ゲーミングPCはやめとけと言われる理由
ゲーミングPCのことを良く言わない人の特長としては、自作でPCを組み立てている人が多い印象です。この方たちから見ればゲーミングPCも普通のPCも違いがなく、わざわざゲーミングPCとして名前を付けて価格が高いパソコンを売る行為に疑問を感じていることが原因にあると思います。本当にゲーミングPCは料金が高いだけで損してしまうものなのか考察します。
自作の方が安い
これからPCゲームを楽しみたくてゲームができるパソコンを用意しようと考えている人には、自作PCも組み立て済みゲーミングPCもそれほど価格差はないと思います。自作PCの場合は全て最初から全てを作ることを考慮せずに価格を提示している場合があります。例えばOSやストレージは使いまわすとかです。はじめてゲームが遊べるパソコンを手に入れる人にとっては、組み立て済みのゲーミングPCをBTOパソコンショップで購入する方が安く収まることの方が多いかもしれません。
ゲーミングPCは壊れやすい
3Dグラフィックのゲームをプレイするとパソコンの発熱量が多く負荷かかるため壊れやすいなどとよく言われます。たしかに負荷が多く掛かれば負荷がない状態よりも壊れやすいことはたしかです。ただPCゲームを快適に遊ぶためにはパソコンに負荷がかかってしまうことは避けられません。このことを気にするのであればゲーミングPC云々ではなく、パソコンでゲームを遊ぶことをあきらめる必要があると思います。ゲームを遊ぶと負荷が掛かりますが、それでも性能の劣化を気にしなければ10年くらいは稼働させることはできると思います。
ゲーミングPCは割高
ゲームだけを目的と考えると、PS5と比べてたしかに価格は高いと思います。PS5以上の性能を求めるとミドルスペック以上のゲーミングPCが必要となります。具体的な価格帯としては15万円から20万円くらいです。ノートパソコンを選択されるなら5万円程度プラスする必要があります。ただゲーム自体は安いので沢山のタイトルを遊びまくる人ならもしかすると元が取れるかもしれません。
初心者はゲーミングPCのスペックを使いきれない
ゲームでパソコンのスペックを発揮するしないに初心者も経験者も関係ありません。遊ぶゲームに依存します。PCゲームを快適に遊ぶなら必要なスペックがあるパソコンを用意することが重要です。ゲームで遊んでいれば動画を作りたくなったり、MODを入れてゲームを改造したくなったりすると思うので、ゲームで遊ぶことが好きなら使いきれないことはないと思います。
ゲーミングPCは場所を取る
ゲーミングPCは大きいため場所を取ります。省スペース化のモデルやノートパソコンタイプで場所を取らないゲーミングPCもありますが、排熱などの関係でおすすめしません。特にノートパソコンタイプはおすすめしません。理由はコスパや壊れやすさではなく、ゲームを楽しむことに向いていないからです。画面は小さいことでまず楽しめません。それとパソコンが稼働するときに発する振動や熱風を常に手に感じつづけなければならないので、とても不快です。場所をとることを承知の上でデスクトップタイプのゲーミングPCを購入することをおすすめします。また省スペース化されたミニタワーと標準スペックのミドルタワーでは奥行と高さが5cmほど違うだけです。絶対ミドルタワーがおすすめです。