BTOゲーミングパソコン 第13世代予算考察
RTX30シリーズ、40シリーズが搭載されているBTOのゲーミングPCを購入する際の予算について考察します。BTOショップによって同じような仕様でも価格差が結構あります。搭載されているパーツのコスパを含めて購入予算を考察します。
セールを利用する
BTOパソコンショップでは毎月や季節ごとなど高い頻度でセールが開催されます。セール時と通常時では5万円近く価格差が発生します。またセール時にはパーツのアップグレードキャンペーンなども行われるため、コスパが高い買い物をすることができます。セールには期間が設けられていますが、ほとんどの場合すぐに新しいセールが開催されるため、ゆっくり吟味することも重要です。
ゲーミングPCの価格帯
ゲーミングPCの価格比べる時に重要なのはCPUの型番とGPUの型番です。価格が安いと感じても片方はcorei5でもう片方がcorei7だったりします。基本的に型番の数字が大きい方が性能が高いため、コスパが高いゲーミングPCを購入するためにはCPUとGPUそれぞれの数字が大きさの比較も必要となります。購入金額の目安を記載いたしました。これよりも低い価格で購入されることを目標にされると良いと思います。
- RTX3060TIなら15万円前後
- RTX3070なら20万円前後
- RTX4070Tiなら30万円前後
- RTX4080なら40万円前後
BTOショップで金利手数料無料が流行っている
ゲーミングPCは高額な為か分割払いを指定しても金利手数料が無料となるキャンペーンが良く開催されています。どこのBTOショップでもジャックス指定をなっているので、ジャックスが利用者を増やすために各BTOショップと協力しているのだと思います。金利手数料無料は魅力的です。
人気のゲーミングPCの構成
PCゲームを販売するプラットフォームのSteamではユーザーのハードウェアの調査をしていて、使用しているパーツの割り合いを公開しています。そのデータを元に13世代での人気の構成を調べました。
CPUではインテルが7割、AMDが3割程度の割り合いで分かれています。AMDの方が同じ価格帯でもスペックが高いためAMDユーザーに方がインテルのユーザーよりも高性能なCPUを使っている割合が高くなっています。2.7Ghzから3.7Ghz辺りのCPUを多くのユーザーが利用しています。統計は最新の13世代だけでないことに注意が必要です。GPUはNVIDIAとAMDの選択肢がありますが、ほとんどのユーザーはNVIDIAを選択しています。40シリーズより30シリーズを利用しているユーザーの方がまだ多い感じです。RTX3060、RTX2060、GTX1060など人気です。少し前まではGTX1060のユーザーが多い印象でしたが、最近ゲーム側が要求するPCスペックが高まっていることや、PCゲーマーが増えていることなどから新しめのGPUを使用するユーザーが増えているようです。今からゲーミングPCを購入するなら、RTX3060以上のスペックがあるGPU搭載機がおすすめです。
RTX3060スペック
- リアルタイムレイトレーシング対応
- メモリ12 GB
RTX3060は性能的にはフルHDの144Hzの高周波数のディスプレイにも対応できるGPUです。4Kにも対応できますが、高周波数帯でフレームレートを安定して出力できるほどの性能は期待できない感じの製品です。フレームレート数が落ちるとアニメーションがガクガクになります。グラフィックの精度や解像度が高くなることでフレームレートはどんどん落ちていくので、グラフィックが綺麗なゲームを快適に遊ぶためにはRTX3060以上のGPUを選択されることをおすすめします。