Steam ゲームを日本語に翻訳する方法
Steamでは世界中のゲームを購入することができますが、英語のみで日本語に対応していないゲームも多数あります。英語が苦手な人でも翻訳ツールや日本語化MODを利用することで、日本語でゲームが楽しめるようになります。ゲームを日本語に翻訳する方法をご説明します。
翻訳ツールを使う
翻訳ツールと使えるのはOCR機能がある翻訳アプリです。OCR機能があることでゲーム画面上にある文字を読み取ることができ、翻訳ツールで翻訳を行うことができます。有名な翻訳ツールは翻訳支援ツールPCOT、Capture2Text、Deeplなどがあります。またスマホアプリのGoogleレンズを使う方法があります。
翻訳支援ツールPCOT
日本の方が作成されている翻訳ツールです。翻訳にはGoogle翻訳とDeeplを選択することができます。ショートカットを活用してゲーム中いつでもアプリを呼び出すことができ、瞬時に翻訳が行えます。翻訳された内容の音声再生にも対応しています。
Capture2Text
画面から文字を読み取るためのアプリです。ショートカットを使用して画面から読み取りたい文字を囲むことでクリップボードに保存されます。文字情報がクリップボードに保存されるので、好きな翻訳アプリに貼り付けることで翻訳を行うことができます。
Deepl
Google翻訳よりも翻訳精度が高いと評判の翻訳アプリです。以前は翻訳だけでしたが、OCR機能が追加されました。ショートカットキーでアプリを起動して任意の文字列を囲むことで翻訳を行うことができます。翻訳した内容の音声読み上げ機能もあります。
Googleレンズ
ゲーム画面にスマホをかざし、Googleレンズで読み取ることでスマホ画面で翻訳された文章を確認することができます。ゲームをプレイしながらスマホを持つことは難しいですが、他のアプリよりも広範囲に翻訳を行えることに利点があります。例えば画面に複数のボタンがあり、それぞれのボタンについて翻訳したい時等は、Googleレンズなら一発で行うことができます。
日本語化MODを使う
MODとは改造データのことです。言語情報を改造することでゲームが日本語に対応します。ただ日本語MODの製作者は少なく、日本語化したいゲームに必ず日本語化MODがある分けではありません。またMODデータの設定は、圧縮・展開やフォルダ・ファイル名の変更、ファイルの拡張子の変更などフォルダやファイルの取り扱いになれている必要もあります。
Vortex Mod Manager
MODの管理ツールで有名なのはVortexです。様々なゲームのMODのダウンロードを行うことができます。Vortex自体にMODがなくてもVortexの存在を認識しておくことはMODの設定に有効です。MODにはMODを有効にするためのMODなどがあり、それらのMODはVortexにあったりします。
SteamでMODを設定する
MODの設定はStaemを使うとワンクリックで行うことができます。MODの設定は面倒そうだけどMODで遊びたいと考えている方は、ゲームをSteamで購入することをおすすめします。Steamのストアページのコミュニティハブでワークショップに対応しているゲームは簡単にMODを設定することができます。
Unity限定の翻訳方法
ゲームの開発は開発エンジンが使われていることが多くあります。UnityやUnrealEngineが有名です。Unityで制作されたゲームはXUnity.AutoTranslatorを使用することで日本語に翻訳することができます。元々は日本語のゲームを海外の言語に翻訳するために開発されたシステムのようですが、逆に利用することで英語を日本語などに翻訳することができます。ただXUnity.AutoTranslatorの設定は面倒です。設定にはパソコンの基本操作ができる程度の知識が必要となります。