初心者のためのゲーミングPC一式をそろえるための基礎知識
ノートタイプのゲーミングPCであればそのまま起動させてPCゲームを楽しむことができますが、BTOパソコンショップでデスクトップタイプのゲーミングPCを見るとほとんどは本体のみで、PCゲームを始めるためには他にディスプレイやスピーカーなどが必要になると思います。これからゲーミングPCの購入考えている方のためにゲーミングPC一式をそろえるとどのくらいの予算が必要になるか考察します。
ノートタイプのゲーミングPC
ノートタイプであれば全て一体型になっているため電源を繋ぐことですぐにゲームを楽しむことができます。10万円前後の価格帯から選択することができますが、この価格帯のスペックでは3Dグラフィックのゲームを快適に楽しむにはちょっとグラフィックボードの性能が物足りません。最低でも15万円くらいの価格帯の選択をされると良いと思います。この価格帯であれば、グラフィックボードの選択肢に60シリーズが入ってきます。できれば20万円前後の金額で70シリーズのグラフィックボードが設定されているモデルを選択されると快適に3Dグラフィックのゲームを楽しむことができると思います。
デスクトップタイプのゲーミングPC
デスクトップタイプでは本体以外にキーボード・マウス・ディスプレイが必要となります。本体はノートタイプよりも選択肢が多く、20万円前後でミドルスペックのゲーミングPCを購入することができます。キーボードは千数百円から購入することができすが、どうせならキーを押したときに気持ちいいメカニカルキーボードを選択したいところです。メカニカルキーボードは15,000円前後で購入できると思います。マウスについても数千円から購入することができますが、せっかくなら複数のボタン設定があるマウスを選択されるとキーボードを触っていない手でも様々な操作をすることができるので、PCゲームを楽しめると思います。ボタンが複数あるマウスはゲーミングマウスなどで検索すると見つけることができます。価格帯としては15,000円前後で購入できると思います。ディスプレイは大きさや解像度や求めるリフレッシュレートによって価格が大きく変わってきます。PCゲーマー多く利用しているサイズは24インチだと思います。24インチで144hzのリフレッシュレートのディスプレイを選択するなら25,000円前後の金額で購入できると思います。144hzのディスプレイであれば高フレームレートでゲームをプレイすることができ、滑らかな映像でゲームを楽しむことができます。全体としてノートタイプのゲーミングPCよりも金額が上がるイメージがありますが、それなりの性能の付属品を選択しているからです。一番安いパーツを選択するとノートタイプのゲーミングPCより購入金額を抑えることができると思います。
ヘッドセット
耳が塞がれるのが嫌いなため私は使用しませんが、FPSなど音でゲームの勝敗が分かれるようなゲームを楽しむ人にはヘッドセットは重要なパーツとなると思います。またノートタイプのゲーミングPCではゲーミングPC本体を身近に置くことになるため、ゲーミングPCの動作音が結構気になります。ヘッドセットがあることでゲームを集中して楽しむことができるようになります。1万円前後の価格帯が売れ筋のようです。
ストレージ
データを保存するパーツです。HDDとSSDから選択できます。価格はHDDの方が安いですが、性能的にはSSDの方が優秀です。SSDの方がデータの読み込みを早く行うことができ、SSDにゲームをインストールすることで、起動時間やプレイ中のロード時間を短縮させることができます。ノートタイプのゲーミングPCでは後から交換などが難しいため、ゲーム保存用に外付けのSSDを用意されても良いかと思います。1TBで1万円くらいで購入できます。デスクトップでは内蔵型のSSDを交換または増設することもできます。NVMe接続のSSDであればより速度を実感できると思います。こちらも1TBで1万円前後の金額で購入することができます。