ゲーミングPCに必要なCPUの性能
ゲーミングPCを選択する時に注目するパーツはCPUとビデオカードだと思います。CPUはインテルとAMDの2社があり、その中でも様々な選択肢があります。普段PCゲームを楽しんでいるゲーミングPCのスペックをもとに、最新のCPUのベンチマークと比較してコスパが高いCPUを考察します。
CPUの種類
CPUはPCがデータ処理を行うためにとても重要なパーツです。CPUの性能はコア数、スレッド数、クロック数で表現されています。基本的にどの数字も大きいほど性能が高くなります。インテルとAMDでゲーミングPCによく搭載されているCPUのベンチマークを比較します。
ベンチマークはドスパラのページから引用しています。
型番 | コア数 | スレッド数 | クロック数 | ベンチマーク |
Core i7 9700k | 8 | 8 | 3.60GHz(95W) | 1586 |
RYZEN 7 3700X | 8 | 16 | 3.60GHz(65W) | 2442 |
core i5 9400f | 6 | 6 | 2.90GHz(65W) | 1086 |
RYZEN 5 3600 | 6 | 12 | 3.60GHz(65W) | 2100 |
インテルとAMDで同じコア数で同ランク帯のゲーミングPCに搭載されているCPUで比較してみました。Core iシリーズがインテル製品でRYZENシリーズがAMD製品です。AMDの方がスレッド数が多くベンチマークが高い傾向にあります。価格を比べてみるとAMDの方が性能が高い割りに価格が安くコスパを高く感じます。インテルブランドにこだわりがないようであればAMD製品のCPUを選択肢に入れるとコスパが高いゲーミングPCを手に入れることができます。
ゲーミングPCに最低限必要なCPUの性能
実際普段PCゲームを楽しんでいるCPUの性能は4コア8スレッド4.50 GHzでインテル製です。ドスパラのベンチマークで確認すると1094でした。これぐらいの性能でもほとんどのゲームを快適にプレイすることができます。最新のゲームをプレイすると起動やロードに時間がかかると感じるゲームもありますが、SSDにインストールすることで許容範囲内でゲームを楽しむことができています。それでも今後発売されるゲームを快適にプレイすることを考えるとCore i5のシリーズは避けた方が良いかもしれません。
私が今一番ハマっているTotal War WARHAMMERの戦闘開始までのロード時間を撮った動画です。ロード時間の長さに定評があるゲームのため私のゲーミングPCではこれぐらい戦闘開始までに時間かかります。最初の方がHDDにインストール時で次がSSDです。私が許容と感じている時間はこれくらいです。ちなみにメモリは16GBです。これだと待てない方はもっと性能が高いCPUを購入されると良いでしょう。