ゲーミングPCの掃除やってみました
先日突然のシャットダウンを気に以前から気になっていたゲーミングPCの清掃を行うことを決断しました。購入から4年メンテナンスなく良く無事で稼働し続けてくれたものと感心します。清掃時に使った道具と、注意した点をこれからゲーミングPCの清掃を使用と考えている人の助けになればと思いご紹介いたします。
使った道具
清掃のために使用した道具はスポンジタワシ、綿棒、エアダスターの3点とPCの蓋を開けるためのプラスドライバーです。エアダスター以外の道具は最初から家にあったので、ほとんどお金を掛けずに清掃を行うことができました。
注意点
PCの汚れはひどく、なでただけでは汚れが落ちそうにもなかったので水拭きをしようと考えました。電気製品に水はとお思いの方もおられると思いますが、ヒートシンクの溝やファンの羽など通電がされてないような箇所では関係ないという勝手な思い込みから実行いたしました。もちろん電源はケーブル抜き数時間放置して放電仕切った状態で作業を行います。また素手での作業なので絶対に基盤など通電されるような箇所には触れずに作業を行います。これは静電気による回路の故障を防ぐためです。本当なら静電気除去などのためのゴム手袋をするのが一番だと思います。
清掃箇所
PCケースの排気口、排熱ファンの羽、ヒートシンクの溝を水拭きします。
清掃手順
1.PCケースの蓋を開ける
2.排気ファンをケースから外す
3.排気ファンの羽の埃のふき取り
4.ヒートシンクの溝の清掃
5.PCケースの排気口の清掃
6.排気ファンのケースへの取り付け
7.PCケースの蓋を閉める
清掃方法
ゲーミングPCはパーツ交換を容易に行えるように配慮されているのか、プラスドライバーで簡単に蓋を開けることができます。ドライバーでネジさえはずせば、横面を少しずらすだけで蓋を外すことができると思います。蓋が空いたら排気ファンを外します。中を見ると私のゲーミングPCには3つ付いていましたが、ケースについている2つのファンだけを外し、残りのヒートシンクに付いているファンはネジ以外の部品でしっかりと固定されていたため、そのまま作業を行いました。ファンの清掃は綿棒を使いました。排気ファンは2ともネジの他に電源ケーブルでケースと繋がっていましたが、簡単な清掃なので接続口が壊れるなどのトラブルを避けるため、電源ケーブルは外さずに作業を行いました。綿棒は水で濡らして湿り気を付けることで、触るだけで埃を取ることができ、ほとんど力を入れずに清掃を行うことができます。これなら電源ケーブルでぶら下がっている状態のファンを少し固定して上げることで、綺麗にすることができます。ヒートシンクの排熱を行うための溝は排気ファンの裏側にありましたが、排気ファンの羽の間から綿棒を入れることで十分に清掃を行いことができました。分解してパーツを壊してしまうより、難しいと感じる作業であればやらないという選択肢を選ぶことはとても良いことだと思います。ヒートシンクの溝の清掃が終わったら、ケースの排気口を表と裏から吹き掃除して拭き掃除は終わりです。外したパーツをケースに戻すまえに水気を飛ばすためと、ケース内に落ちた埃を飛ばすためにエアダスターを使います。基盤に埃が掛かっていないように気を付けると良いと思います。絶対に基盤に手を触れないように注意したいところです。
清掃後
清掃後電源を入れると通常通りPCは起動いたしました。基本的にはなにも手を加えていないので当然ですが、これで一安心です。清掃後は清掃前に比べると動作音が小さくなった気がします。ヒートシンクの溝は埃まみれで、排気口は髪の毛や埃などが詰まっていたため、これがなくなって排熱の効率が良くなったからだと思います。PCのシャットダウンや性能が少し落ちたと感じた時は清掃を行ってみるのが良いかと思います。