ゲーミングノートPCの寿命が短いとは本当か

よくデスクトップタイプとノートタイプを比べて、ノートタイプは壊れやすいとの結論付ける情報を見かけます。両方使用しましたが、どちらも壊れる頻度は変わらず使い方によるだけです。ゲーミングノートPCは寿命が短いのか考察します。

寿命の定義

ここでは正常に稼働しなくなったタイミングで寿命が来たと判断することにします。正常に稼働しない状態とは物理的にパーツが壊れて起動しなくなる他に、ゲーム側が要求する機能に対してパソコン側受けられなくなりゲームが動かなくなることです。強い衝撃や水を掛けるなどしなければ7年以上は故障なく稼働すると思います。ゲームの稼働についても購入し時のスペックにもよりますが、3Dグラフィックは無理でもピクセルアートなら2年から3年で使えなくなることはないかと思います。ただデスクトップと違うところは組み込まれているパーツに汎用性がないところです。ゲーミングノートPCは狭いスペースを有効利用するためにその時々で専用のパーツが使われています。7年後に故障してもその時には部品の生産は終わっていて、在庫もない状態となっているため直すことができません。これを理由にゲーミングノートPCの方が寿命が短いというのであれば理解できます。

壊れやすいのか

たしかにゲーミングノートPCはゲーム中ファンが盛大に回り騒音と排熱を不快に感じます。ただ排熱はされているので、熱が原因で壊れるということはありません。排気口をしっかり確保しておけば問題ないはずです。バッテリーが弱くなるなどととも言われますが、ゲーミングノートPCは重さと大きさを考えると持ち運ぶものではありません。バッテリーを外して電源をさせばバッテリーの劣化は気になりません。むしろバッテリーで稼働させるとパフォーマンスが落ちるので電源を繋いで置く方が快適にゲームを楽しむことができます。ただパソコンは精密機器なので、振動や衝撃にはとても弱く特に稼働中には注意が必要です。

メンテナンスができないから寿命が短い

パーツが壊れたり外れたりしていなければ掃除はしなくても問題ありません。ほこりが溜まることで温度が上がるとも言われますが、本当にそんなことがあるのでしょうか。私はたまに排気口の表面についたホコリを取る程度しかメンテナンスをしていませんが、故障していません。逆に下手に触ることによってパーツを壊してしまうより、放って置いた方が良いかもしれません。夏でも私はそれほどエアコンを付けません。ゲームを稼働させるとたしかにCPUの温度が上がりますが、70度近くまでです。CPUの最低温度は気温に左右されますが、ファンが動いていれば一定以上上がることはないと思います。