PCゲームを快適に楽しめるゲーミングPCの予算を考察
3DグラフィックのPCゲームが快適に楽しめるほどのスペックがあるゲーミングPCはそれ相応の値段がします。上を見ればキリがないことも確かです。グラフィックの精度を落とさずの快適に3DグラフィックのPCゲームを楽しむことができる価格帯を考察します。
3Dグラフィックのゲームを快適に楽しむため必要なPCパーツ
3Dグラフィックはビデオカードの性能によって表現できる内容が変わってきます。ビデオカードの情報処理能力が高いほど鮮明で詳細な3Dグラフィックを再現することができます。綺麗なグラフィックのPCゲームを楽しみたいのであれば、ビデオカードの性能を一番に気に掛けると思ったようなゲーミングPCを手に入れることができます。ビデオカードの性能が足りない状態で高画質の3Dグラフィックでゲームをプレイしようとすると、コマ送りのような感じでガクガクに描画されたり、最悪ゲームがシャットダウンしてしまいます。このような場合は画質を下げたり、解像度を下げたりしなければならなくなり、綺麗な3Dグラフィックでのゲームプレイとは遠くかけ離れたものとなってしまいます。
必要となるビデオカードの性能
ビデオカードは様々な種類が販売されています。NVIDEAからはRTXとGTXの2つのシリーズが同時にラインナップされてきています。基本的にRTXの方が性能が高く、最新のグラフィック技術にも対応しています。ただGTXのシリーズでも上位モデルになるとRTXシリーズのスペックよりも高い製品もあるため、コストパフォーマンスで選ぶとGTXの上位モデルを選択した方が良い場合もあります。ビデオカードの性能はビデオメモリを見ると判断することができます。ビデオメモリはVRAMとも呼ばれ、この容量が多いほど多くの情報を処理することができます。ビデオメモリは3GB、6GB、8GB、11GBの選択肢があります。6GBでフルHDの解像度で、8GBでそれ以上の解像度でゲームを楽しむことができます。最高画質で3Dゲームを楽しみたいのであれば、フルHDで8GB、それ以上の解像度では11GBのビデオメモリを選択されるのが良いかと思います。RTXシリーズの8GBのモデルについては問題ないですが、GTXシリーズではGTX1080TiやGTX1080、GTX1070Tiあたりの製品を選択されると快適にゲームを楽しむことができると思います。
ゲーミングPCの予算
上記であげたようなビデオカードが搭載されたゲーミングPCをBTOパソコンショップで見てみると、ビデオカードに見合った性能のPCパーツが設定されているため、メインメモリの容量だけ気をつければその他のパーツの性能はそれほど気にしなくても良いかと思います。ビデオメモリ8GBのビデオカードが搭載されいて、メインメモリ16GB以上のゲーミングPCモデルを購入すると快適にPCゲームを楽しむことができます。BTOパソコンショップのセールやキャンペーンを利用すると13万円前後の金額で購入できるものと思われます。ゲーミングPCのランクとしてはミドルスペックに当たるクラスになり、ゲーム以外の用途に使用するのにも十分な性能を持っているパソコンとなります。