初心者がゲーミングPCを購入する時に気を付けること
ゲーミングPCも普通のPCと同じで毎年新しい商品が発表され購入したパソコンは型落ちとなってしまいます。それでも毎年買い替えることは資金的にも労力的にも面倒なため、長く使えるモデルを購入してもらいたいものです。初めてゲーミングPCを購入される方にも長く使えるゲーミングPCを購入するために気を付けることをご紹介いたします。
ゲーミングPCはどこで買う
ゲーミングPCはパソコンパーツ専門店で購入することが一般的です。パソコンパーツ専門店で販売されているパソコンはBTOパソコンと呼ばれています。BTOとは受注生産を意味していますが、現実にはパソコンパーツショップが取り扱っているパーツを組み合わせて完成品として販売されているイメージです。パソコンが重量物なこともありネット通販で購入するのが便利です。
ゲーミングPCにはランクがある
ネット上のBTOパソコンショップに行くとゲーミングPCコーナーがあり、上級者向けとかヘビーゲーマーとかカジュアルとかライトゲーマーとかでPCの性能によって分類されています。ゲームを楽しむのであれば上級者向けとかヘビーゲーマー向けとかに分類されているモデルを選択されるのをおすすめします。ライトゲーマー向けなどのモデルでも十分ゲームを起動させることができますが、現在のゲームのグラフィック性能やデータ処理能力に対応しているだけで2年3年先になるとすぐに物足りなくなってくることが予想されるからです。
ゲーミングPCの大きさから考える
ノートタイプや小型化された製品が使いやすいと考えがちですが、パソコンの躯体は大きければ大きいほど良くデスクトップタイプをおすすめします。設置する場所の関係で無制限とは行かないと思いますが、ミドルタワークラスの大きさはあった方が良いでしょう。ノートタイプにも言えることですが、躯体が大きいほど熱が籠りにくくトラブルが起こりにくくなります。またデスクトップタイプであれば故障してしまってもパーツ交換ができ、躯体が大きければパーツの交換も簡単に行うことができます。パソコンはパーツを交換することで長く使える機器なので、コスパが高いゲーミングPCを手に入れたいと考えているのであれば、優れたメンテナンス性は購入を決定する上で重要な要素になると思います。
ゲーミングPCの価格帯から考える
PCパーツは毎年性能が更新され後で購入するほど性能が高いゲーミングPCを手に入れることができます。基本的にはいつ購入しても時期が悪いとなってしまいます。それでもその時々の中間から上のランク帯のパーツが設定されているモデルであれば5年以上は十分に使用できると思います。ゲーミングPCに設定されているパーツのランクはゲーミングPCの価格から推測することができます。10万円前後、15万円前後、20万円前後、それ以上のような感じです。通常20万円前後で販売されているゲーミングPCがセールで15万円前後の価格帯になった時が、もっともコスパが高い購入時期だと思います。毎年PCの性能は上がっても価格帯は一定基準より上にはならないからです。
ゲーミングPCのパーツから考える
CPU・GPU・メモリ容量がPCの性能を決める重要なパーツとなります。BTOパソコンショップのゲーミングPCコーナーで購入されるのであればCPUとメモリ容量はあまり気にする必要はありません。気になるのはGPU(ビデオカード)です。グラボとも呼ばれていて3Dグラフィックの描画性能に影響が出るパーツです。このパーツ一つでPCゲームの楽しさが変わると思います。メーカーはNVIDEA(GeForce)を選択されると良いでしょう。様々な性能の商品がラインナップされていますが、型番の桁数が大きく、末尾の数字が大きいほど性能が高くなります。最後にアルファベットが付いてると尚更高性能となります。例えばGeForce GTX 980よりもGeForce GTX 1080の方が性能が高くなり、GeForce GTX 1080よりRTX3080tiの方が性能が高くなります。現在ではRTXから始まり、末尾が80とか70とかtiとかが付いている製品がおすすめです。これらの製品が設定されたゲーミングPCで15万円前後のものがもしもあれば、すぐに購入されることをおすすめします。