2023年 ゲーミングPC いくらくらいするか値段別で紹介
ゲーミングPCは10万円以下から40万円以上まで幅広く選択することができます。40万円以上のゲーミングを購入するつもりなら何も心配はいりません。ゲームも配信もAI生成も全部快適に行うことができます。ですが、私は40万円以上の金額を出す気はおきませんでした。私のようにそこまではと思っている人のために、自分にあったゲーミングPCを購入できるように用途別にゲーミングPCの値段をご紹介します。
モニターがゲーミングPCの性能を決める
プレイするゲームによってモニターが変わってきます。また選択したモニターを正常に稼働させるためにゲーミングPCの性能が重要となります。例えばフルHDが良ければ10万円のゲーミングPCで良いかもしれません。4Kなら40万円のゲーミングPCが必要かもしません。フルHDでもキャラクターが滑らかに動作するリフレッシュレートが高いモニターを使用するためには15万円くらいのゲーミングPCが必要かもしれません。このように使用するモニターの解像度とリフレッシュレートによってゲーミングPCの値段は大きくかわります。ゲーミングPCの値段を決めるならまずはどの種類のモニターを使用するかをきめなくてはなりません。
モニターの性能とゲーミングPCの性能
モニターの性能は解像度、リフレッシュレート、応答速度、駆動方式などできまります。この要素の中で解像度とリフレッシュレートは、ゲーミングPCの性能が追い付いていないとモニターの性能を発揮することはできません。解像度にはフルHD、WQHD、4Kがあります。リフレッシュレートには60HZ、144Hz、260Hz、360Hzなどがあります。実際にはモニターのリフレッシュレートはもっと細分化されています。
解像度とリフレッシュレートの組み合わせ
解像度×リフレッシュレートでみるとフルHD×60Hzが一番購入金額が安くあがります。4K×360Hzが一番高い購入金額になります。ただ2023年の段階で4K×360Hzを動かせるゲーミングPCがあるかは分かりません。どの種類のモニターでゲームをたのしみたいかでゲーミングPCの金額が決まります。
ゲーミングPCの性能はグラボで決める
モニターを直接動かすパーツはグラボです。厳密は違いますが、単純に考えるとグラボの性能>モニターの性能でないとモニターの性能を発揮することはできません。解像度やリフレッシュレートでグラボを決めてゲーミングPCの購入金額をご紹介します。
フルHD
RTX4060かRTX4060Tiがおすすめです。解像度が上がると一世代前のグラボに負けるなどと言われていますが、フルHDなら得意です。リフレッシュレートはいくら上げても大丈夫だと思います。FPSを楽しむ方には24インチの大きさのフルHDが良いと言われていま。
RTX4060TI搭載 15万円前後
WQHD
RTX4070Tiがおすすめです。4070でも良いですが、リフレッシュレートを60Hzより上げることを考えればRTX4070Tiの方が問題が起こりません。ゲームの画質設定を下げずに迫力ある映像でFPSやTPSをたのしみたいユーザーにおすすめです。
RTX4070Ti搭載 27万円前後
4K
4Kは最初にお話しした40万円以上のゲーミングPCがおすすめです。グラボはRTX4090になると思いますが、解像度が4Kだとリフレッシュレートは144Hzのモニターにを使用することになると思います。もちろん解像度を下げればRTX4090ならもっと高いリフレッシュレートのモニターでゲームを楽しむことができます。
RTX4090搭載 40万円以上
初めてゲーミングPCを購入するならセットがお得
これからゲーミングPC本体とモニターを購入されるならゲーミングセットがお得です。セット内容はゲーミングPC本+モニター+キーボード+マウス+ヘッドセットです。ゲーミングセットはマウスコンピューターとドスパラで販売しています。上記で紹介したモニターとグラボを参考にゲーミングセットを見てみると、ゲーミングPC単体で購入するよりも安い金額で購入できるセットもあります。ゲーミングセットはマウスコンピューターとドスパラで購入することができます。
マウスコンピューター
マウスコンピューターのスターターゲーミングセットは13万円台から選択することができます。5点セットと7点セットがあり、5点セットはゲーミングPC本体+モニター+キーボード+マウス+ヘッドセットのセットです。7点セットはこれにマウスパッドとゲームパッドが追加されます。また配信セットとしてマイクが付属するセットを選択することができます。
13万円から30万円
ドスパラ
