パソコンゲームの推奨スペック
パソコンでゲームを楽しむために構成されたモデルはゲーミングPCと呼ばれています。BTOパソコンショップでゲーミングPCの価格を調べると10万円前後から40万円以上など幅広く選択することができます。パソコンでゲームを遊ぶための推奨スペックを考察します。
基準となるのはPlaystation5
AAAタイトルがすべてではないですが、これからゲーミングPCを購入されるなら最低でもPlaystation5のゲームが快適にプレイできる環境を用意したいところです。Playstation5のグラフィック性能は専用にカスタマイズされたAMD製のGPUが使われていますが、Nvideaの製品ではRTX2060からRTX2060SUPERに相当するといわれています。AMD製品で比較しなかったのは、PCゲーム界隈ではNvideaのGPUが主流だからです。RTX2060SUPERは結構スペックが高いので、ミドルクラス以上のゲーミングPCでないとPlaystation5から移植されたゲームを快適にプレイすることはできないでしょう。
Playstation5のゲームが快適にプレイできる環境
ゲームが快適にプレイできる環境では具体的にはフレームレートで表すことができると思います。GPUの性能によって対応できるフレームレートに違いが出てきます。PS4では30fpsが当たり前でしたがPS5では60fpsが当たり前です。120fps以上でプレイしたためにゲーミングPCを購入される方もいます。120fps以上でゲームをプレイしたいと考えた場合、PS5がRTX2060SUPER相当の性能があることを思えばそれ以上のGPUが搭載されたゲーミングPCを用意する必要があると思います。
Steamで見る推奨スペック
PCゲーム販売のプラットフォームSteamでは定期的にユーザーが使用しているハードウェアの調査が行われています。これを見ることで人気のゲーミングPCの構成を知ることができます。データは2023年66月のものです。Steamクライアントをインストールすれば誰でも統計情報を確認することができます。
データを実はSteamのユーザーは高性能なゲーミングPCを持っている人ばかりでないことがわかります。ただこのデータはSteamにデータ収集されても良いと返答した人だけのものなので、実際は違うかもしれません。ちなみに私はAAAタイトルには興味がなくインディーズゲームの方を多くプレイしています。
CPUのコア数と周波数はこんな感じです。最新のそれなりのCPUならなんでも一緒だと思っていましたが、最近購入したCPUの周波数が2.5GHzのモデルだったため、システム要件に達していないとメッセージが表示されるゲームがありました。CPUはコア数やスレッド数のほかに周波数もチェックしておくと良いかもしれません。
インディーズゲームを遊ぶなら高いPCスペックはいらない?
インディーズゲームでもピクセルアートのグラフィックばかりではなく、3Dグラフィックのゲームもあります。ピクセルアートのゲームを主に楽しむのであればSteamでシェア率が高いGTX1650でも十分かもしれません。ただ3Dグラフィックのゲームを楽しむならPS5ぐらいの性能は確保したいところだと思います。