最近はゲーミングPCはいらないPS5で十分と思うようになった
私はゲーミングPCでゲームを楽しんでいますが、もしかしたらほとんどの人にはゲーミングPCは必要ないかもと感じています。理由は日本でのSteamの売り上げランキングに登場するのは国産ゲームメーカーのゲームばかりだからです。国内ゲームを中心にプレイするならPS5とゲーミングPCどっちを選択するか尋ねられたら私はPS5と答えます。
Steamの売り上げランキングはPS5のゲームが占める
日本での売り上げランキングに入っているゲームはほとんどPS4やPS5で遊ぶことができるタイトルです。これらのゲームをPS5よりも高解像度や高フレームレートで遊べるゲーミングPCの金額は、PS5の4倍程度となります。PS5でも120FPSなどの高フレームレートでプレイできるようなので、国産メーカーのゲームだけを遊ぶならPS5が一番コスパが高いと感じます。
ゲームタイトル数を比べる
AAAタイトルはPC市場でもCSとそれほど販売期間が空くことなく新作が登場するようになりました。PCで人気になったタイトルはCS機にも移植されるので、話題となるゲームタイトル数は同じくらいだと思います。PCには海外のインディーズゲームもありますが、最近ではNintendo Switchに日本語対応されて移植されたりしているので、ゲームを楽しむならPS5とNintendo Switchが最高かもしれません。
PCのインディーゲームはNintendo Switchで遊べる
PCで人気になったインディーゲームのほとんどはNintendo Switchでプレイすることができます。PC版では日本語に対応していないタイトルもNintendo Switch版では日本語に対応しているなどゲームが遊びやすくなっている印象です。インディーゲームはAAAタイトルのゲームよりハードウェアに負荷がかからないためNintendo Switchでも十分に楽しめるタイトルが多くあります。ただ一部のタイトルはNintendo Switchでは性能が足りないためゲームを遊ぶ幅に制限があったり、グラフィックやフレームレートが下げられていることがあります。
AAAタイトルはPS5とPCで同時発売
PS5がゲーミングPCの性能に追いついてきたことやゲーミングPCのユーザーが増えたことにによりPS5とゲーミングPCで同時に発売されるゲームタイトルが増えてきました。それでもPS5の先行独占販売などもあり、国内のゲームメーカーのAAAタイトルをいち早くプレイしたいならPS5をおすすめします。PS5と同等の性能のゲーミングPCとなると15万円前後の価格帯の製品が該当します。コストパフォーマンスで比べるなら断然PS5の方が優れています。
ゲーム配信もPS5がおすすめ
国産メーカーのゲームを配信するならPS5がおすすめです。最近はゲーム配信での著作権違反などが問題になっています。PS5であればPS5が配信停止機能があるため、ゲームメーカー側が許可していない部分は配信できないようになっています。
PS5もゲームによっては120FPSで遊べる
PS5は4K120FPS対応と謳われているけどすべてのゲームが解像度4K、フレームレート120FPSで遊べるわけではありません。それでも対応しているゲームでは120FPSの高フレームレートでプレイすることができます。PCで4K120FPSを達成できるのはハイエンドのモデルのみです。PS5で本当に4K120FPSが達成できるならコスパは凄く高いものになると思います。
4K120FPSが出るゲーミングPC
グラボはRTX4090くらいが必要なります。CPUはCore i9 13900Kくらいならグラボの性能を十分に発揮させることができる組み合わせだと思います。RTX4090だけでPS5を2台くらい購入できるかもしれません。またCore i9 13900KだけでもPS5の1.5倍くらいの値段がします。ゲームだけ遊ぶためにゲーミングPCを購入してはいけないという意見も良く分かります。120FPS以上を必要としないならPS5の方が断然コストパフォーマンスが上です。
PS5で高い解像度とフレームレートでプレイするためには専用のモニターが必要
PS5とモニターの接続に使われるケーブルはHDMIの規格を使用します。HDMIの規格によって対応する解像度やリフレッシュレートが異なります。ゲーミングモニターの中にはHDMIで高い解像度やリフレッシュレートに対応していない製品もあるため、PS5でゲーミングモニターを使用する場合はHDMIの規格に注意が必要です。PS5はVRR対応モニターの方が可変するフレームレートに柔軟に対応できるので、PS5のグラフィックを楽しむならVRR対応モニターがおすすめです。HDMI2.1に対応しているモニターはVRRに対応していると思ってよいと思います。ちなみにPCの場合はDisplayPort 1.2や1.4に対応しているモニターなら高フレームレートでゲームをプレイすることができます。DisplayPort 1.2や1.4にはほとんどのゲーミングモニターが対応しているため選択肢が多く購入費用を抑えることができます。
PS5とゲーミングPCの価格差・違い
