できる

フットボールマネージャーはサカつくよりも細かく戦術を設定することができます。相手ひとりひとりにどれくらいプレスやタックルに行くかや、どちらの足を封じるかなど設定を行うことができます。攻撃時でもボールを足元で繋ぐかスペースに出すかの他に、中央から攻めるかサイドから攻めるかの他にオーバーラップやインナーラップを使うなど最近流行りの戦術を支持することができます。選手はポジションの他に役割も選択することができ、同じトップ下でもエンガンチェとトレクァルティスタが選択できたりします。私には正直なところ違いは良く分かりませんが、なんとなく雰囲気で使い分けたりしてゲームを楽しんでいます。