PCゲームで使えるゲーム画面自動翻訳ツール
PCゲームのゲーム画面に表示される文章を翻訳するためには、画面情報の読み取りを行う必要があります。画面読み取りの機能はOCR(光学的文字認識)と呼ばれていて幾つかの翻訳アプリに搭載されています。PCゲームで使える翻訳アプリをご紹介します。
Deepl翻訳
ブラウザとアプリ版があり、アプリ版の方でOCR機能を利用することができます。ブラウザ版はアカウントの作成など無くても利用することができますが、アプリ版はアカウントの作成が必要です。無料版では1回の操作で翻訳できる文字数に制限がありますが、ゲームで利用する分には全く問題ない制限だと思います。Google翻訳よりも制度が高いと評判です。
翻訳支援ツールPCOT
日本の方が作成されている自動翻訳ツールです。翻訳にはGoogle翻訳とDeeplのどちらを選択することできます。翻訳内容を自動的に読み上げてくれる機能があるので、全画面表示のままでアプリを切り替えることなく文章を理解することができます。Deepl翻訳にも読み上げ機能はありますが、こちらは読み上げボタンのクリックが必要です。
自動翻訳ツールの使い方
Deepl翻訳、翻訳支援ツールPCOTともにショートカット機能が充実しています。ショートカット機能を使うことで、ゲームが画面を開いたままで画面キャプチャを行うことができます。翻訳支援ツールPCOTではCtrl+Shift+F、Deepl翻訳ではCtrl+f8でキャプチャ機能が起動します。どちらも起動時に画面前面にアプリが表示されるので、画面切り替えの煩わしさはそれほどないと思います。
XUnity.AutoTranslator
ゲーム開発エンジンにUnityが使われているゲームに使用することができるMODです。画面キャプチャではなく、表示された文章をリアルタイムで翻訳します。一度翻訳された文はテキストファイルにまとめられている為、次回からは翻訳された文章で表示されます。またテキストファイルは編集できるため、気になる翻訳は手動で変更することができます。翻訳実行ファイルとフォントファイルをそれぞれダウンロードして使用します。
XUnity.AutoTranslatorの使い方はこちらのブログにまとめてあります。
MODで翻訳する
SteamやVortexなどのMOD管理ツールを使って翻訳MODを入れることで英語のゲームを日本語でプレイできるようになります。ただすべてのゲームに日本語化MODが作成されている分けではありません。またMODなので、ゲームのアップデートがあった場合などには使用できなくなることもあります。
Vortexのページは一部しか日本語に対応していません。アカウントの作成や操作方法などMODを見つけたり入れたりするまでに、結構ハードルが高いかもしれません。Steamではゲームを購入しなければなりませんが、MODの設定ならSteamのワークショップが一番簡単に利用できます。