2023年 コスパで選ぶゲーミングPC
ゲーミングPCの購入方法も多岐に渡り、セールと狙って購入する以外に分割金利0%サービスを利用したり、モニターやヘッドセットがセットになったゲーミングPCセットを購入したりできます。性能面だけでなく購入方法も含めてコスパが高いと感じるゲーミングPCを考察します。
グラボだけを交換して性能を上げる
StarfieldやCities: Skylines IIの推奨スペックをみて、重い腰を上げてそろそろグラボを交換しようかと考えている人も多いと思います。Steamの統計データでもついにGTX1060の牙城が崩れたと話題になりました。高解像度+高フレームレートでゲームを行うためにはグラボの交換だけではダメです。CPUの性能も釣り合った製品を使用しないとせっかくのグラボの性能を発揮させることができません。ただあくまでも高解像度+高フレームレートなので、フルHDの120FPSやWQHDの60FPSでゲームを楽しむならグラボだけの交換で大丈夫なはずです。
ゲーミングセットを購入する
ゲーミングPCの他にモニターやヘッドセットなど一式手にいれたいと考えている人にはゲーミングセットがおすすめです。ドスパラやマウスコンピューターがはじめてのゲーミングセットやスターターセットなどの名称でサービスを展開しています。ほとんどのセットでモニターがフルHDなのが気になりますが、フレームレートと高速な応答速度のモデルが付属しています。この辺りの性能のモニターは3万円くらいの金額になるので、ゲーミングPC本体+モニターだけで考えても金額的にお得感があります。
RTX30シリーズを狙う
RTX40シリーズが出そろいましたが、RTX30シリーズが搭載されたゲーミングPCを在庫処分と称してセールを行っているBTOパソコンショップがいくつかあります。RTX4060やRTX4060Tiの評判を聞いて購入を躊躇している人はRTX30シリーズの在庫処分を狙ってみるのも良いかもしれません。ただRTX4060やRTX4060TIもじゃDLSS3が搭載されています。DLSS対応のゲームに限りますが、光の描画などのグラフィックの改善が見込める機能なのでDLSSが気になる方はRTX40シリーズがおすすめです。
分割金利0%で購入する
店舗によっては特定の商品や期間ではなく、決済方法として常にショッピングローンの分割金利0%を利用できるところもあります。下限金額や支払い回数の制限などがありますが、金利0%は魅力的です。手元に資金がある人でも、ショッピングローンを使用することで一度に手元から資金がなくなってしまうリスクを避けることができます。フロンティアやパソコン工房では残価設定クレジットプランがあります。金利0%で一定期間支払い最後の支払い時にパソコンの買い取りをするか返品するか選べるプランです。返品時には審査がありますが、問題がなければそこでローンは終了となるスマホでよく見る支払い方法です。多分返品時には新しいパソコンの購入を勧められると思います。
RTX4070Ti搭載のゲーミングPCを購入する
これからはWQHDのモニターが主流になってくると思います。StarfieldやCities: Skylines IIなどの最新ゲームの推奨スペックを見ると、4070Ti以上のグラフィック性能がないと高画質でゲームがプレイできなくなると思います。ストラテジーゲームなどをプレイしているとフルHDでは画面が狭く感じることが多くなっています。実際Steamのハードウェア調査を見てみると6割以上がフルHDですが、WQHDが次に多い数字となっています。FPSのオンライン対戦がメインでないユーザーはWQHDを念頭にゲーミングPCを選択されるとコスパが高いゲーミングPCを手に入れることができると思います。