Skip to main content

XUnity.AutoTranslatorを使って英語のゲームを日本語に翻訳してみた




マウスコンピューター ブラックフライデーセール

ゲーミングPC スターターセット 139,800円~

超激熱クリスマスセール 11月22日まで

RTX 4070 Ti SUPER メモリ32GB 販売価格289,800円

XUnity.AutoTranslatorを使って英語のゲームを日本語に翻訳してみた

XUnity.AutoTranslatorはUnity製のゲームなら英語を日本語に翻訳できる便利なツールです。ツールの動作イメージとしてはプログラムがゲーム内を循環して言語データを探しだして、GoogleやDeeplを使ってデータの翻訳を行います。ゲームが起動中にプログラムが動くみたいで、すぐに全てのデータが翻訳されるわけでないところが少しもどかしくもあります。翻訳されたデータは原文とともにテキストでまとめられているので、気になった箇所は手動で修正することができます。

Unityとは

Unity Technologiesが開発・販売しているゲーム開発エンジンです。EpicGamesのUnreal Engine同様誰でも無料から使用することができます。Unityを使っているか確認するためにはゲームのインストール先を見ると良いでしょう。Unityの名前が付いたファイルがあればUnityで作成されているため、XUnity.AutoTranslatorを使うことができると思います。

Unity製のゲームか確認する

PCGamingWikiのサイトを活用することでゲームに使用されているゲーム開発エンジンを確認することができます。例えばこのサイトで紹介しているUltimate Admiral: Age of Sailのゲーム開発エンジンを調べる場合にはSearch欄にUltimate Admiral: Age of Sailと入力することで確認することができます。PCサイトで表示ならほとんどのゲームで右側にサムネが表示されています。そこの下Enginesに記載されている情報がそのゲームで使用されているゲーム開発エンジンです。Unityと記載されていればXUnity.AutoTranslatorを使ってゲーム上で表示される言語を日本語に変えることができるかもしれません。

ツールのダウンロード

ツールはGitHubから誰でもダウンロードして利用することができます。

TMP_Font_AssetBundles.zipをダウンロードします。

TMP_Font_AssetBundles.zipは画面上に日本語を表示させるためのフォントデータが圧縮されたファイルです。解凍すると2つのファイルが現れます。

XUnity.AutoTranslator-BepInEx-5.1.0.zipをダウンロードします。

XUnity.AutoTranslator-BepInEx-5.1.0.zipを展開すると翻訳を行うためのプログラムが現れます。

解凍したデータをゲームフォルダに設定

Ultimate Admiral Age of SailがUnity製なので、このゲームを日本語に対応させます。Steamで購入したゲームなので、Steamクライアントのプロパティからローカルファイル参照でゲームのフォルダを開いて設定します。C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Ultimate Admiral Age of Sailに解凍した6個のファイルを設定します。

プログラムを稼働させる

ファイルを設定したらゲームを起動してすぐに終了します。そうすることで先ほどのフォルダ内にAuto translatorが現れます。上の画像では一番上に表示されいるフォルダがそれです。Config.iniを開いて以下のように設定します。

[Service]のEndpointで使用する翻訳ツールを選択できます。DeeplTranslateに変えるとDeeplが翻訳ツールとして使えるみたですが、私はうまく動作しなかったのでデフォルトのGoogleTranslateV2をそのまま使用することにしました。

[Service]
Endpoint=GoogleTranslateV2

Generalの項目を以下のように変更するとenからjaに翻訳が行われるようです。

[General]
Language=ja
FromLanguage=en

BehaviourのMaxCharactersPerTranslationの数字を増やしておくと多くの翻訳される単位の文字を増やすことができるみたいです。

[Behaviour]
MaxCharactersPerTranslation=1000

翻訳を始める

上記の設定が完了したらゲームを起動することで自動的に翻訳が始まります。プログラムが巡回しながら翻訳作業を行うようなので、すぐに日本が反映されるわけではないので注意が必要です。プログラムの動作確認はAutoTranslatorフォルダ内に_AutoGeneratedTranslations.txtが有るか無いかで判断できます。翻訳が進むたびに_AutoGeneratedTranslations.txtのサイズ容量が大きくなっていきます。_AutoGeneratedTranslations.txtを開くと原文と翻訳の内容が確認できるため、気になった文章に足しては手動で修正を行うことができます。

実際にゲーム中に翻訳がされていく様子です。今見ている画面が翻訳の対象ではないため、しばらくの間は結構不便に感じるかもしれません。一度翻訳された情報は_AutoGeneratedTranslations.txtに保存されているので、次回からはスムーズに日本語でゲームを楽しむことができます。

マウスコンピューター ブラックフライデーセール

ゲーミングPC スターターセット 139,800円~

超激熱クリスマスセール 11月22日まで

RTX 4070 Ti SUPER メモリ32GB 販売価格289,800円




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です