Steamのウインターセールを楽しむためのおすすめのゲーミングPC
2023年のSteamウインターセールは12月21日から開催される予定です。セールで購入したゲームを楽しむためにはゲーミングPCが必要となります。Steamのウインターセールを気にPCゲームを始めようと考えている人も多いと思います。ウインターセールを楽しむためのおすすめのゲーミングPCをご紹介します。
ゲーミングPCを選択する基準
遊ぶゲームを元にゲーミングPCを選択すると良いみたいな風潮がありますが、あまり好ましいとはおもいません。同じゲームをプレイするにしてもゲームを遊ぶ解像度やフレームレートで必要とするゲーミングPCの性能が異なるからです。ゲーミングPCの選択は使うモニターの性能や遊びたい解像度とフレームレートで決めるのが良いと思います。
ゲームの解像度
ゲームの解像度は大きく分けるとフルHD、WQHD、4Kの3つからの選択となります。3つの中ではフルHDが一番解像度が低く画像が荒いですが、利用者が多く解像度です。フルHDはそれほど高い性能のゲーミングPCでなくても良いため、選択できるゲーミングPCの種類も多くなります。4Kが一番きれいに画面でゲームを楽しめる解像度です。ハイエンドのゲーミングPCのみが対応することができ、4K対応のモニターも価格が高いため、ゲーミングPC本体とモニターを揃えるのに多くの資金が必要となります。
Steamのハードウェア調査ではフルHDが60%以上のシェアを持っています。WQHDが15%で続いていますが、まだまだフルHDがPCゲームをプレイするための標準的なモニター解像度のようです。
ゲームのフレームレート
フレームレートは60FPS、120FPS、240FPSなどが指標となります。PS5などのコンシューマーゲームではフレームレートは固定されていますが、PCゲームではGPUの性能に対してゲーム側の負荷が高い場合ゲーム中にフレームレートは低下します。AAAタイトルのゲームの場合、ゲーミングPCの性能によっては60FPSが一定しないこともあります。このことからBTOパソコンショップではゲームタイトルごとにおすすめのゲーミングPCが提示されるようになったと思っています。ただフルHDの60FPSと4K60FPSでは全くゲーミングPCに求められる性能は異なります。ゲーミングPCを決める時にはゲームを遊びたいフレームレートを決めることが重要です。
SteamではRTX3060が一番シェアが高いGPUです。RTX3060ならフルHD環境で困ることはないはずなので、モニター解像度の結果と一致する統計情報だと思います。
解像度フルHD、フレームレート120FPSでゲームを遊ぶ
RTX4060やRTX4060Ti搭載のモデルがおすすめです。RTX4060やRTX4060Tiの評判が良くないのはRTX3060Tiなどからそれほど性能が上がっていない点にありますが、これからゲーミングPCを購入される人なら30シリーズよりも40シリーズがおすすめで、フルHDでゲームを楽しむならRTX4060Tiは最適です。人気のFPS(ファーストパーソンシューティング)のタイトルなら性能が余るほどなので、快適にゲームを楽しむことができます。
エーペックスレジェンズレジェンドの推奨スペックを見ると3世代前くらいのGPUが記載されています。現行モデルであればエントリーモデルでも性能を上回ることもあるくらい性能に違いあります。RTX4060Tiなら240FPSも行けるはずです。
解像度4K、フレームレート120FPSでゲームを遊ぶ
ハイエンドのゲーミングPCを購入しても、ゲーム中のフレームレートを120FPSに維持することは実現できないかもしれません。4K120FPSでゲームを楽しむならRTX4090がおすすめです。60FPSでも良いならRTX4070Tiでも大丈夫です。4K144Hzのモニターは10万円程度するので、ゲーミングPC本体と合わせて40万円から50万円の予算を考えておくと良いと思います。
解像度WQHD、60FPSでゲームを遊ぶ
私がプレイしているゲーム環境です。ストラテジーやシミュレーションゲームを主にプレイするため。解像度はフルHDよりも少し映像が鮮明となるWQHDを選択し、私はフレームレートについては60FPS以上120FPS未満で十分です。RTX3060Tiでこのくらいの感じでゲームを楽しむことができます。RTX4060やRTX4060TiでもWQHDでも十分60FPS以上のフレームレートを使うことができるはずです。
メモリー容量
BTOパソコンショップで販売されているゲーミングPCのメモリはほとんどのモデルで16GBが設定されています。2023年に発売されたゲームの推奨システムを確認すると、メモリー容量は16GBと記載されているタイトルと良く目にするようになりました。私は最近マルチモニターを使用するようになりましたが、メインモニターにゲームを起動し、サブモニターでブラウザやSNSアプリを起動していると16GB近くメモリーが消費されています。メモリーの増設は比較的簡単な作業で行えますが、最初から32GBで購入されることをおすすめします。
Dragon’s Dogma 2は2024年3月にPCでも発売されます。推奨システムを見るとメモリー欄には16GBと記載があります。これから発売されるゲームはメモリー16GB搭載ゲーミングPCが当たり前になっているような印象があります。
SSDの容量
SSDは1TBが1つのモデルや500GBと1TBが1つずつ設定されているモデルが主流なようです。AAAタイトルでは100GBあるものも多くなってきています。それでもほとんどのゲームは50GB前後で収まると思います。私が良く遊ぶインディゲームは容量が1GBないゲームも多数あります。SSDが1つしか設定ないモデルであれば、NVMeでなくても構わないのでとりあえず1TBのSSDを追加しておくと良いと思います。
ゲーミングスターターセット
ドスパラとマウスコンピューターではゲーミングスターターセットを購入することができます。スターターセットの内容はゲーミングPC本体とモニター、キーボード、マウス、ヘッドセットなどが含まれます。単体で購入するよりも少しお得で、これだけ購入すればすぐにPCゲームを始めることができるため簡単でおすすめです。ただセットに含まれるモニターはほとんどが24インチのフルHDなのでWQHDや4Kが好みの方は同梱されるモニターもしっかりチェックする必要があります。
資金がなくても0%金利ショッピングローンが便利
ゲーミングPCは高額な商品なためどこのBTOパソコンショップもクレジットカードが必要ないショッピングローンを支払い方法で用意しています。ショッピングローンは通常金利が発生するので個人的にはおすすめしませんが、金利0%なら話は別です。年末は通常0%金利を行っていないショップもキャンペーンで金利0%になっていることが多くあります。金利0%ショッピングローンを利用することで、手元に資金が十分にある場合でも資金を別のところに回すこともできるのでおすすめです。
モニターは一番重要
ゲーミングPC本体ばかりだけでなくモニターにも注意する必要があります。ゲーミングノートPCを選択するにしても大きさを示すインチ数や解像度、リフレッシュレートにはチェックが必要です。一番人気で手軽に購入できるゲーミングモニターは24インチ、フルHD、165Hzのモデルです。モニターの駆動方式は応答速度が速いIPSがおすすめです。応答速度が速いIPSはメーカーによって呼び方が違いFast IPS、Nano IPS、RAPID IPSなどと呼ばれています。またゲーミングモニターはゲームを楽しむための性能が負荷されています。画面の乱れを防ぐAMD FreeSyncやNVIDIA G-SYNCの他に映像の明暗をくっきり分けるHDRの有無についても調べると、ゲームをより楽しむことができるモニターを手に入れることができると思います。モニター購入はAmazonが返品ができて便利なようですが、私はDELLの保証期間の長さと安さが気に入っています。