ゲーミングPC ブレーカー落ちた
電力会社と契約している電力以上に電力を消費した場合には、安全のためブレーカーが落ちて電力を遮断する仕組みとなっています。ブレーカーを落とさずにゲーミングPCを使う方法を考察します。
契約電力を知る
玄関先などに配電盤が設置されいると思います。一番左に設定されている大きなブレーカーに記載されているアンペア数が契約している電力量です。一番右側に並んでいるブレーカーが部屋のコンセントや照明器具に接続されています。ここにもアンペア数が表示されていて、一つのブレーカーでそのアンペア数まで使用することができます。
ブレーカーが落ちた時に配電盤の見方
配電盤のどのブレーカーが落ちたかでどれくらいの電力量が必要か判断することができます。
一番左のブレーカー(サーキットブレーカー)
一番左のブレーカーが落ちた場合は、契約されている電力量が足りません。ゲーミングPCを使っている部屋と別の部屋で、電子レンジやドライヤーなどを同時に使うとこのブレーカーが落ちることがあります。
左から2番目のブレーカー(漏電ブレーカー)
左から2番目のブレーカーは漏電ブレーカーです。配電盤の形状によっては設置場所が異なりますが、このブレーカーは動作テスト用のボタンがついているのが特徴です。漏電ブレーカーは電気が漏れていることを検知するとブレーカーを遮断します。このブレーカーが落ちる場合は電力会社に相談して適切な処置をしてもらう必要があります。最悪火災になるかしれません。
並んでいる小さなブレーカー(子ブレーカー)
各部屋や照明器具に接続されているブレーカーです。このブレーカーが落ちた場合は、タコ足配線のしすぎかもしれません。一部屋で使う電力量を調整する必要があります。エアコンと洗濯機はそれぞれ専用の子ブレーカーが設置されているはずです。
子ブレーカーが落ちた場合
子ブレーカーはエアコンを除き一部屋に2個は接続されていないので、部屋の中でゲーミングPCを接続するコンセントを変えても問題は解決しません。エアコンが接続されているコンセントは配電盤からエアコン専用の子ブレーカーで電力が供給されていて電力に余裕があるかもしれませんが、ゲーミングPCの電源もそこから取ることはおすすめしません。部屋にある家電製品を見直すことのが良いかと思います。
UPSを使う
UPSとは無停電電源装置のことです。停電時でもUPSから電源が供給されます。デスクトップのパソコンを使用していて停電の心配があるならUPSの使用を考えるのも良いと思います。UPSには雷対策機能をありますが、もし落雷の過電流があってもUPSに来る前に変電所や配電盤で電力の供給が止まるはずです。UPSは気休めかもしれませんが無いより安心できると思います。UPSはPCを安全にシャットダウンするための装置です。停電時には速やかにシャットダウンを行い身の安全を確保してください。
