ゲーミングPCでお金をかけるべきところ
PCゲームを快適に遊ぶためにはゲーミングPCが必要となります。ゲーミングPCを購入しようと思うと、選択肢が沢山ありどこにお金をかけるとゲームを快適にプレイできるのか判断が難しいところです。PCゲームを楽しむためにお金をかけるべきところを考察します。
モニターを決める
自分がゲームを遊びたいモニターを決めると自然とゲーミングPCのスペックが決まります。モニターには物理的な大きさ、映像の鮮明さを表す解像度、アニメーションの動きの滑らかさに関係するフレームレートなど様々な要素があります。解像度やフレームレートが高いほど高い性能のゲーミングPCが必要となります。例えばFPSを楽しむなら24インチのフルHD、144Hzや240Hzが良いと言われています。RPGやストラテジーをプレイするならWQHDや4Kの60Hz以上がおすすめです。Hzが高いとモニターは高いフレームレートで映像を映し出すことができます。またモニターによってはゲーム用の機能が付属されている製品があります。暗闇を明るくしたり、フレームレートを補完してくれる機能などゲームプレイに直結する機能の他に、HDRのような光源を調整してグラフィックをよりリアルに近づけるものなど沢山の機能があります。モニターを決める時には解像度やフレームレートの他に、これらのようなゲーミング性能もチェックされることをおすすめします。
モニターの性能を生かすのはCPUとGPU
モニターが決まったらそれに合うCPUとGPUを選択します。GPUに対してCPUの性能が足りない場合、高解像度・高フレームレートではGPUの性能を発揮できない場合があります。ただBTOパソコンショップで新品のゲーミングPCを購入されるならGPUを選択した状態でCPUもバランスが取れた製品が設定されているので、CPUについては悩む必要はないと思います。GPUの選択は解像度がフルHDならエントリーモデルのGPUで大丈夫かもしれません。WQHD以上の解像度で144Hz以上のモニターを考えているならミドルクラス以上のGPUが必要となります。エントリーモデルのGPUが搭載されたゲーミングPCが15万円ならミドルクラスのGPUが搭載されたゲーミングPCは25万円くらいします。
冷却性能
性能が高いPCパーツは発熱量が多い傾向にあります。機械は熱くなりすぎると性能が落ちるものなので、冷却パーツにはお金をかけると良いと思います。ケースファンの大きさを大きくしたり、CPUファンを性能が高いものに交換などすると良いでしょう。ただ大きいファンを付けるとその分騒音が出るかもしれませんが、冷えないよりましです。騒音が気になるならヘッドホンと付けると気になりません。またCPUの温度を下げるためにはCPUファンとCPUグリスにこだわると良い結果が出ます。
電源ユニット
ゲーミングPCは使っているうちに新しいパーツが欲しくなります。PCパーツはそれぞれ電力を消費します。基本的に性能が高いパーツほど消費電力が大きくなるので、パーツ交換時に電力がたりなくなったら大変です。電源ユニットの交換はPCパーツの交換で一番面倒だと思います。BTOパソコンショップでゲーミングPCを購入されるなら一段上の容量の電源ユニットを選択するのも良いかと思います。
キーボード
常に触ることになるキーボードは結構重要です。キーボードの構造によっては複数のキーを同時に押したときに認識することができません。同時押しを認識できない場合、斜めに移動などができない場合があります。付属するキーボードがキーの同時押しに対応しているか確認すると良いでしょう。キーボードがメカニカルキーボードであればキーの同時押しに対応していると思います。
マウス
マウスはキーボードよりも触れる機会が多いかもしれません。無線や多ボタンのマウスを使うことでより快適にPCの操作を行うことができます。マウスによって実際にマウスを動かす距離と画面上のカーソルが動く距離の調整に差が出てきます。カーソルが大きく動くタイプと小さく動くタイプは人それぞれの好みによるので、無線やボタンの数の他にレイテンシの設定も見てみることで自分にあったマウスを見つけることができます。