3Dグラフィックゲームを楽しむためのグラフィックカードの選び方の考察します。
PCゲームを楽しむためのゲーミングPCの性能の大半はグラフィックカード(グラフィックボード)の性能で決まります。グラフィックカードにも様々な種類があり、4KやVRなどの高解像度のグラフィックに対応するものから画質を落とさなければ快適にプレイできないものまで幅広くあります。グラフィックカードの性能の違いとコストパフォーマンスが高いグラフィックカードの考察を行います。
グラフィックカードの性能の判断
グラフィックカードはビデオメモリの容量で大きく性能の判断をすることができます。メモリが大きいほど多くの情報量を扱うことができ、より鮮明な画像を再現することができます。ビデオメモリは8GBと6GBまたは3GBの製品が多く流通しています。3Dグラフィックのゲームを最高画質でプレイされるのであれば8GBまたは6GBを選択されると良いでしょう。
グラフィックカードの種類
NVIDEAの製品を元にグラフィックカードの種類をご紹介します。性能が高い順からRTX2080Ti、RTX2080、RTX2070、GTX1080Ti、RTX2060、GTX1080、GTX1660、GTX1060、GTX1050Tiのような順番になります。最高画質設定でPCゲームを楽しむのであればGTX1080より上の性能の製品を選択されると良いと思います。GTX1660やGTX1060のグラフィックカードでも3Dグラフィックのゲームを楽しむことができますが、ゲームによっては画質を変更しなければならないことが起こり得るのであまりおすすめしません。
MONSTER HUNTER: WORLDはPCでもプレイすることができます。通常版はGTX1060が推奨スペックに記載されていますが、高テクスチャ版をプレイするためにはビデオメモリ8GB以上が推奨されています。GTX1060は3GBまたは6GBなので、GTX1060搭載のゲーミングPCは高テクスチャでのプレイは難しくなります。3DグラフィックのPCゲームを楽しむのであればビデオメモリが8GB以上搭載のゲーミングパソコンがお勧めです。
GTX1080以上の性能グラフィックカードであればビデオメモリが8GB以上設定されています。RTX2060に関してはビデオメモリが6GBですが、ベンチマークではGTX1080と同等の数値を出しているため、こちらの製品に関しては最高画質で3DグラフィックのPCゲームをプレイすることができます。GTX1080Ti以上のスペックのグラフィックカードになるとVRや4Kなどの高解像度のグラフィックに対応できるようになります。4kなどのグラフィックに興味がない人はGTX1080やRTX2060を選択されるのがコストパフォーマンス的におすすめです。
画質 | グラフィックカード型番 |
4k 高解像度 | RTX2080Ti・RTX2080・RTX2070super・RTX2070・GTX1080Ti・GTX1080 |
最高画質 | RTX2060super・RTX2060・GTX1070Ti・GTX1070・GTX1660Ti |
3Dグラフィック プレイ可能 | GTX1060 6G・GTX1060 3G・GTX1660・GTX1050Ti |