PCゲームを始めるための環境の作り方
家電量販店などで購入するパソコンではゲームを動かすためのパーツがついていないことがほとんどです。ゲーム画面のほとんどは3Dグラフィックで描画されるため、3Dグラフィックを制御するためのパーツが必要となります。このパーツはGPUやグラボなどと呼ばれています。パソコンでゲームを楽しむためにはまずお手元のパソコンにグラボを付けるか、グラボが付いているゲーミングPCを購入するかをしなければなりません。
GPU・グラボのについて
グラボは毎年新しい商品が発売されます。発売されるのは今よりも上位モデルか廉価モデルです。上位モデルか廉価モデルかは製品の型番で判断することができ、大きい数字の方が上位モデルです。グラボは上位モデル廉価が出尽くすと桁が繰り上がり新しいシリーズが始まります。NvideaのRTXシリーズでは20、30、40などで世代が分かれています。例えばRTX2060よりRTX2080の方が性能が高く、RTX2080よりRTX3070の方が性能が高くなるような感じです。
コントローラー
PCゲームはWindowsのパソコンで遊ぶことが一般的です。WindowsなのでXboxと相性が良くXbox用のコントローラーが良く使われいます。XInput対応のコントローラーであればXbox用のコントローラーとと認識されるため余計な設定をすることなくすぐにゲームを始めることができます。PSのコントローラーはXInputに対応していないためボタン配置やXInputに変換するアプリを入れる必要があるかもしれません。ただStaemで購入したゲームであれば入力方式の変換をSteamを行ってくれるの簡単です。
キーボードとマウス
PCゲームは基本的にキーボードとマウスで遊ぶように設計されています。左手はキーボード、右手はマウスのような感じです。キーボードの左側のWASDで上下左右、Shiftでダッシュ、Ctrlでしゃがみ、スペースでジャンプなどのような感じです。左手が忙しいくて大変と感じる方は、多ボタンマウスを購入してマウスのボタンにこれらの操作を設定すると快適にゲームを楽しむことができると思います。多ボタンマウスは右手の親指が触れる辺りに沢山のボタンが付いているマウスです。
ディスプレイ
4Kはまだ早いかもしれません。4KはフルHDに比べて4倍の負荷がパソコンにかかります。4Kで60fpsのフレームレートを維持させるためには上位モデルのグラボが必要となります。BTOパソコンショップの価格帯でいうと30万円前後のモデルとなります。FPSなどの対戦ゲームを主にプレイされる予定の方は4KではなくフルHDなどの2Kで60fps以上のフレームレートが維持できる環境を用意されて方が、快適にゲームを楽しむことができると思います。
ゲームを購入する
PCゲームはSteamやEpic Games Storeなどのプラットフォームからダウンロード購入することが一般的です。これからPCゲームを始めるならEpic Games Storeで毎週無料配布されるゲームから初めてみるのも良いかもしれません。またMicrosoftが展開しているサービスでPC Game Passがあります。これは月額で定額料金を払うことで対象のゲームが遊び放題のサービスです。新作ゲームや話題のゲームなど含まれていてお得感があります。一番ユーザーが多いプラットフォームはSteamで人気の理由はコミュニティ機能にあります。レビュー機能の他、攻略情報などを交換できる掲示板やMOD機能を簡単に設定できるサービスなどが充実しています。