ドスパラのはじめてのゲーミングセットは13万円台から選択することができます。セットの内訳はゲーミングPC本体+モニター+キーボード+マウス+ヘッドセットです。
13万円から40万円
モニターは24インチフルHD165Hz
マウスコンピューターもドスパラも24インチフルHD165Hzの応答速度が速いIPSのモニターが付属します。この企画のモニターはFPSをプレイするのに向いていると言われています。リフレッシュレートと応答速度も速いためキャラクターの動きが見やすく快適にFPSをプレイすることができると思います。ただ24インチのフルHDなので、RPGやストラテジーゲームをプレイする時には物足りないかもしれません。これらのゲームをプレイするために27インチのWQHDのモニターを利用されるゲーマーが増えている印象があります。
キーボード
ゲーミングセットにはキーボードが付属されてますが、一部のモデルはメカニカルキーボードではないようです。ほとんどのゲーミングキーボードではメカニカルキーボードの仕組みが採用されています。メカニカルキーボードの一番の利点はキーの複数同時押しに対応していることですが、この機能の有無は必ずチェックされると良いと思います。
ゲーミングモニターの価格
PCゲームをプレイする時モニターの性能が違うことでゲーム体験に違いが出ます。解像度やリフレッシュレートだけに注目してしまいますが、モニターの駆動方式やゲーミング性能もゲーミングモニターを選択するうえで重要な要素となります。モニターに価格はモニターの大きさを示すインチ数での変動は少なく解像度とリフレッシュレートと応答速度によって違いができます。一番価格に違い出るところは駆動方式です。少し前はNT、VA、IPSのうちどれが良いか見たいな選択でしたが、今後はOLDEか応答速度が速いIPSの選択肢で量子ドットかどうかの選択が主流になってくると思います。
OELD
OELDは発色もきれいで、応答速度も速く高い解像度とリフレッシュレートにも対応できる最高のモニター性能を発揮することができます。映像がモニターに焼き付くと言われていますが、焼き付き防止機能が付いている製品がほとんどなので心配ないと思います。4KやWQHDの解像度でゲームを楽しむなら奮発してOELDモニターを選択されるのも良いかと思います。
10万円~25万円
IPS
IPSは発色がきれいで視野角も広くきれいな映像でゲームが楽しめるモニターとして人気ですが、他の駆動方式に比べて応答速度が遅いなどの問題でFPSゲーマーなどに敬遠されていました。最近では応答速度が速いIPSのモデルが登場したことにより、NTと同じくらいの応答速度が実現されています。OELD以外ならIPSを選択されればモニター選びに失敗することはありません。
フルHD 2万円
WQHD 5万円
4K 10万円
解像度とリフレッシュレート以外のモニター機能
応答速度速いと画面の切り替わりがスムーズになるため、動いているキャラクターの残像がなくなり動きが見やすくなります。VAやIPSなど駆動方式を示す単語の前にFASTとかRAPIDなどの単語がついていれば応答速度が速いモニターの駆動方式と思って良いと思います。この名称はメーカーによって異なります。映像をきれいに表現するために量子ドットを採用しているモニターもあります。大雑把に言えば量子ドットはIPSよりも発色が優れているのでリアルな色調を求める方におすすめです。発色の関係ではHDRも見逃せません。HGRの高い数値のモニターは照度の明暗をくっきり表現することができ、リアルな色調でゲームを楽しむことができます。またゲーミングPCのフレームレートとモニターのリフレッシュレートのタイミングが合わずに画面が乱れることがあります。これらの問題を解決する機能がG-SYNCとFreeSyncです。G-SYNCやFreeSyncが搭載されているモニターはテアリングやスタッタリングが起こらず快適にゲームを楽しむことができます。
2023年に発売されたゲームが要求するゲーミングPCの性能
2023年も期待のゲームタイトルが多く発売されました。その中でもStar FieldとCities: Skylines IIは今後数年間DLCやMODが開発され長くプレイできるゲームだと思います。Star Fieldは推奨システム要件でRTX2080以上を設定し、Cities: Skylines IIはRTX3080以上を設定しています。メモリー容量も当たり前のように16GBを要求しています。このことから分かることは今後はAAAタイトルを遊ぶためにはミドルクラス以上のゲーミングPCを用意する必要があるということです。これらのゲームの要件を満たすグラボはRTX40シリーズなら70以上が該当すると思います。