2023年 ゲーミングPCのCPUはどれでも同じ?
ゲーミングPCに設定されているCPUの性能を見ると、そんなに必要かと疑問に思う方もいるかもしれません。それでもGPUの性能やメモリ容量が増えていることからCPUも性能のバランスを取らないとゲーミングPCを構成するパーツの性能を発揮することができません。ゲーミングPCのCPUについて考察します。
corei7 7700kからcorei5 13400fに替えてみた
グラボのGTX1070が壊れたのでパソコンを買い替えました。以前はcorei7 7700kを使っていましたが、今回はCPUにこだわりが無かったのでcorei5 13400fを選択しました。corei5 13400fはBTOパソコンショップのエントリークラスのモデルに搭載されているCPUです。コア数やスレッド数はcorei7 7700kの何倍もありますが、動作周波数は半分くらいしかありません。使ってみた感想としてはCPUが新しくなって動作速度が速くなったと体感できるまでには至っていません。
ゲームを起動したら推奨スペックに満たしていないと警告
corei5 13400fの動作周波数は2.50 GHzです。Big Ambitionsという経営シミュレーションゲームですが、起動してみるとCPUが2.50 GHz未満のため推奨スペックに達していません。と警告文が表示されました。多分レビューでクラッシュする報告が結構あるので、それを気にしてとのことだと思います。Steamのシステム要件を見るとたしかに最低がCorei5になっています。これからは最低要件がcorei5になってくる考えるともう少し性能が高いCPUを選択するべきだと思います。
CPUにはターボブーストがある
Corei5やcorei7ならターボブースト設定を行うと動作周波数を上げることができます。corei5 13400fの場合、通常は2.50 GHzですがターボブーストを使うと4.6GHzまで性能を上げることができます。これだと以前使っていたcorei7 7700kと同じくらいの動作周波数になります。ターボブーストはオーバークロックと違いメーカーの保証範囲内の性能アップとなります。
CPUボトルネックについて
CPUの性能とGPUの性能のバランスが悪いとお互いの性能を発揮できないという当たり前のことです。4K120FPSを出すためにはcorei5 13400fとRTX4090の組み合わせよりCPUはCorei9のシリーズを設定した方がRTX4090が良く動くということです。個人的にはCPUとGPUの組み合わせだけでなく電源やメモリも同様なのではと思っています。数値で検証もされていてCPUボトルネックがあるのは認めますが、個人的にはグラボだけの購入じゃなく、最新のパソコンを購入させるために言い出した営業戦略のような気もしています。皆が皆グラボの最大出力を出さなければならないわけではないと思うからです。