自分にあったゲーミングPCの探し方
ゲーミングPCを買って後悔したなどの話を見ると用途に合っていないゲーミングPCを購入しているところに原因があると感じます。ゲーミングPCを購入する時には自分の用途にあったモデルを選択することが重要です。
ゲーミングPCと通常のPCとの違い
一番の違いはグラフィック精度の高さです。ゲーミングPCの方が専用のパーツがついているため精度が高くなります。グラフィックを制御しているパーツは俗にグラボと呼ばれています。またゲーミングPCはBTOショップで購入することになると思いますが、BTOショップのパソコンと家電量販店のパソコンとでは最初からインストールされているアプリにも違いがあります。BTOショップのパソコンでは最初からインストールされているアプリはインターネットを閲覧するためのブラウザぐらいです。家電量販店のパソコンはすぐに様々な用途で使用できるように、表計算アプリや文章作成アプリなど沢山のアプリがインストールされています。必要なものは必要な時にインストールすればよいと考える人と、面倒だから最初から全部入れておけと思う人で、どちらのショップを良いと思うか判断が分かれます。ちなみ私は、沢山のアプリが最初からインストールされていると無駄にストレージの容量を圧迫するので、好ましいと感じません。
ゲーミングPCの目的はゲームだけ
最高画質の最高フレームレートでゲームを楽しむためにはゲーミングPCが必要になりますが、そうでなければ別のハードで遊ぶ手段もあります。最近ではPCで人気になったゲームはNintendo Switchに移植されます。またPCゲーム販売などのプラットフォームを運営しているSteamはPCゲームが遊べるSteamdeckを販売しています。特にSteamdeckはゲームのためだけにノートパソコンの購入を考えているならこちらの方がおすすめです。どちらも携帯機なので気軽にいつでもゲームを楽しむことができます。
CS機で発売されたゲームをPCで高画質・高フレームレートで遊びたい
Playstation5のグラフィック精度をRTX2080やRTX3060Tiぐらいのスペックがあると仮定すると、エントリーモデルのゲーミングPCではPlaystation5と同じかそれよりもグラフィック精度が低くなるため、高画質・高フレームレートでゲームを楽しむことができません。ゲーミングPCは価格帯で性能は判断することができます。BTOパソコンショップのセール時で20万円前後のモデルでないとPlaystation5以上の性能は期待できません。
インターネットでゲーム配信をする
ゲーム配信を円滑に行うためにはインターネットの回線速度とパソコン本体の性能が重要となります。回線はWifiなどの無線ではなく光回線を有線でパソコンまで繋ぐことをおすすめします。光回線なら使用量を気にせずに速度も比較的安定します。パソコンはデスクトップタイプがおすすめです。配信にはヘッドセットやWebカメラなど様々な機器の接続が必要です。ノートタイプよりも拡張性が高いデスクトップタイプを購入された方が安全です。またスペック的にはゲームをプレイしながらキャプチャーソフトで配信することになるのでCPU・GPU・メモリの容量も重要となります。ミドルスペックのゲーミングPCならCPU・GPUは問題ありませんが、メモリに関しては32GBを設定されると良いでしょう。
ピクセルアートのゲームを中心にプレイする
3Dグラフィックよりもピクセルアートのドット絵の方が親しみがあって好きというゲーマーも多くいます。PCゲームではピクセルアートの面白いゲームも沢山あるので、是非ゲーミングPCを購入して楽しんで欲しいと思います。ただピクセルアートだからと言ってPCに高いスペックを要求しない分けではありません。例えばNoitaなどはピクセルアートですが、攻撃時など物理演算が使用されているため広範囲に広がる攻撃などすると性能が低いパソコンではデータを処理しきれずにゲームが落ちてしまいます。またピクセルアート風でも実は3Dグラフィックを使っているゲームもあるので、ピクセルアートのゲームを遊ぶにもエントリーモデルぐらいのゲーミングPCを用意されるか、Steamdeckを選択されるのが良いと思います。