PS5をゲーミングPCで例えるとRTX2060程度と言われています
PS5とゲーミングPCとで、きれいなグラフィックでゲームを楽しむことにはどちらが良いか悩むような話を目や耳にします。PS5の性能がゲーミングPCでいうところのどのくらいのスペックになるのか、PS5とゲーミングPCどちらがゲームを楽しむことできるか考察してみたいと思います。
モニターの解像度での違い
モニターの解像度の選択肢は多いですが、フルHD、WQHD、4K辺りが一般的に選択されるモニターの解像度だと思います。フルHDよりも4Kの方が鮮明な映像を楽しむことができますが、ハードウェアへの負荷が高くなります。基本的にPS5はフルHDでゲームを楽しむハードウェアだと思った方が良いと思います。PS5でWQHD、4K対応のゲームもありますが解像度と引き換えにフレームレートが低下します。PS5ではWQHD以上の解像度では30FPSのフレームレートでゲームを楽しむことになると思っていた方が良いでしょう。
モニターのフレームレートでの違い
モニターのフレームレート選択肢は大きく分けて120FPS、240FPSどちらかになると思います。PS5では240FPSでゲームをプレイできないと認識されると良いと思います。それでも解像度フルHDなら120FPSのフレームレートを発揮することができるため、ゲーム中に不便に感じることはないと思います。
PS5とゲーミングPCとの価格差
PS5は解像度フルHD、フレームレート120FPSでゲームが楽しめるハードウェアだと仮定すると2024年ではRTX4060搭載のゲーミングPCが比較対象になると思います。PSの値段が7万円だとしてRTX4060搭載のゲーミングPCは18万円くらいです。価格差は2倍以上あります。フルHD120FPSでゲームを楽しむならPS5の方がコスパが高いと思います。ただ2024年で手に入れやすいRTX4060搭載のゲーミングPCを選択しましたが、型落ちのGPUを選択肢に入れると2世代前のRTX2060が比較対象になります。1世代前のRTX3060搭載のゲーミングPCなら2024年現在でもまだ手に入れることができて価格は13万円ほどとなります。
実際ゲームをプレイしてみて
私はPC環境でストリートファイター6で遊んでいます。ストリートファイター6はPSとPCでのクロスプラットフォームで対戦することができます。たまにPSのユーザーと対戦する時もありますが、PCとのロード時間の違いなのかPC側少し待つことがあります。ストリートファイター6などの格闘ゲームでは1フレームの違いで攻撃の成否が異なります。PSとPCではPSの方が多少画面遷移が遅れているらしく、プロの方などは違いが分かるようです。PSとPCでのクロスプラットフォームで対戦はPCの方が有利になっているのかもしれません。
PS5とゲーミングPCの故障率の違い
PS5は基本的にゲーム専用機であり、ゲームもPS5用に作成されています。急に大きな負荷がハードウェアに掛かって壊れてしまったり、ゲームが起動できないなどのトラブルは考えられません。PCゲームはユーザーによって使用しているゲーミングPCの性能が異なります。使用環境も違いインストールされているアプリとゲームの相性なのか急にゲームが落ちてしまったり、最悪パソコンが壊れてしまうこともあります。ゲーミングPCが壊れてしまう原因は様々なので、修理には専門家に聞くしかありません。PS5のように製造メーカーが固定されていないため修理はとても厄介です。ゲームを楽しむだけならPS5を選択された方が安心かもしれません。
遊べるゲームの違い
PS5で発売されるタイトルもPC用に同時発売されることが多くなってきています。ゲームタイトル数だけを見ればゲーミングPCに勝るゲーム機はありません。PCでは昔ゲームセンターの躯体でしかプレイできなかったゲームやPSP、XBOXなどのCS機をはじめPC98などの昔のPCゲームも遊ぶことができるからです。PS5とゲーミングPCを両方購入するなら、Nintendo SwitchとゲーミングPCを購入した方が沢山ゲームをプレイすることができます。また今のところ任天堂がPC市場に参入していないこともNintendo Switchをおすすめする理由です。ちなみにNintendo SwitchにはPCのインディーゲームが沢山移植されています。
PCゲーマーが使用しているゲーミングPCのスペック
PCゲームは様々ところで購入することができますが、ゲーム販売サイトで一番人気はSteamです。Steamでは定期的にユーザーが使用しているハードウェアを調査しているため、この結果から現在どのランクのゲーミングPCの人気が高いが知ることができます。2024年夏ではRTX3060が5%のシェアを取り一番人気があります。使用しているモニターは57%のユーザーがフルHDを選択していて、20%のシェア率でWQHDのモニターが続きます。RTX3060の性能から察すると多くのユーザーがフルHDで120FPSかWQHDで60FPSでゲームをプレイしているのだと思います。