SteamでPCゲームを安く買うための基礎知識
Steamはユーザー数が一番多いPCゲーム販売のプラットフォームです。品揃えが多く世界中のゲームを購入することができます。他のプラットフォームとの違いはコミュニティツールの充実にあります。コミュニティツールでは、レビュー機能の他攻略情報やバグ情報を共有する掲示板やユーザーが作成したMODをアップロードダウンまたはダウンロードできる機能があります。これらの機能はSteamで使えるキーが登録されるゲームあれば利用することができます。
Steamのセールイベントを活用する
Steamでは1年を通してイベントが開催されます。一月は旧正月セール、6月はサマーセール、12月はウインターセールなどです。その他にもオータムセールやハロウィンセールなど季節や行事に合わせてセールイベントが開催されています。セールによっては出品される品数や割引額が変わってきます。サマーセールとウインターセールが一番規模が大きいセールイベントです。ただ大きなセールイベントでは注目を集めにくいゲームはイベントの前にセールを開始したります。Steamでは大きなイベントの他に週末限定や一週間限定などのセールも行っているので、ほぼ毎日セールを行っていると言っても良いかもしれません。
セールを上手に活用するには
Steamに出品しているゲームは販売年数が経つほど割引額が大きくなります。発売記念で10%引き、一年後に30%引き、2年後に50%引き、それ以降になると70%引きなどになるゲームもあります。Steamでは気になるゲームはウィッシュリストに登録しておくと発売日やセール時にメールで知らせてくれる機能があります。Steamのセールはほぼ毎日行われているので、いつの該当のゲームがセール対象になるかわかりません。セール情報を見逃さないようにウィッシュリストにとりあえず登録しておくと良いと思います。SteamDBはSteamの公式サイトではないですが、ゲームの値段の推移と最安値を確認することができます。値引き率などが気になる方はこちらのサイトを見てみるのも良いかもしません。
ウィッシュリストを充実させるためには
Steamでは購入履歴やウィッシュリストの内容からおすすめのゲームを紹介してくれます。Steamのタイトル画面を下にスクロールしていくとイベントや沢山のゲームを見つけることができます。それとは別にディスカバリーキューを利用することで話題のゲームや新作ゲームを見つけることができます。PCゲームは海外のゲームメーカーが多いため、日本語に対応されているゲームはほとんどありません。ただPCゲームにはMODというゲームデータを改造して楽しむ文化があります。人気のゲームはMODを活用して有志の方が日本語に対応してくれることもあるので、日本語に対応してなくても気になってゲームはウィッシュリストに入れることをおすすめします。またウィッシュリストの状況はメーカー側も確認することができるらしく、日本からのウィッシュリスト登録数が多くなれば、公式で日本語に対応してくれるかもしれません。
外部サイトを利用する
Steamでゲームを購入しなくてもSteamキーを取り扱っているサイトでゲームを購入すればSteamコミュニティを活用することができます。Steamキーは個人売買で取り扱っているサイトがありますが、それらのサイトで購入したキーは無効になるなどの問題が発生するおそれがあります。また問題が発生しても個人間の取引のため問題解決がスムーズに行えない可能性があります。公式のSteamキーを取り扱っているサイトを利用することをおすすめします。これらのサイトは外部サイトと呼ばれたりしています。チャリティーなどの目的のために複数のゲームをまとめて販売されていたり、月ごとでセット販売されるゲームの内容が変わったりする販売方法など、ガチャのような楽しみ方ができるサイトもあります。それらのサービスを提供しているサイトはFanaticalとHumble Bundleが有名です。気を付けなければならないのは国産のゲームを購入する場合です。日本からこれらのサービスを利用した場合に国産のゲームは購入できなかったり、日本語対応機能がはずされたりされてきました。最近では少し改善されてきましたが、国産のゲームを購入される時は注意された方良いと思います。
アーリーアクセスを活用する
Steamでは完成前のゲームを販売するアーリーアクセスという面白い機能が実装されています。メーカー側の利益としては開発中のゲームを販売できることから、資金繰りが良くなることです。ユーザー側としては安くゲームを購入することができることです。お金の部分だけでなく、アーリーアクセス中メーカー側は機能を追加やバグを解消してくれます。ユーザーからのフィードバックも受け付けているので、欲しい機能の要望を送ることができます。ゲームの機能が追加されることで、その度に新鮮な気持ちでゲームをプレイすることができるので、一つのゲームを何度でも楽しむことができます。ただそれができるには活発に開発を続けてくれるメーカーであればの話です。アーリーアクセスでは思ったほど販売できずに開発が中断してしまったり、明らかに開発途中なのに完成品として販売を始めてしまったりするケースもあります。12年間アーリーアクセスを続けて完成したゲームを私は知っています。このゲームは完成した後もパッチでアップデート続けていてSteamでも結構評価が高いゲームです。アーリーアクセスには当たり外れがたしかにあるので、それも含めて楽しめる方におすすめです。
PayPalのアカウントを作る
SteamではSteamウォレットという機能があり、電子マネーを登録することができます。PayPalのクーポンも登録することができ、Steamゲームを購入することができます。PayPalはオンライン決済サービスなので支払方法でPayPalをそのまま使用しても良いと思いますが、PayPalアカウントを持っているだけためにクーポン券が当たります。対象者にメールが送られてきて、設定を行うとクーポンを手に入れることができます。またPayPalではキャッシュバックのイベントも行っていて多くのクーポンを得るチャンスがあります。Steamのセール中に被せてイベントを開催することが結構あるので、PayPalアカウントを持っているとSteamのセールがもっと楽しくなるかもしれません。