ゲームに必要なCPUのコア数
CPUのコア数は年々増加傾向にあり、20以上のコアを持っている製品もあります。コア数が多いほど高性能なイメージがありますが、ゲームを楽しむためにどのくらいのコア数が必要か判断が難しところです。CPUの性能について考察します。
ゲームによってはマルチコアをうまく使えない
古いゲームほどマルチコアをうまく使えない傾向にあります。単純にコア数が多ければ良いのでなく、コアひとつひとつの性能の方が重要となります。同じコア数でも周波数が高いほど処理能力が高くなるのでコア数はそこそこで3GHz以上のCPUを選択されると良いと思います。ちなみに私が使っているCorei5-13400Fは2.5GHzなのですが、Big Ambitionsというゲームを起動したら周波数が2.5GHz以上無いので、システム要件にみたしていないみたいなメッセージが表示されました。
周波数を設定で上げることができるCPUがある
性能が高いCPUになると必要に応じて周波数を上げる機能がついています。Intelの場合はターボブーストと呼び稼働していないコアを使って周波数を上げることができることができます。ターボブーストを使えば私のCorei5-13400Fでも4.5GHz程度まで周波数を上げることができます。ターボブーストのことを考えるとコア数も大いに越したことはないかもしれません。
CPUの性能が低いとGPUの性能が発揮できない
CPUの性能が低いためにレームレートが落ちると言われていますが、この現象が起こりえるのはフレームレートが60FPS以上の場合です。4Kで60FPS以上やフルHDで240FPS出したい場合などです。高い解像度や高いフレームレートでゲームを遊びたい場合はGPUと同ランク帯のCPUが必要となります。
i7 7700Kからi5-13400Fに変えてみた感想
i7 7700Kは4コア8スレッド4.2GHzでi5-13400Fは10コア10スレッド2.50 GHzです。正直なところ動作速度にそれほど大きな違いは感じません。i5-13400Fを選択した理由はRTX3060Tiを選択したところ、たまたま設定されていたからです。特に不満もありませんが、わざわざターボブースト機能を使えるように設定しているので、ケチらずにCorei7のシリーズを設定していたらなと少し感じています。