【Hearts of Iron IV 攻略ブログ】
軍隊の運用方法

Hearts of Iron IVは陸海空と軍隊が分かれています。陸軍は前線を設定することで侵攻や防御を行うことができ、空海軍は地域を選択することで広範囲に軍隊が展開されます。日本から中華民国への侵攻を例に軍隊の運用方法を考察します。

海軍の展開

ゲーム開始時海軍は港に点在しています。海軍を一か所のまとめることで一人の司令官で海軍を統率することができます。

港を選択すると駐留している海軍が選択されます。移動したい港を右クリックで移動が行え、同上に他の海軍がいる場合リストから戦艦をドラッグすることで所属する部隊を移動させることができます。

海軍を選択して哨戒などを選択し海域を右クリックすると、該当の海域に対して選択した命令が実行されます。命令が実行される海域は色で判断することができます。また上陸作戦を実行するためには該当の海域に対して制海権を持って置く必要があるため、日中戦争を行う際は最初に制海権を取ると良いでしょう。

空軍の展開

空港を選択すると空軍を展開することができます。空軍は上空と地上で戦闘を行う戦闘機の種類が行るため命令を与える際に注意が必要です。また空港から離れた地域では制空権が取れないため近くに空港まで空軍を移動させながら進軍すると常に制空権を取った状態で船戦闘を行うことができます。

全選択を行っても地域を選択しても命令が設定されていないと海軍は展開されません。選択をして命令を設定した後に空軍展開地域を選択すると良いでしょう。

陸軍の展開

陸軍は司令官を任命して戦闘ユニットを預けることで展開します。国境など相手と隣接する箇所に前線を設定してそこから侵攻をしていきます。

最初は司令官が設定されていなため師団を選択して空欄の司令官を選択し司令官を任命します。司令官が設定されている状態では師団を選択して司令官のアイコンに右クリックすると、その師団を任意の司令官に任せることができます。師団はドラッグして範囲選択を行うとまとめて選択して司令官に預けることもできます。

司令官に軍隊をあずけることができたら命令を行う司令官を選択して前線を設定します。右から3つ目のアイコンを選択すると国境に前線を設定することができます。前線を設定するとそこに陸軍が自動的に展開されます。

前線を設定すると攻撃線を設定することができます。攻撃線は右ドラッグすることで設定することができ、そこまで陸軍が進軍します。攻撃線は参加している師団数と進軍する向きの判断が行えます。画像では第1軍は全体で50師団保有していますが、前線に設定されているのは21師団のみとなります。

師団を選択してctrlキーを押しながら戦闘線を右クリックすると前線に師団を加えることができます。

一番右のアイコンを右クリックすると命令を解除することができます。前線や戦闘線が解除されるので、新しい師団を軍隊に加えた時や前線を引き直す時に利用すると便利です。

陸軍には指揮統制率がありこれが少ないと十分に戦闘ユニットが稼働しません。連戦していると補給もできず戦闘ユニットの力を発揮することができません。移動の直後や戦闘線まで到達した軍隊は常に指揮統制率や補給具合を確認してアイコンが赤の状態での進軍を避けると効率よく進軍を行うことができます。

敵より数が勝っていて戦闘に勝利しているのに戦闘線まで押し込めない場合は積極的な戦闘計画の矢印をクリックすると膠着した戦闘状態を打破できることがあります。ただ積極的戦闘計画は無理に戦闘線まで相手を押し込むため、後詰が無くユニットが孤立してしまい全滅してしまうこともあります。使いどころを見極めましょう。

陸軍は司令官の上の矢印をクリックしないと指示した命令は実行されません。

強襲上陸

強襲作戦は海から陸に上陸を行う作戦です。直接相手港を奪取することもできます。強襲上陸を行うためには制海権を持っていることが条件です。また作戦実行まで時間がかかることや部隊数の制限があるため事前に目標の港などの上陸箇所を決めて置くことが重要です。

一番左のアイコンで強襲上陸の命令が行えます。上陸部隊がいる味方の港を左クリックで選択後に相手国の上陸地点を右クリックします。

ゲーム開始当初は強襲作戦は1度に10師団まで選択することができます。5・5で2か所に同時に上陸したりすることができますが、合計10を超える師団数で強襲上陸作戦を実行することはできません。作戦立案時に師団なしなどになっている場合は師団数を超えていることが考えられます。強襲作戦に参加する師団はリストからShiftキーで選択を行うか、先に強襲作戦の戦闘線を引いて置き、画面上で師団を選択してctrlを押しながら強襲上陸作戦が実行される戦闘線上でクリックを行うと良いでしょう。