2023年 ゲーミングPC 初心者が気を付ける安いモデル
これからゲーミングPCを購入しようと考えている人のために、失敗しがちなゲーミングPCの選び方をご紹介します。安いモデルがダメで高いモデルが良いわけではありません。自分の用途にあったゲーミングPCを見つけることが重要だと思います。
PlayStation5は安いゲーミングPCより性能が高い
PlayStation5でプレイしているゲームをもっときれいな画面で遊ぶために、ゲーミングPCの購入を考えているのなら安いモデルの購入すると失敗するかもしれません。PlayStation5はRTX2060ぐらいの性能があるといわれていますが、PlayStation5のように解像度WQHDフレームレート120FPSに対応しようと思うとRTX2060では性能が足りません。この環境を実現するために必要な性能を持つゲーミングPCは20万円くらいのモデルになります。
使うモニターを決める
ゲーム画面に表示される情報量などからモニターの解像度はフルHDからWQHDに移り変わっている感じがしています。またPlayStation5がWQHDの対応を始めたのもその流れからだと思います。FPSは視野の関係でフルHDが推奨されていることは変わりませんが、どのジャンルのゲームをプレイしたいかでモニターの選択が変わると思います。モニターの価格を決めるのは解像度、フレームレート、駆動方式です。映像がきれいなモニターか動きが滑らかなモニターか両方かで、3つの要素を組み合わせて選択することになると思います。大まかに解像度だけでゲーミングPCの価格帯を表すならフルHD10万円、WQHD20万円、4K30万円のような感じです。フレームレートを上がるほど高い金額のゲーミングPCが必要となります。
3Dグラフィックとピクセルアート
PCゲームのグラフィックは3Dグラフィックとピクセルアートに分類できます。3Dグラフィックの描画はグラボが必要で、ピクセルアートではグラボがなくてもゲームを楽しむことができます。3Dグラフィックの精度はゲーム設定で変更することができます。グラフィック描画の精度を上げるとキャラクターの輪郭が滑らかになったり、表面の質感に違いがでます。解像度やフレームレートを上げるほど、グラフィックの精度を上げるためにグラボの性能が必要となります。フルHDならRTX4060、WQHDならRTX4070Ti、4KならRTX4090くらいのグラボが設定されているゲーミングPCなら最高画質でゲームを楽しめるはずです。
FPSをやりこむ
FPSをやり込む人は画質よりも画面の見やすさを優先するようです。モニターの性能はフレームレートや応答速度が重要となります。解像度がフルHDで良いならRTX4070が搭載されたゲーミングPCが良いと思います。ゲーム側でグラフィックの精度を最高にしても240FPSを維持させることができると思います。価格で表すと20万円くらいのゲーミングPCが選択肢となります。
ノートパソコンかデスクトップか
断然デスクトップがおすすめです。CPUもGPUも性能が上がっているため温度が上がりやすい傾向にあります。熱さでノートパソコンが熱暴走する前にプレイヤーがノートパソコンから排熱で参ってしまうと思います。ゲームを長時間快適に楽しむならデスクトップがおすすめです。
スターターセットがお得かも
ドスパラやマウスコンピューターではゲーミングPC本体+モニター+キーボード+マウス+ヘッドセットのようなセット販売が行われています。PC本体とモニターの他にキーボードとマウスもすぐに欲しくなると思います。スターターセットを購入しなくても、スターターセットを参考にしてそれよりも性能が高い製品を自分で探すなど、スターターセットはゲーミングPC購入の参考になると思います。
BTOパソコンショップはどこか良いか
性能自体はそれほど大差はありません。セールで安いところやケースが気に入ったところで購入する人、有名メーカーのパーツが付いているとか、自分で好きなメーカーが選べるなどを理由に購入する人など、人によって購入後に満足するところが違います。一番満足できるサービスを提供しているところで購入されると気持ちよく買い物を行うことができます。個人的には送料無料と金利手数料無料のショップを優先してしまいます。Googleなどの検索でゲーミングPCで該当したショップの中から選択すれば、詐欺に合うようなことはないと思います。