PCゲーム初心者のための失敗しない激安ゲーミングPCの見分け方
ゲーミングPCは新しいPCパーツの発売後やBTOパソコンショップのセールやキャンペーンを利用することで安い価格でコスパが高いゲーミングPCを手に入れることができることがあります。ただ安いからと言って、現在のPCゲームのスペックに合わないゲーミングPCを購入することは買い替えの費用を逆に高くつくことになります。激安ゲーミングPCを購入時のPCスペックの見分け方を解説します。
激安のゲーミングPCでもスペックをしっかり確認して購入するば、リアルな3Dグラフィックのゲームも快適にプレイすることができます。価格だけに惑わされずに、必要なパーツにはそれなりに金額を見積もると後悔しない買い物をすることができます。
グラフィックカード
グラフィックカードはPCで3Dグラフィックを再現するために重要となるPCパーツです。このパーツの性能によってPCゲームで設定できるグラフィックの品質が異なってきます。グラフィックカードの性能の見分け方は幾つかあると思いますが、ビデオメモリの容量を見るのが一番簡単だと思います。ビデオメモリの容量は3GB、6GB、8GB、11GBなど幅広く選択することができます。激安のゲーミングPCには3GBや6GBのグラフィックカードの設定が多いと感じています。6GBでもPCゲームを楽しむことができると思いますが、ゲームによってはフルHDの解像度でも最高画質でプレイできなかったりします。4kやWQHDなどの解像度でゲームを楽しみたいと考えている方には、ビデオメモリが3GBや6GBのモデルはおすすめできません。フルHD以上の解像度でPCゲームを最高画質で楽しみたいのであれば、最低でもビデオメモリは8GB設定されているゲーミングPCをおすすめします。
メモリ容量
安いと感じたゲーミングPCはメモリが8GB設定のモデルが多いと感じます。最低限3DグラフィックのPCゲームを楽しむことができると思いますが、ブラウザで動画や攻略情報を見ながらプレイとなると8GBでは物足りなくなります。またPCゲーム特有のMODなどで自分好みにカスタイズしてゲームを楽しむにも8GBでは少ないと思います。PCにはメモリを差し込むためのメモリスロットが設定されていて、ゲーミングPCでは4つスロットがあり2が使用されている状態がほとんどです。メモリは最低でも16GBを選択して今後の増設も考えてメモリスロットの空きもチェックされると良いでしょう。
ストレージ
ストレージはデータが保存されるPCパーツです。アプリやゲームをインストールすることでストレージの容量は少なくなっていきます。ストレージにはHDDとSSDの2種類を選択することができます。最近のゲーミングPCはシステムディスクにSSDと空HDDなどがセットになって設定されています。SSDの方がデータの呼び出し速度や保存速度が早く、OSが設定されているシステムディスクにはもってこいのストレージです。システムディスクにがSSDになったことによりWindowsの起動やシャットダウンが劇的に速くなっています。SSDは動作が早く、ゲーミングPCに設定されていることをおすすめするPCパーツですが、容量には注意が必要です。激安のゲーミングPCでは250GB以下の容量設定を多く目にします。SSDはシステムディスクに設定されている関係で、Windowsのアップデートのたびに容量が圧迫されていきます。またSSDのゲームをインストールすることで、ゲームの起動やロード時間の短縮など快適にゲームを楽しむことができるようになるので、容量に余裕があればPCゲームもSSDにインストールしたいところです。最低でもSSDの容量は500GBは確保することをおすすめします。
CPU
CPUはAMDとインテルが覇権を競い合っているPCパーツです。CPUの性能はPCの性能と同じと言えるくらい重要なパーツですが、現在販売されているCPUはどれも性能が高く、BTOパソコンショップが提示している最低スペックを選択しても十分にPCゲームを動かすことができます。激安ゲーミングPCにはAMD製のCPUが設定されていることを多く目にしますが、インテルに比べてAMDが性能で劣ってはいないと感じています。昔のブランドイメージでどうしてもインテルでなければならないと感じている人以外はAMD製のCPU搭載機が価格を安く抑えることができておすすめです。