ゲーミングノート使ってみてデメリットを感じたこと
最初にゲーミングノートについて嘘が沢山書かれているので、これらは否定したいと思います。まず言われているのことは故障しやすいということです。これは嘘だと思います。私が使っていたゲーミングノートは7年間故障せずに稼働しました。排熱の性能が悪いとも良く目にします。これも排熱はしっかりされ長時間ゲームをプレイしても問題ないと思います。ゲーミングノートのスタイルが気に入っているのであれば、ゲーミングノートを購入の選択肢に入れても良いと思います。それでも私は実際にゲーミングノートを使用してみてデメリットを感じて、今ではデスクトップタイプのゲーミングPCを使っています。ゲーミングノートを使ってみてデメリットと感じたところをご紹介します。
ゲーミングノートの一番のデメリットはゲームが楽しめないこと
現在はデスクトップタイプのゲーミングPCを使っています。最初はゲーミングノートを使っていましたが、今思うことはデスクトップの方がゲームを楽しめるということです。楽しめない細かい原因はこれからご紹介しますが、根本的にノート（タップトップ）の形式が良くないと感じます。ゲーミングノートの良いところは形が野暮ったくないぐらいです。正直ゲームを遊ぶのには向かない形だと思います。
キーボードの下にPC本体がある
コントローラーを繋いでゲームをプレイされるのであれば問題ありませんが、キーボードを使うとなるととても不快なことになります。ゲーミングPCは排熱処理のため回転するパーツが多く、振動がキーボードまで伝わってきます。また排熱を行っているブーンという動作音も合わさって感じることになります。正直なところそれらの上にあるキーボードのキーをバシバシ打っていて、本当に大丈夫かと心配になります。また排熱された熱はゲーミングノートの周りに留まり、キーボードを打つ手に感じるようになります。これも不快ですぐにゲームを止めたくなるくらいです。適度にゲームの止め時を与えてくれるので良いことかもしれませんが、あまりゲームを楽しむ環境ではないと思います。
ディスプレイとキーボードが一体化されている
これもコントローラーを繋いでゲームを楽しむのであれば問題ありません。ただそれでもゲーミングノートのディスプレイサイズは15インチや17インチの設定がほとんどなので、あまり離れるとゲーム画面が見にくくなります。キーボードで操作する場合でもディスプレイとの距離を少し取ろうとしても、キーボードと一体化されているため融通が利きません。私も最初はノートタイプの方がコンパクト良いと感じて購入しましたが、ゲームを楽しむのにコンパクトである意味がないと感じるようになりました。ゲームを楽しむためではなく、インテリアとしてゲーミングノートの購入を考えているのであれば問題ないと思います。
ゲーミングノートは結構重く持ち運びが不便
重さはだいたい2Kgぐらいだと思います。これくらいだと持ち運ぶことは結構大変です。持ち運ぶためには本体だけでなく、バッテリーも一緒に持っていく必要があります。バッテリーは常にコンセントとPC本体に繋いで、十分に電力が供給されている状態でないとゲーミングノートはパフォーマンスを発揮することはできません。またバッテリーのケーブルは太く大きく重く、持ち運び時に収納が困難です。以上の理由から自宅と外出先で使うからの理由でのゲーミングノートの購入はおすすめしません。複数台のパソコンを購入してデータだけを共有するべきだと思います。
それでもゲーミングノートを7年使いました
最終的には外付けのキーボードとディスプレイを購入してゲーミングノートは一か所に固定する形の運用となりました。この時点で良く目にするゲーミングノートはカスタマイズができないということは嘘だと言えますが、はっきり言ってしまえば運用方法はデスクトップとなにも変わりません。それであれば最初から同価格帯で性能が上のデスクトップを買ってた方が良かったと後悔しました。それでもデスクトップのPCの形自体が嫌いで、ゲーミングノートに外付けの機器を沢山繋いで運用するのがカッコイイと感じるのであれば、特に問題はないと思います。
ゲーミングノートは故障のために手放しました。
ゲーミングノートは机の上で稼働させていたのですが、机にぶつかった拍子にゲーミングノートから異音が発生するようになりました。原因はCPUファンの羽の軸がずれてしまったことのようです。最終的には羽が折れて排熱ができなくなりました。CPUファンだけを交換すれば元通りにできたのですが、ゲーミングノートを専用パーツが使われているらしく、7年前のゲーミングノートのCPUファンの在庫は無いとのことでした。もちろん同じ型のゲーミングノートのCPUファンなど中古があるかネットで検索してみましたが、そもそも交換などしないパーツなので中古があるわけもなく、修理ができずそのままの状態で机の奥に片付けられています。デスクトップであれば汎用的なパーツが使われているので、パーツ交換で修理ができたはずです。
