Steam アーリーアクセスのメリット・デメリット
Staemのアーリーアクセスのメリットとデメリットについて考えます。私は頻繁にアップデートされるゲームが好きなので、アーリーアクセスのゲームを結構購入しています。アーリーアクセスで完成させずに売り逃げにあった話も目にしますが、私が購入した20近くのアーリーアクセスのゲームは今のところ全て完成か開発が継続中です。
アーリーアクセスは売り逃げが多い?
アーリーアクセスのゲームで開発が途中で終わってしまったり、コンテンツが不十分なまま正式販売が開始されたゲームはあります。個人的な印象ではオープンワールドサバイバルクラフトのゲームジャンルに多い印象です。アーリーアクセスを実施するメーカーは少人数で開発しているインディーメーカーが多く、レビューの評価次第では精神的に厳しくなってくるみたいです。Mirror 2: Project XなんかはユーザーはMirrorの続編を期待したのにメーカーとしてはそうではなかったようで、ユーザーからの脅迫のようなものもあってゲーム開発を中止した経緯があります。
アーリーアクセスに向いていないゲーム
ストーリーを楽しむゲームは当然ながらアーリーアクセス中は話が完結していないことと、完成したとしても最初からゲームをやり直すことが面倒になってしまうことがありアーリーアクセスに向いていないゲームジャンルだと思います。オープンワールドサバイバルクラフト系のゲームはストーリーやゲームの終わりがない場合がありますが、開発の範囲が大きくなる為か開発が中断したり機能が十分に実装されない場合が多い印象があります。
購入した中で一番アーリーアクセスが長いゲーム
アーリーアクセスで購入したゲームの中ではWorkers & Resources: Soviet Republicのアーリーアクセス期間が一番長いです。2019年からアーリーアクセスが始まり2023年もアーリーアクセスが継続しています。街作りゲームなのでアップデータがある度にプレイしなおしているので、トータルで1000時間近くプレイしています。どこで完成とするか分からないゲームですが、もっとアーリーアクセスが続いてほしいとも思えるゲームです。
アーリーアクセスのメリット
メリットとしては製品版よりも少し安く購入することができ、機能追加を楽しむことができる点です。日本語対応の予定があるゲームでは徐々に翻訳精度が上がっていったりします。Noitaはアーリーアクセス時点でほとんど完成していましたが、製品版ではボスやイベントが追加されとても満足できるゲームでした。
アーリーアクセスのデメリット
デメリットは違う方向にゲーム開発が進んでしますところです。They Are Billionsもアーリーアクセスから購入しました。面白いゲームですが完成時についたキャンペーンモードがもう少しどうにかならなかったのかとちょっと不満です。Good Companyもアーリーアクセスからプレイしていましたが、製品版でもそれほど機能が追加されていないと感じたので、アーリーアクセスで購入する必要は無かったかなと思えました。
現在完成を待っているゲーム
2023年現在でもアーリーアクセスで購入して完成を待っているゲームがあります。Farthest Frontier、Kingdoms Reborn、We Who Are About To Die、Workers & Resources Soviet Republic、デイヴ・ザ・ダイバーです。Farthest FrontierはGrim Dawnを開発した会社なので、売り逃げはないと思い購入しました。Kingdoms RebornはBanishedに似たゲームがプレイしたくて、他と迷った末に購入。このゲームはアーリーアクセス中でも完成度は高いと思います。We Who Are About To Dieはこのタイプのゲームがプレイしたいことと、日本語対応を匂わしているので、買ってみました。Discordなどを見るとゲーム製作者が幸せそうでなによりです。デイヴ・ザ・ダイバーはSteamのウインターセールに衝動買いです。
アーリーアクセスはおすすめか?
私が好きなゲームジャンルが街作りやストラテジーなので、アーリーアクセスと相性が良いためか楽しめています。アクションでもNoitaは楽しめましたが、デイヴ・ザ・ダイバーは途中で止めてしまいました。なぜ止めてしまったかを分析するとNoitaはストーリーが全く無く、デイヴ・ザ・ダイバーはなんとなくでもストーリーが展開していくところに違いがあります。個人的にはストーリーがあるゲームは、完成してからまとめてプレイした方が楽しめるかなと感じてしまい、アーリーアクセスは楽しめませんでした。
アーリーアクセスを購入する判断材料
発売同時にアーリーアクセスを購入することはおすすめしません。Steamではゲームのアップデート情報を見ることができるので、アップデートの回数や間隔で購入を判断することが良いと思います。アップデートにはバグフィックスと機能追加があります。またアップデートの情報としてこれから実装予定の機能を紹介があったり、ロードマップを公開しているゲームがあります。これらの情報を公開していメーカーのゲームなら購入した後に後悔することはないと思います。