ゲーミングPC 初心者が後悔しないため購入方法
ゲーミングPCと呼ばれているパソコンはスペックが高めのため、価格も高めの傾向にあります。ゲーミングPCと言っても性能はピンからキリまであり、購入した価格と用途につり合いが取れない場合に後悔するものと思われます。後悔しないゲーミングPCの購入方法を考察します。
ノートタイプのゲーミングPCは買って後悔しました。
最初に購入したのはノートタイプのゲーミングPCでした。ノートタイプなら設置場所も取らず、ディスプレイも付属しているので手軽に使えると判断したからです。まず後悔したところはディスプレイの大きさです。15インチほどでは小さくストラテジーゲームなどで遊ぶのは大変です。次に後悔した点はノートタイプと言えども結構大きくて重いところです。持ち運ぶ気にならないほどの大きさと重さです。ゲームを楽しみたいならデスクトップタイプがおすすめです。
ノートタイプのゲーミングPCは壊れやすいとの意見を良く目にしますが、実際はそんなことはありません。壊れやすい主張としては発熱量が多くてとかがありますが、その問題はメーカー側も考慮して作っているため、稼働中に落としたりしなければそんなに壊れるものではありません。寝ころびながらPCゲームを遊ぶならSteam Deckがおすすめです。
PCゲームに興味があるか
ゲーミングPCは基本的に映像の処理能力が高いところに特徴があります。ゲームを遊んだり、映像の処理を行うなどの用途でないと性能を発揮させることはできないかもしれません。PCゲームはMicrosoftのoffceなんか目じゃなく、フォトショップなどの画像処理アプリよりも高いPCスペックを要求するものが多くあります。ゲームのために技術が進化していると思えるくらいです。動画配信サービスの視聴やSNSの利用だけであればゲーミングPCは必要ないかもしれません。
近年はPCゲーム市場に国産ゲームメーカーも多く参入してきています。コーエーテクモ、カプコン、バンダイナムコの他、ソニーもPCゲーム市場に力を入れ始めています。大作ゲームに目が行きがちですが、個人製作のインディーズゲームが楽しめるのもPCゲームの良いところです。PCのインディーズゲームはNintendo Switchで遊べるゲームも多くありますが、ハードのスペック的にゲーム内容に制限がかかってしまっているゲームも目にすることがあります。ゲーム配信をしたいと考えている人は様々なジャンルやハードウェアのゲームが遊べるゲーミングPCを選択肢に入れるのも良いかもしれません。
プレイするゲームによって必要スペックが異なる
PCゲームはAAAタイトルからインディーズタイトルまで幅広くゲームを選択することができます。基本的にはAAAタイトルの方が要求スペックが高く、国産のゲームであればなおさら要求スペックが高い傾向にあります。PCで国産のゲームを楽しむのであれば、その時に購入できるミドルスペック以上のゲーミングPCが必要になります。
PlaystationからPCゲームに移植されたゲームを高いフレームレートやグラフィックの精度を高めて遊ぶには性能が高いゲーミングPCが必要となります。PS5のグラフィック性能がRTX2080相当だと考えると、BTOパソコンショップで販売されているエントリー向けゲーミングPCの性能と同等かそれ以上となります。
ディスプレイの解像度やフレームレートによって必要となるスペックが異なる
ディスプレイの解像度は大きく分けて2Kと4Kに分かれます。4Kの方が画面の情報量が多く鮮明な映像を楽しめます。フレームレートはアニメーションの滑らかさを表します。フレームレートは30FPS・60FP・120FPSなどが目安となります。最低でも30FPS、通常で60FPS、滑らかな映像を楽しみたいと思うなら120FPSのフレームレートが必要となります。ゲームにもよりますが、現在の技術では4Kで120FPSを安定して出力させるのは難しいと思います。4K60FPSでミドルスペック以上のPCスペックが必要となります。
2023年4月のSteamハードウェア&ソフトウェア調査を見るとGTX1060、RTX3060、RTX2060などに人気があります。グラボは4桁目の数字が世代を表していることを考えると各世代とも60番台の製品に人気あります。ゲーミングPCの購入を考えるときは搭載されているグラボが60や70のモデルを選択されると快適にPCゲームを楽しむことができると思います。ちなみにSteamはユーザー数が一番多いPCゲーム販売のプラットフォームです。
ゲームのグラフィックの作り方で必要となるスペックが異なる
ゲームのグラフィックは3DCGとピクセルアートに分かれます。3DCGは3次元コンピューターグラフィックスのことで、こちらの方がピクセルアートよりも高いPCスペックが要求されます。3DCGにもピンからキリまであり一概には言えませんが、PCにGPUが設置されていないと真面に遊ぶことはできないと思います。3DCGはポリゴン、ピクセルアートはドット絵とも呼ばれます。
GPUが搭載されていないパソコンでは3Dグラフィックのゲームを起動すらできないことがあります。パソコンのグラフィック描画性能が足りていないとフレームレートがコマ落ちしてしまいます。ゆっくり動くだけならまだしも、フレームが飛んでしまうのでアクションゲームなど楽しめないと思います。コマ落ちはオンラインゲームでのラグの症状ににています。
ゲーミングPCの購入を後悔しないために
ノートタイプかデスクトップか
4K120FPSか2K60FPSか
3DCGかピクセルアートか
同じ金額を出せばノートタイプのゲーミングPCよりデスクトップPCの方が性能が高くなります。4F120FPSのディスプレイで3DCGのゲームを快適に遊びたいなら、最高スペックのゲーミングPCが必要となります。2K120FPSのディスプレイで3DCGのゲームを遊ぶならミドルスペック以上のPCが必要となります。2K60FPSのディスプレイで3DCGであればエントリーモデルのゲーミングPCが必要です。2KのピクセルアートであればGPUの設定なくても高性能なPCであれば楽しむことができると思います。
ゲーミングセットを購入する
ゲーミングPCの種類は沢山あるため、どれを購入したら良いか迷う疲れた人はゲーミングPCスターターセットがおすすめです。スターターセットはゲーミングPC本体+ディスプレイ+ヘッドセットなどゲーミングPCスターターセットの名前の通り、購入すればすぐに使い出すことができます。ゲーミングPCスタータセットはHP、マウスコンピューター、ドスパラなどで取り扱いがあります。