ゲームができるパソコンの値段
BTOパソコンショップで値段を調べると12万円前後のモデルがゲームを遊ぶことができるパソコンの値段です。パソコンのパーツは毎年新しい製品が発表され性能が上がりますが、価格はほぼ据え置きなためどのタイミングで購入しても12万円前後のモデルであればゲームを楽しむことができます。
値段の違いで性能がどれくらい違うか
パソコンでゲームができるできないの判定はゲーム画面が正常に動くかどうかになります。画面内にキャラクターやオブジェクトが増えたりすると思うようにキャラクターが動かなくなることがあると思います。この状態は処理落ちと呼ばれ、どれくらいの頻度で行るかがゲームが正常に動くかどうかの基準になります。値段が高いパソコンほど処理落ちがしにくくなります。
処理落ちはフレームレートで表します。
コンシューマーのゲームでは30FPS、パソコンのゲームでは60FPS以上が標準のフレームレートです。FPSはフレームレートの単位はです。ここでのFPSはFirst person shooterではなくframes per secondのことです。フレームレートが高いほど滑らかなアニメーションとなります。同じ60FPSでも解像度が高いほどパソコンに掛かる負荷が大きくなります。4Kの60FPSとフルHDの60FPSでは60FPSを維持するためのパソコンの値段は20万円くらいの差が出てきます。解像度やフレームレートを維持するためにはパソコンの性能が必要で、4K60FPSは12万円前後のパソコンでは処理落ちをしてしまいます。
フレームレート維持するために
フレームレートを維持するためには目標のフレームレートを下げるか、パソコンの性能を上げるか、ゲームの画質を落とすかの手段を選ぶことができます。ゲームの画質とは解像度やキャラクターや背景などの質感のことです。画質を下がるとキャラクターや背景がぼやけた感じになります。12万円前後のパソコンであればフルHDで画質を中くらいにすることで60FPSで処理落ちすることなく快適にゲームを楽しむことができます。
ゲームの画質を決めるパーツ
画質を決めるパーツはGPUです。グラボと呼ばれたりしています。グラボの性能を発揮させるために性能が釣り合ったCPUも必要となります。BTOパソコンショップで購入されるならゲーミングPCの分類の中から選択されるとGPUとCPUの性能が釣り合ったモデルを見つけることができると思います。
Steamで見る人気のGPU
SteamはPCゲームを販売するサービスの中で一番ユーザーが多いサイトです。このサイトではユーザーが使用しているハードウェアの調査を定期的に行っています。その中からGPUの使用率を見るとGTX1650とRTX3060の割合が高いと見てとれます。GTX1650は3Dグラフィックのゲームを快適に遊べる性能はありませんが、省電力化されているところに特徴があります。パソコンゲームはグラフィックが凄いイメージあるかもしれませんが、実はピクセルアートのゲームが人気だったりします。RTX3060はフルHDで快適にゲームが楽しめるGPUです。調査結果を見るとSteamを利用しているゲーマーはフルHDもしくはWQHDの60FPS以上でゲームを楽しんでいる印象があります。