2023年 ゲーミングPC 買い替えのタイミング
2022年末にはSteamでずっとシェア1位を守っていたGTX1060が首位の座から転落したことが話題となりました。2023年になってもRTX3060の台頭などによって首位の座を明け渡しています。このことからも分かる通り、そろそろゲーミングPCの買い替え時期になってきているようです。ゲーミングPCの買い替え時期について考察します。
Steamで見る人気のグラボ
シェア1位はGTX1650で次いでRTX3060、GTX1060と続いています。4位がRTX2060のことを考えると当然ながら求めやすい価格帯の60のシリーズに人気があります。最新の60シリーズのRTX4060は解像度が高くなるほど性能を発揮することができなくなります。ゲームが高解像度化していく中、RTX4060を購入するのは迷うところです。
Steamで見るモニター解像度
モニターはフルHDが60%を占めていて、次いでWQHDが14%と続いています。2023年初頭はフルHDが65%を占めていて、WQHDが10%だったことを見るとWQHDが着実にシェアを伸ばしている印象があります。私もWQHDの解像度でゲームをプレイしたくてゲーミングPCを買い替えた口です。私のような人が多いのかもしれません。
ゲームの要求スペックの上昇
2023年にはStarfieldが発売になりました。ゲーム内容もさることながらシステム要件も話題になりました。最低スペックでGTX1070Tiを推奨スペックでRTX2080が要求されます。GTX1060を使用しているユーザーが多いことを考えると、ほとんどのユーザーは最低スペックを満たすことができないことになります。実際グラボを補強するようなMODが作られたくらいです。これらかのAAAタイトルを快適に遊ぶためにはGTX系のグラボを使用しているユーザーはグラボの買い替えが必要になるのではと思います。
グラボシェア率1位はGTX1650
Steamのグラボシェア率1位がGTX1650なのを見るとすべてのユーザーがAAAタイトルを遊ぶわけではないのか、もしくは複数台ゲーミングPCを所有しているかになります。Steamではインディー系のゲームの人気は高く、画質を下げればGTX1650で十分に楽しむことができるゲームが沢山あります。5年以上前に発売されたゲームも売り上げランキングに入っているので、話題性だけでなく古くても面白いゲームを購入する層が確実にいるようです。これらの層の人達はゲーミングPCの買い替えの必要はないのかもしれません。