ゲーミングPCをハイスペック・ミドルスペック・ロースペックに分類してそれぞれの価格帯を考察します。
ゲーミングPCは設定されているPCパーツによって性能が左右されます。性能が上がるほど価格は高くなり、対応できるPCゲームの幅が広がります。PCパーツは毎年性能が上がり、それに伴いゲーミングPCの性能も毎年向上しますが、ゲーミングPCの価格が上がり続けることはなく一定のところで常に落ち着きます。この自然な価格変動によって、現在のPCスペックのランクを価格帯から考察することができます。
ゲーミングパソコンの価格変動の仕組み
ゲーミングパソコンは最高スペックのパーツが発売されるとそれに伴って価格が上昇します。PCパーツメーカーは最高スペックのパーツの他に一ランク下のパーツと過去に発売した性能が高いパーツの廉価版を発売します。これらのパーツが揃うことで、最高スペックのゲーミングパソコンの価格はそれほど変動はしませんが、それよりも下のランクのゲーミングパソコンは値崩れを起こします。毎年これが栗化されることで、パーツの性能が上がってもゲーミングパソコンの価格は全体としては一定の水準を守りつづけることになります。
ゲーミングパソコンのランク別価格
ハイスペックは25万円以上の価格帯となります。CPUには8コア16スレッド、ビデオカードにはRTX2080やRTX2080Tiなどが設定されVRや4Kなどの高解像度のゲームなどもPCスペックを気にすることなくプレイすることができるゲーミングPCモデルとなります。最高性能のゲーミングパソコンを手に入れたいのであればこの価格帯を選択されると良いでしょう。
ミドルスペックは15万円以上の価格帯となります。CPUには6コア12スレッド、ビデオカードにはRTX2070やRTX2060などが設定され3Dグラフィックのゲームを快適にプレイできるモデルが多くあります。PCゲームを最高画質でプレイされることを考えているのであれば、この辺りの価格帯がコストパフォーマンス的にもおすすめす。
ロースペックは10万円以上の価格帯となります。CPUはミドルスペックとそれほど変わらず6コア12スレッド、ビデオカードはGTX1060やGTX1660などのビデオメモリが6GBの製品が多く設定されています。ゲームによっては最高画質でのプレイができないものが出てきます。初めてゲーミングパソコンを購入される方は、この辺りのスペックのゲーミングパソコンを購入すると、せっかくゲーミングパソコンを購入したのに画質を落としてのプレイを余儀なくされることが予想されるので、おすすめしません。
おすすめの価格帯
PCゲームをプレイするために4kの解像度はまだ早いと感じているので、ハイスペックのパソコンの性能までは必要ないと思います。またロースペックのパソコンも最高画質でプレイできないゲームがこれからもっと増えてくると予想されるので、おすすめできません。一番コストパフォーマンスが高いと感じる価格帯は13万円~16万円ぐらいだと感じています。これくらいの価格帯になるとビデオカードも8GBのメモリを積んだ製品が設定され、メインメモリも16GBなどに容量が上がってきます。この価格帯は競争力が高いのか、キャンペーンなどでCPUのランクが上がったり、SSDに高性能なパーツが設定されたりとお買い得感がとても高い価格帯です。各BTOメーカーのセール情報やキャンペーン情報を見ながら13万円~16万円辺りの価格帯のゲーミングパソコンを探すとコストパフォーマンスが高いゲーミングパソコンに巡り合うことができると思います。
ゲーミングパソコンセール情報
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