2023年 インディーゲームを遊ぶならゲーミングPCはいらない
PCゲームのイメージはきれいな3Dグラフィックとは高いフレームレートでプレイできるとかのイメージが強いと思いますが、個人的にはインディーゲームにこそPCゲームの価値があるのではと思っています。インディーゲームの楽しさと必要となるPCスペックを考察します。
インディーゲームとは
ゲームを販売する時にゲーム開発会社が販売する場合とパブリッシャーと契約してゲームの販売をまかせる場合とがあります。インディーと呼ばれるジャンルは、ゲーム開発会社とパブリッシャーを兼用しているような小さな会社が作成しているゲームがほとんどです。個人でのゲーム開発で数年かけて発売まで辿り着いたゲームもいくつか存在します。価格も安くこだわりが強いゲームを楽しめるのがインディーゲームの良いところだと思います。
インディーゲームの楽しみ方
インディーゲームはゲームの開発期間が長いところに特徴があります。Steamではアーリーアクセスという販売方法があり完成前からゲームを販売することができ、ゲーム開発会社はゲームの開発資金を集めることができます。アーリーアクセスを利用する一部のゲームはアーリーアクセスが終了してもアップデートが継続して行われ新しいコンテンツを楽しむことができます。Mount & Blade II: Bannerlordは無料のアップデートでコンテンツが追加されていますし、Stormworks: Build and RescueなどもDLCを含めてゲーム開発が継続しています。こういったゲームによくあることですが、アップデートの度に新しいバグが仕込まれます。バグを許容できない方はインディーゲームを楽しめないかもしれません。Stormworks: Build and Rescueについてはエンジンの仕様変更でもレビューが荒れましたが、宇宙開発ができるコンテンツに伴う仕様変更でもレビューが阿鼻叫喚です。Stormworks: Build and Rescueを好きな人が不評のレビューを打ち消すように、今までレビューを書いていなかった人達が好評のレビューを書きだすところにゲームへの愛を感じたりします。インディーゲームはプレイヤーの要望に開発者がすぐに答えてくれるところにも楽しさを感じます。
インディーゲームが遊べるPCスペック
インディーゲームは3Dグラフィックでも処理が軽いゲームが多く、ピクセルアートのゲームも多いことからエントリークラスのゲーミングPCや、ゲームによってはグラボがないPCでもゲームを楽しむことができます。Steamのハードウェア調査でGTX1650が上位にいることを見てばインディーゲームを楽しんでいるプレイヤーが多いことが伺えます。Noitaのように一見ピクセルアートで負荷が軽いゲームに見えても情勢によっては必要スペックが変わってくるようなゲームもあります。Noitaのシステム要件は面白いことが記載されています。ピクセルアートのゲームであれば基本的にグラボは必要ないかと思いますが、CPUはCoreiシリーズくらい性能は欲しいところです。