2019 グラフィックカード・GeForce性能比較
現在(2019年12月)はグラフィックカードはNVIDEAが覇権を取っていてRTXシリーズとGTXシリーズの2つのシリーズを平行して開発販売しています。それぞれのシリーズに廉価版や拡張版があり、選択肢は多岐に渡っています。BTOパソコンショップで良く設定されているグラフィックカードの性能を比べてコスパが高いおすすめのグラフィックカードを考察します。
グラフィックカードのベンチマーク比較
ベンチマークは性能をスコアで表して比較しやすく指標としたものです。単純に数字が大きいほど性能が高いと思っていただければと思います。ベンチマークの数字はドスパラが公開している情報をもとに記載しています。
GeForceシリーズ | ビデオメモリ | ベンチマーク |
RTX2080Ti | 11GB | 1270 |
RTX2080SUPER | 8GB | 1084 |
RTX2070SUPER | 8GB | 993 |
RTX2070 | 8GB | 871 |
RTX2060SUPER | 8GB | 837 |
RTX2060 | 6GB | 747 |
GTX1660TI | 6GB | 635 |
GTX1660SUPER | 6GB | 604 |
GTX1660 | 6GB | 546 |
私が普段PCゲームをプレイしているゲーミングPCにはGTX1070が搭載されていています。GTX1070のベンチマークをドスパラのページで調べると594となっています。GTX1070のグラフィックカードはフルHDの解像度であれば、ほとんどのゲームを最高画質設定でプレイできるためベンチマーク600近くが快適にPCゲームを楽しむことができるグラフィックカードになると思います。表を見てお分かりの通りベンチマークの他にメモリ容量も記載いたしました。メモリ容量が大きいほど多くのデータを扱うことができるので、こちらも数字が大きい方が性能が高くなります。私が使っているGTX1070はGTX1660SUPERと同じくらいのベンチマークですが、ビデオメモリは8GBあります。多分GTX1070くらいの性能であればもう数年で使い物にならなくなると予想されるので、今グラフィックカードを購入されるのであれば、RTX2060SUPER以上のビデオメモリ8GB搭載のモデルとお勧めします。RTXシリーズとGTXシリーズの違いはリアルタイム レイ トレーシングとディープラーニング スーパー サンプリング の機能があるかないかです。正直なところ私もこの機能が必要かどうか判断しかねるところですが、最新技術はあるに越したことはないと考えているのでGTXシリーズよりもRTXシリーズをおすすめします。