多く見積もってもPS5は7万円くらいで購入することができます。一方PS5並みのゲーミングPCを購入しようと考えれば15万円前後のモデルを選択することになると思います。想定している性能としてはフルHDを120FPSでプレイでき、4Kを30FPSでプレイすることができることです。PS5は4K120FPSと謳っていますが、最大解像度が4Kで最大フレームレートが120FPSのことだと感じるので、PS5で4K120FPSでのプレイは楽しむことはできません。
ゲーミングPCでゲームを遊ぶ理由
私は海外のゲームを遊ぶためにPCゲームを選択しています。またAAAタイトルにあまり興味が沸かないこともPCゲームを好んでいる理由になるかもしれません。海外のゲームメーカーは国産メーカーとは著作権に関する考え方が違うのが、ゲームの配信やMODを使ってのゲームの改造を推奨したりしています。国内ではMOD作成は基本的に法律違反になる行為ですが、海外ではMOD作品を表彰したりゲームに組み込んだりしているメーカーが多数あります。
ゲーミングPCがあれば複数のCS機がいらない
PS4・PS5・Nintendo Switchさらにはスーパーファミコンなど時代やハードの垣根を越えてゲーミングPCならゲームをプレイすることができます。カプコン・コナミ・ナムコなどはゲームセンターにあったアーケードゲームの詰め合わせやWindows以前のパソコンゲームの復刻など様々なゲームがプレイできます。
ゲーミングPCはスマホゲームも遊べる
GoogleがWindows用にスマホゲーム環境を作るGoogle Play Games(ベータ)を用意しています。このアプリを使用することで、Android版のスマホゲームアプリをゲーミングPCでプレイすることができます。タップやスワイプをマウスで行うことができ、スマホよりも大きな画面でゲームを楽しむことができます。ゲームはスマホと連動しているので、どちらでプレイしていても引き続きゲームを楽しむことができます。スマホゲームのエミュレーターは数多くありますが、Google Play GamesはGoogleが公式は発表しているアプリなので安心して利用することができると思います。
PCゲームは販売方法が多彩
ちいさなゲーム会社では完成前にアーリーアクセスと称して資金集めを行ったりします。徐々にアップデートで機能が追加される仕組みなので、長く愛着を持ってゲームを楽しむことができる仕組みです。ただ途中で開発を投げ出すメーカーもあるのが面白いところです。ゲームの目利きが重要となります。またバンドル販売で福袋的な感じでゲームを買う行為自体を楽しめたり、各種サイトで無料配布がされていたりします。これらのサービスを利用してゲームを手に入れること自体を楽しんでいる人もいるようです。
ゲーミングPCの性能によりPS5より快適にゲームが楽しめる
ゲーミングPCに一定以上の性能が必要となりますが、PS5よりも解像度やフレームレートを高くしてゲームを楽しむことができます。PS5は120FPS対応と言っていますが、2023年発売のARMORED CORE™ VI FIRES OF RUBICON™などはPS5では60FPSの対応となっています。PC版ではゲーミングPCの性能によっては120FPS以上のフレームレートでプレイが可能となります。フレームレートの向上はキャラクターの動きの滑らかさに違いが出るので、ARMORED CORE™ VI FIRES OF RUBICON™のようなグラフィックに凝ったゲームでは高いフレームレートでプレイしたいという欲求が生まれてきます。性能に余裕があるゲーミングPCでは解像度やフレームレートに選択肢があるところがPS5との違いです。
ゲーミングPCはモニターが安い
ゲーミングモニターは性能の他に接続できるケーブルの種類によって金額が異なります。HDMIはライセンス料がかかるためHDMIに対応しているモニターはそうではないモニターと比べて少し値段が高くなります。またゲーミングPCとモニターの接続はDisplayPortを使えば問題ないためHDMIの接続は必要ありません。機能が多いゲーミングモニターでもHDMIに対応していないモデルも多くあり、ゲーミングPC専用の雰囲気を出しています。もちろんゲーミングPCでもHDMIの接続に対応できるためPS5よりもモニターの選択肢は多くあります。このことからゲーミングPCの方が高性能なモニターを安く購入する機会が多くあると言えると思います。
PCゲームはオンライン対戦が無料
ネットの通信料はかかりますが、対戦を行うためにPS Plusのような別途料金がかかるシステムはありません。またオンライン対戦ができるFPSや格闘ゲームはPCに高い性能を要求しないため、10万円くらいのゲーミングPCでもプレイすることができます。これくらいの価格帯のゲーミングPCならPS5とコスパを比べる対象になるかと思います。
PCゲームはMODが使える
MODはゲームを改造するプログラムです。UIを変更したり使用している言語を調整できる他に、キャラクターの見た目を変えたりなど様々な改造を行うことができます。著作戦の問題があり国内で開発されたゲームには使用しないことをおすすめしますが、海外のゲームメーカーではMODを推奨している所もあります。PCゲームはMODを使って自分の好みの設定にゲームを改造して楽しむことができるもの面白いところです。