Windows11 ゲームを楽しむためのゲーミングPCの設定
BTOパソコンショップで購入したそのままの状態でもゲームを楽しむことができますが、高性能なディスプレイやマウスを使用する場合Windowsの設定を変更しないと性能を発揮できない場合があります。ゲームを快適に楽しむためのWindows11の設定方法をご紹介します。
グラフィックの設定
グラフィックはNVIDEAコントロールパネルで設定を行います。デスクトップのWindowsの検索窓にnと入力するとNVIDEAコントロールパネルは表示されると思います。3D設定の管理を開いて最大フレームを調整します。性能が高いグラボを使用していて高周波数対応のディスプレイをしているなら120FPSなどに変更されるとディスプレイの性能を発揮することができます。垂直同期オフ、電源管理をパフォーマンス最大化を優先を設定します。ゲーミングPCの動作を抑えたい場合は電源管理を標準にしてモード垂直同期はオンの方がPCへの負荷が低くなります。グラボの性能によってはFPSを60にして垂直同期をオンにした方がゲーミングPCの性能を発揮することができるかもしれません。
高性能なモニターを生かす設定
高性能なモニターは解像度やフレームレートだけでなく、HDRや色深度の設定など映像をきれいに見せるための設定も必要です。HDRを使用するをオンにすることでゲームプレイ時に自動的にHDRが設定され明暗くっきりした映像を楽しむことができます。その下のディスプレイ詳細からはリフレッシュレートの設定など現在設定されている内容を確認することができます。
NVIDEA コントロールパネルでモニターに出力される設定を確認します。解像度の変更では色深度と出力ダイナミックレンジの確認が行えます。色深度が10bitやダイナミックレンジがフルになっていることを確認します。ビデオカラー設定の調整ではNVIDEAの設定を使用を選択するとモニターの色合いを変えることができます。色合いを調整した後は詳細設定でダイアミックレンジがフルレンジになっていることを確認してください。
マウスの設定
感度を調整できるマウスを使用している場合には設定を変更することで、性能を発揮させることができます。Windowsの検索窓にせと入力すると設定が表示されます。設定からBluetoothとデバイスを選択してマウスの項目を選択します。マウスの追加設定をクリックすると画像のマウスのプロパティが表示されます。ポインターオプションタブを選択して、ポインターの精度を高めるのチェックを外します。これでマウスを自由に動かすことができるようになります。
電源プランを設定する
windowsの検索窓に電源と入力すると電源プランを編集が表示されます。ディスプレイの電源を切るとコンピューターをスリープ状態にするを適用しないに設定します。詳細な電源設定の変更をクリックします。電源オプションが表示されるのでプロセッサの電源管理で最大のプロセッサの状態を100％にします。この設定を行うとi5やi7のターボブーストに対応しているCPUなら周波数が上がり性能がアップします。
GPUの温度が高すぎる場合
GPUの温度が80度や90度は高い傾向にあります。MSI AfterburnerやGeForce Experienceなどのアプリを使うことでGPUの最大到達温度を設定することができます。
MSI Afterburnerの右下のPOWER LIMITとTEMP LIMITのスライダーを動かすと温度の調整を行うことができます。POWER LIMITを下げる温度は低下しますが、性能も低下します。スライダーを調整して必要なフレームレートと安定させたい温度帯を探り当てると良いと思います。
GeForce Experienceのパフォーマンスでも同様の操作を行うことができます。MSI AfterburnerはPOWERとTEMPは連動していましたが、GeForce Experienceは供給される電力の最大値や温度目標などを個別で設定することができます。
