ゲーミングパソコンを選ぶときはビデオカードが一番重要

ゲーミングPCとはゲーム用パソコンとして注目を集めているパソコンです。PCゲームを稼働させるためにPCに要求されるスペックは高く、グラフィックの描画に関しては技術の最先端に達します。ゲームを楽しむだけに本当にそんなに性能が高いパソコンが必要なのかと言われると疑問が生じます。ゲームが楽しめるコストパフォーマンスが高いパソコンをビデオカードを中心に考察します。

ゲーミングパソコンはなぜハイスペックを求められるのか

PCゲームは古くはフロッピーやCDなどの媒体を読み込むことで楽しまれてきました。現在ではほとんどがHDDやSSDに保存される形でPCはゲームを実行します。この時点でデータを保存するための大きなデータ保存領域や保存したデータを素早く呼び出すための仕組みが必要となります。この辺りの処理はCPUが担当し、性能によってゲームのロード時間などが左右されるためゲーム用パソコンはCPUの性能が高いものを多く見かけます。グラフィックの描画も本来はCPUが制御していますが、3Dグラフィックの描画となるとデータ量が多いためGPUと処理を分担して行います。GPUはビデオカードに組み込まれています。このようにゲームを円滑に動かすためにはCPUとGPUの性能が高くなるのでゲーム用パソコンは自然とハイスペックなパソコンとなります。

ビデオカードの性能

GDDRとVRAMで性能を見ることができます。GDDR、VRAMとも数字が大きいほど性能が高くなります。最高画質で快適に3DグラフィックのゲームをプレイするならGDDRは5か6、VRAMは6GBか8GBを選択されると良いでしょう。2019年7月の時点ではRTX2060が一番コストパフォーマンスが高いビデオカードだと思います。フルHDの3Dグラフィックのゲームであればスペック不足に悩まされることはありません。RTX2060が搭載されているゲーミングパソコンならセールのタイミングがあえば13万円前後で購入できるためおすすめです。推奨スペックの表示でVRAM（ビデオメモリ）が8GB以上と記載あるゲームもありますが、6GBのRTX2060は8GBのGTX1070Tiとベンチマーク上でもほとんど性能に違いがないため十分に対応できるビデオカードです。

最高画質でプレイできるゲーミングパソコンがおすすめ

PCゲームはユーザーの様々な環境を考慮して画質の設定画面が設けられています。ゲームが要求するスペックに満たないゲームでも解像度や画質を落とすことでプレイすることができます。せっかくゲーミングPCを新しく購入するのであれば、ゲームの性能を存分に発揮できるパソコンを購入したいところです。VRや4kなどの高解像度のゲームではRTX2070やGTX1080以上の性能があるビデオカードが搭載されたゲーミングパソコンがおすすめです。フルHDの3DグラフィックのゲームならRTX2060以上のスペックのビデオカードが搭載されたゲーミングパソコンを購入されると良いでしょう。ゲーミングPCは3年から5年で買い替えるものですが、あまり妥協すると十分な満足感を得られずに買い替えのタイミングが早くなってしまい逆にコストがかかると思います。ご自身がプレイされるゲーム内容にあったゲーミングパソコンの選択をおすすめします。

最高峰のビデオカードでなくもでビデオメモリが8GBあるモデルであれば、ほとんどのゲームを最高画質設定で快適にプレイすることができます。フルHDの3Dグラフィックであれば沢山のキャラクターがひしめき合うRTSのようなゲームでもコマ落ちすることなく綺麗な映像でゲームを楽しむことができます。

コストパフォーマンスが高いおすすめのゲーミングパソコン

ツクモのRTX2060が搭載されたモデルが今一番コストパフォーマンスが高いと感じます。CPUも6コア12スレッドのAMD Ryzen™ 5 2600が搭載されビデオカード、CPUともに高性能なゲーミングPCです。ストレージにも2TBのHDDと500GBのSSDが設定さていてデータ保存量も十分にあります。特にSSDが500GBと余裕があることからゲームをインストールすることができ、より一層ゲームを快適にプレイすることができます。この性能で12万円代はとてもお買い得だと思います。