2023年 初心者のためのゲーミングPC購入知識
現在3台目のゲーミングPCを利用中です。3台使ってみてゲーミングPCは本体だけでは性能を発揮させることができないということが分かりました。初めてゲーミングPCを購入する人が失敗したと後悔しないたようにゲーミングPCの選択方法や周辺機器の選択方法などをお伝えします。
ゲーミングPCとは
ゲームを快適にプレイするために装備が整えられたパソコンです。パソコン専門店では通常のパソコンとジャンルが分かれて販売されています。見た目的にはLEDでキラキラ光るところに特徴があります。性能的には3DCGのデータを処理するためにグラボが搭載されています。AAAタイトルは3DCGが使われているのでグラボが無いと満足にゲームを稼働させることができません。また設置されているパーツの性能が高いため、発熱量が多くなります。発熱対策のために排熱を行うエアフローの設計や排気ファンの数が多かったり、ファンのサイズが大きかったりします。PCゲームを楽しむならジャンルがゲーミングPCの中からパソコンを選択されると良いと思います。
ゲーミングPCを購入できるところ
ゲーミングPCは家電量販店かパソコン専門店で購入することができます。例えばヨドバシカメラ+ゲーミングPCで検索を行うとヨドバシカメラで取り扱っているゲーミングPCを確認することができます。そこにはマウスコンピューターとガレリアとかストームの名称を見つけることができます。これらはパソコンショップの名称かゲーミングPCのブランド名で、それぞれ名称で検索すると製造元のショップを見つけることができます。家電量販店と製造元で価格を比べてみるのも良いかと思います。
パソコン専門店はBTOパソコンショップと呼ばれている
マウスコンピューターなどのパソコン専門店はBTOパソコンショップと呼ばれていて、家電の一部としてパソコンを取り扱うショップとは違う扱いを受けています。BTOなので購入時にカスタマイズすることができます。カスタマイズの内容としてはメモリーやSSDの容量を増やしたり、ファンの数や種類の変更などがあります。カスタマイズはしなくても正常に動作するものなので、価格と性能を見てどこで購入するか決めると良いと思います。
ゲーミングPCはすぐに壊れる?
ゲーミングPCは負荷が高いため通常のパソコンより早く壊れるなどと言われていますが、7年くらいは平気で稼働します。7年もメンテンナンスせずに使用できれば、すぐに壊れると言えないのではと個人的には思います。PCパーツの進化は早く5年も経つとPCの性能が倍くらい上がる印象があります。PCの性能が上がることでゲームも高度なグラフィックなどを用意してくるので、最新のゲームを遊ぶためにはゲーミングPCの買い替えが必要になるかもしれません。
まずはモニターを決める
モニターは解像度、リフレッシュレート、駆動方式の選択が決めてとなります。多分一番値段が高いモニターは4K、144Hz、OLEDだと思います。解像度は4K>WQHD>フルHDの順で4Kが一番高くきれいな映像を楽しむことができます。リフレッシュレートは一般的には360Hzくらいが最大で60Hzが最小となります。Hz数が高いほどキャラクターの動きが滑らかになります。駆動方式はOLED>Fast IPS>IPS>VS>TNのような順番でOLEDが一番値段が高い駆動方式です。モニターを選択する際はどこまで妥協するかの判断が難しいところです。他にもPCゲームを楽しむための機能が各社沢山ありますが、ここでは割愛します。
ゲーミングPCはグラボを軸に決める
モニターが決まるということはグラボが決まることとほぼ同じです。BTOパソコンショップではグラボの性能ごとにランクが分かれていると思って良いと思います。グラボを軸に購入するゲーミングPCを決めることで、その他のCPUやメモリも丁度良い感じのパーツがセットされたモデルを選択することができます。グラボはRTX4090>RTX4060Ti>RTX4060などの順番で並びRTX4090が一番性能が高いグラボです。同じ数字ならアルファベットが付いている方が性能が高くなります。グラボによって対応できる解像度やフレームレートが異なります。
ゲーミングPCを選ぶのが面倒な人向け
はじめてゲーミングPCの購入を考えていて、モニターのこともゲーミングPCのことも何も知識がない人はゲーミングセットがおすすめです。マウスコンピューターとドスパラで行われている販売方法です。マウスコンピューターの7点セットではゲーミングPC本体+モニター+キーボード+ゲームパッド+マウス+マウスパッド+ヘッドセットがセットとなっています。これを購入すればすぐにPCゲームを楽しむことができます。どちらの店舗も30万円くらいが最上位のセット販売となります。一番高い金額ではドスパラの方が27インチのWQHDのモニターが付いているので、購入後の満足度が高いかもしれません。
ゲーミングノートを選ぶならポータブルゲーミングPCなんてものもあります。
ゲーミングUMPCなどとも呼ばれる携帯できるゲーミングPCです。StaemのSteam DeckとASUSのROG Allyの人気が高いと思います。気軽にゲーミングPCをプレイすることが目的でゲーミングノートを選択されるならこちらの方がおすすめです。Steam DeckはSteamを運営するValve社が開発していることあり、SteamのストアページでSteam Deckに対応しているか確認することができます。またSteamのサイトでSteam Deckがかなり推されているので、対応ゲームはどんどん増えていくのではと思います。UMPCならSteam Deckがおすすめです。
FPSで絶対勝ちたい
FPSで絶対勝ちたい人はモニター24インチ、フルHD、144Hzもしくは240Hzで駆動方式は応答速度が速い方式を選択するべきです。TNが一番早く価格が安い反面映像がいまいちです。価格を気にしないならFast IPSなどの応答速度が速いIPS方式なら映像もきれいで応答速度も速くおすすめです。解像度フルHDでリフレッシュレート240Hzを発揮する設定ならRTX4080がおすすめです。妥協して144Hzで良いならRTX4070がおすすめです。
4Kでゲームを楽しみたい
4Kでもリフレッシュレートによって必要となるグラボが異なります。60FPSなら4070で対応することができます。4Kで120FPSを絶対維持したいなら4090がおすすめです。
WQHDでゲームを楽しみたい
これからはWQHDが主流となる予感がするので、4KまではいかなくてもWQHDで遊べるゲーミングPCがおすすめです。120FPSを安定させたいなら4070Tiがおすすめです。タイトルによっては120FPSが安定しませんが4070でも十分対応できる範囲だと思います。
フルHDでゲームを楽しみたい
ゲームの設定で画質を少し落として120FPSでプレイしたり、フレームレートは60FPSで十分と考えているならRTX4060がおすすめです。RTX4060とRTX4060Tiはネットで調べるとあまり良い評判は聞きませんが、フルHDの環境でPCゲームを楽しむなら高性能なグラボと言えます。
ゲーミングPCは金利0%分割払いが便利
HPやマウスコンピューターやドスパラなど多くのBTOパソコンショップが金利手数料0%でショッピングローンの分割払いに対応しています。ゲーミングPCは安いものでも10万円近くするので、BTOパソコンショップ側としても金額のハードルをすこしでも下げようと努力していることがうかがえます。店舗によってショッピングローンの下限価格や支払い回数の上限が違います。価格と性能など多角的にくらべながら自分にあったお店を探してみてください。