2023年 ゲーミングPCの最適なストレージ構成について
BTOパソコンショップの構成を見ると1TBのSSDが1つだけの構成を良く見かけるようになりました。以前は大容量のHDDも付属していましたが、ほとんどの人がSSDにゲームをインストールするためになくなったのだと思います。本当にストレージは1つで良いのか最適なストレージ構成を考察します。
SSD NVMeは必要?
M.2規格のマザーボードに差し込むタイプのSSDが人気です。個人的にはNVMeとSATAでもそれほど違いを体感できず、USBで接続できるSSDとの違いも体感することができません。BTOパソコンショップで取り扱うゲーミングPCではCドライブがNVMeになっているものが多くありますが、増設する場合にはNVMeを選択する必要はないと感じています。それでもHDDよりSSDの方が絶対おすすめです。
1つのゲームの容量は100GBを超える
4K対応のゲームなど高解像度に対応しているゲームはグラフィックデータが膨大になり、容量が100GBを超えるタイトルも多くなってきています。これらのゲームでは10本インストールするだけで1TBの容量を使ってしまいます。それを考えると1TBSSD一つでは心もとないと感じます。PCゲームを快適に楽しむならゲーム保存用にストレージを用意するのが良いと思います。
SSDの代わりにゲームプラットフォームのサーバーを利用する
ゲーミングPCを買い替えて改めて思ったことは、Steamクラウドがすごく便利なことです。Steamクライアントを使えば今遊びたいゲームだけインストールすることができます。またセーブデータがSteamサーバーにあるので、インストールしなおしてもいつでも続きをプレイすることができます。100GBを超えるようなゲームでも、遊び終わったらアンインストールして行けばそれほど大きな容量のストレージは必要ないかもしれません。
ストレージは2つ以上がおすすめ
基本的にはCドライブは開けておくほうが望ましいと感じます。ほとんどのモデルで1TBあるので容量が足りなくなることはないと思いますが、ゲームを保存するように別でSSDが1つあった方が管理しやすと思います。私は外付けのSSDにゲームを保存していたので、パソコンを変えてもすぐにゲームを楽しむことができました。SteamのゲームならSteamクライアントを利用すればクリック操作だけで、ゲームが保存されているストレージを認識させることができます。
外付けストレージなら設置も楽々
USBも進化しているので、外付けのSSDでも十分活用できるレベルのデータ処理速度があります。外付けSSDはUSBを占拠してしまいますが、内蔵SSDに比べて設置が簡単なところに魅力があります。USB3.0に対応しているSSDならSATA接続くらいの速度でデータ処理を行うことができます。外付けでも1TBや2TBなどTBの大容量に対応しているので、気軽に大容量のストレージを増設することができると思います。