ゲーミングPCの定義とは パソコンじゃない？
結論からゲーミングPCも普通のパソコンです。FPSが流行り始めた2000年代にゲームが楽しめるパソコンということで販売促進のために付けられたのが始まりです。それまでもPCゲームは存在していましたが、eSportsなどの登場でゲーミングPCの呼称は世間一般的に当たり前になった感じです。
ゲーミングPCの定義
ゲームが快適に遊べるパソコンがゲーミングPCです。PCゲームを稼働させるためには高いパソコンの性能が必要となります。たとえばPCゲームのグラフィックは3DCGで作成されていて、専用のPCパーツがないと3DCGで作成されたキャラクターを画面上で動かすことができません。大雑把に言えば3DCGのキャラクターを動かせるパソコンがゲーミングPCと呼ばれています。
同じ3DCGのキャラクターでもPCの性能によって違いが出る
同じ3DCGのキャラクターでも解像度やフレームレートが異なるとゲーミングPCにかかる負担が異なります。解像度、フレームレートとも大きくなるほどゲーミングPCの負担が高まります。解像度は映像の鮮明さを表しフルHDやWOHD、4Kなどで表現されます。4K>WQHD>フルHDの順で鮮明度が高くなります。フレームレートはアニメーションの滑らかさで60FPS、120FPSなのように単位はFPSで数字が大きいほどアニメーションが滑らかになります。価格が高いゲーミングPCほど高解像度、高フレームレートに対応することができます。
3DCGの精度を決めるPCパーツ
3DCGの解像度やフレームレートはCPUとGPUの性能によって決まります。CPUの性能が高いほどデータの処理を効率的に行うことができます。GPUは性能が高いほどグラフィックを高解像度、高フレームレートで表現することができます。あまりに高い解像度、フレームレートになるとCPUの性能が低いとGPUが性能を発揮することができなくなるため、最高を目指す場合はCPUとGPUどちらの性能も重要といなります。他にも要素はありますが、大雑把に言えばゲーミングPCはCPUとGPUの性能のバランスを取ってランク付けされています。
ゲーミングPCのランク
CPUとGPUのバランスでランクが付けられています。最高ランクのバランスはハイエンド、中くらいはミドルクラス、下のランクはエントリークラスなどと呼ばれます。ただ厳密に分かれているわけではなく、ミドルクラスの中でもピンからキリまで性能がことなります。どれくらいの性能に対して、どのくらいお金を出すか迷うのがゲーミングPCを購入するうえで面白くもあり面倒なところです。
ゲーミングPCのランク帯による違い
ゲーミングPCのランク帯の性能は時代によって変動します。例えば数年前はミドルクラスだったゲーミングPCも数年経つとパーツの性能が上がることで相対的にエントリークラスの性能に落ちてしまいます。ランク帯以外で性能を見極めるためにはディスプレイの性能を見てみるのが良いと思います。ディスプレイもHD、フルHD、WQHD、4Kと時代とともに解像度が高くなってきています。昔はフルHDにリメイクすごいなんて言っている時もありましたが、今ではグラフィックがフルHD対応では宣伝効果は全くありません。流行りのディスプレイの性能を見て、購入を考えているゲーミングPCがどれくらいの位置にあるモデルか把握することができます。ディスプレイは解像度、周波数、駆動方式がおおまかなランクの目安になると思います。今主流の性能か数年先に主流になる性能かディスプレイも性能を見極めるのが難しいですが、ディスプレイとゲーミングPCを両方見比べて自分に取って最適なモデルを購入できればコスパが高い製品を購入することができます。
