Cities: Skylines 100万人都市の作り方
Cities: Skylinesのプレイヤーなら一度は頭をよぎる100万人都市の作り方の考察です。私は2回目の挑戦で達成することができました。1回目の失敗理由と2回目の成功方法を合わせてご紹介します。
失敗理由はオブジェクト制限
Cities: Skylinesはゲームの仕様でゲーム上に存在させることができる人数や建物や車両の数が決まっています。これらがオーバーすることで建物に人が入居しないことや、無限に車や列車、飛行機が出現し渋滞がひどくなったりして、都市の発展が止まってしまいます。車両数のオブジェクト制限を回避するためのMODはあるようですが、それ以外のオブジェクト制限を回避するためのMODは無いため、オブジェクト制限を気にしながら都市開発を行わなければなりません。
オブジェクト制限を可視化できるMODがあります。100万人都市を作るときにはこれらのMODを利用するとオブジェクト制限にかかる前に対処することができます。1回目の挑戦では住宅地と産業・商業を地区をわざと離してバスや鉄道繋いだりして楽しさ重視でプレイしたため、75万人ほどで、Path Unitsがオブジェクト制限にかかり公共の交通機関が崩壊して失敗に終わりました。職場と住宅地は違い方がPath Unitsの消費を少なくすることができます。
ちなみにその時の都市はこんな感じで、奥の丘の上とその周辺に住居があり、手間が産業地区と商業地区です。丘の上からはロープウェイを使ってふもとの駅まで移動してそこから職場に向かうイメージで都市開発を行いました。
オブジェクト制限に引っかかると車や人の動きがおかしくなります。飛行場では飛行機が飛び立たずに何台も留まってしまい、飛行場が機能しなくなってしまいました。空港機能をオフにすることで回復でき、飛行場から一斉に飛行機が飛び立つ様子は圧巻でした。
100万人達成した都市で使用したMOD
100万人の都市を作るにあたりいくつかのMODを使用しました。交通整理や地形改善などの便利なMODは使用していません。
BigCity (25 tiles mod)
25枚のタイルが使用できるようになるMODです。通常は9タイルですが、私のプレイ方法では1タイルに5万人ほどがやっとのため25タイルが解放できるMODを利用しました。
CSL Show More Limits
オブジェクトの制限のリミットを見極めるために使用したMODです。ちなみにゲーム上で一度に管理できる市民の数は1048575人です。
Daylight Classic
100万人都市の作成には時間がかかるため気分転換に色調を変更するMODを設定しました。公害がある地域でも色が変わらないため、出来上がった都市が綺麗に見えます。
Softer Shadows
こちらも色調を変えるMODです。
First Person Camera: Updated
FPSで街並をみるために導入しました。都市の成長を待っている間にPark Lifeなどで作ったテーマパーク内などを歩くなど結構楽しめます。
Japanese Localization Mod (日本語化MOD)
日本語に対応させるためのMODです。
使用したアセット
沢山の種類の建物や市民が100万都市には欲しいと感じたため、アセットを導入しました。一つ一つ選択するのは面倒だったため、アセットのコレクションの中から人気のあるものを適当に導入しました。多分500くらいのアセットを導入していまいます。その中でも少しズルだったかなと思えるほど便利だったアセットをご紹介します。
ブックオフ四街道店
公害が発生せずにどこにでも建てることができるごみ処理場です。リサイクル施設のように活用できるためゴミ処理のタイミングやゴミ処理場で起こる渋滞の心配がなくなります。
渋滞対策
渋滞の原因となる車両は市民が移動用に使用する自家用車と産業地区へ出入りするトラックです。これらの車両を減らすことでほとんどの渋滞は改善させることができます。また車のスピードを上げることでも渋滞を解消させることができるので、高速道路をしっかり設定することも重要です。
産業地区への渋滞を減らす方法
トラックが無くなれば渋滞は発生しないため、オフィスがアンロックされたタイミングで工場をすべてオフィスに替えてしまいました。公害も発生しないので住宅地と隣接して建築することもでき、最初の挑戦で問題となったPath Unitsを削減することもできました。商業地区の廃墟が目立つようになりますが、それほど商業地区の需要が伸びなかったため、高密度住宅とオフィスの区画が大半を占め、商業地区は低密度の区画が少しある程度で100万人達成できました。商業地区は低密度の方が騒音公害が発生しないため住宅地と隣接して建築を行うことができます。
高速道路の渋滞解消
高速道路は外部からの流入や外部への流出、または都市の中の移動などで車両が多くなることで渋滞が発生します。高速道路を使わなくても目的地まで移動できるように地下鉄を張り巡らせることで都市の中を移動する一般車両の数を減らすことができます。外部への流入・流出は鉄道を設定することで解消できます。鉄道は外部の線路と繋ぎ、外部からの受け入れを許可することで機能させることができます。都市の中にも鉄道を作っている場合は、外部からの流入・流出用の線路とは分けた方がスムーズな鉄道の運用を行うことができます。また鉄道の他にも船や飛行機を併用することでよりスムーズに市民が移動できるようになります。
外部と繋がっている線路に駅を接続して市外からの列車を受け入れるにチェックを入れると市外から列車が到着します。最初の列車が到着するまで時間がかかるので気長に待つ必要があります。
公共の交通機関は隣接させることでしっかり乗り換えを行い目的地を目指してくれます。外部からの列車や複数の地下鉄駅を隣接させることで、市民は車が無くても移動できるようになり道路での渋滞が緩和されます。
水源と電源
人口が多くなると給水と排水の量が多くなり、川が氾濫したり干上がってしまったりします。海に面しているマップだったので排水は海に流し、給水は給水ポンプを使うのではなく給水塔を使用しています。給水塔の利点は場所を取らないことと水源がなくても水を手に入れることができる点です。海に排水する際にせっかく集めた水なのでダムを作って電力を少しばかり生産しています。電力の供給は原子力発電所をメインとしています。
給水ポンプよりもひとつひとつの施設では給水量が少ない給水塔ですが、給水ポンプよりも設置場所を節約することができます。これだけ並んでいるとやっぱり異様が感じを受けますが、個人的には給水ポンプよりも給水塔の方が見た目が街に合うと感じています。
水力発電は水位が大事で、山を作ったり削ったりの土地改良作業が必要となりますが、結構な量の電力を生み出すことができます。水力発電の排水作業は土地の形状によっては洪水の危険があるので運用には注意が必要です。
電力は水力発電の他はここにある原子力発電所だけで賄っています。100万人でもこれくらいの数の原子力発電所で十分に対応することができます。医療センター稼働時に多くの電力が必要となったことから原子力発電所を増設しましたが、医療センターを稼働させなければもう2~3台少なくても良いくらいです。
オブジェクト制限への対応
オブジェクト制限で引っ掛かりそうな項目は以下の通りです。一番困ったのはCitizen Unitsです。人口を増やすためには地価を上げなけばなりませんが、地価を上げるための施設を建てることでCitizen Unitsは消費され、人口増えるごとにも消費されます。Citizen Unitsを空けるために公共施設を壊すと地価が下がるので、バランスを取ることが難しいを感じました。
Buildings
建物を建てることができる制限です。49152が最大ですが、48640を超えると区画を設定して自動的に建築が行われる建物は建ちますが、建物を選択して建築を行う消防署や学校などの施設が建築できなくなります。
Vehicles Active ... 続きを読む