2023年 ゲームをしなければグラボはいらない?
グラボはグラフィックを制御するPCパーツです。グラフィックでゲームを思い浮かべるかもしれませんが、画像や動画もグラボが制御します。最近のグラボではYouTubeのような動画配信サイトの画質を上げる機能があるグラボもあります。画像や動画を扱うならグラボがあると効率的に作業を行うことができます。
動画配信サイトの画質を上げるならRTXシリーズがおすすめ
グラボにはNVIDEAとAMDの選択肢がありますが、NVIDEAのRTXシリーズに搭載されているDLSS機能で動画配信サイトの画質を上げることができます。DLSSの機能も世代を重ねるたびに強化されているので、2023年なら最新のRTX40シリーズに搭載されているDLSS3がおすすめです。
画像の編集を行う
フォトショップやイラストレータなどのAdobeのCreative Cloudなどを使用するならグラボがあった方が効果的です。CPUでもグラフィックを制御することができますが、GPUほど得意ではありません。グラボがない状態でフォトショップなどを使用すると画像の拡大時や画像の編集時に動作が緩慢になることがあります。また3DCGを使うことはできません。
動画の編集を行う
動画の編集を行うためには編集用のアプリを使用することになります。私は無料で使えるDaVinci Resolveを使っていますが、CPUの性能の他にメモリーの容量やグラボの性能によって処理速度が変わってきます。グラボにもメモリー容量があったこれが大きいほど大きなデータを処理することができます。グラボのメモリーはVRAMと呼ばれていてこれが大きいほど動画編集作業を快適に作業を行うことができます。
生成AIを使う
画像生成AIや大規模限度モデルでAIと会話をするためにはグラボが必要です。AIを扱うためにはVRAMの容量が重要となります。ちなみに私が使っているグラボはVRAMが8GBですが、大規模限度モデルでAIと会話しようと思うとAIの返信までに結構待たされます。AIを使うならVRAMが10GB以上あるグラボを使用することをおすすめします。
nVidiaの公式サイトによるとDLSS3.5はすべてのRTXシリーズGPUで使用できるようになるようです。
DLSS3.5はRTX40シリーズでしか使えないといった誤解を招きかねない記述は訂正した方がいいと思いますよ。
ご指摘ありがとうございます。該当箇所をDLSS3に訂正いたしました。
すべてのRTXシリーズGPUでDLSS3.5が使用できるようになるのに、なぜRTX40シリーズでしか使えないDLSS3をおすすめするのですか?