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ゲーミングPC 能力不足で陥る症状




ゲーミングPC 能力不足で陥る症状

PCゲームはPCの能力によって快適差に違いが出てきます。PCパーツのどの部分でどのように快適さに違いが出るのかを解説します。

ロード時間

ゲームの起動時やセーブデータの読み込み時間などはCPU、メモリの性能に依存しています。CPUはコア数スレッド数が多いほど高性能な製品となっています。またメモリは容量が大きいほど高性能です。ただCPUに関してはゲーム側が使用できるコア数とPC側のコア数とでゲーム側が使用できるコア数の方が少ないとCPUの性能を発揮することができません。またメモリに関しても16GBと32GBではそれほどの違いが感じられないため、CPUのコア数に関しては6コア、メモリに関しては16GBあれば十分だと感じています。CPUとメモリについて記載しましたが、それよりもSSDのデータ処理速度は驚くほど優秀です。ロード時間がかかるゲームでもSSDに入れるだけで体感できるほどの速度の向上を見込むことができます。

フレームレート(FPS)

フレームレートが高いほどグラフィックが滑らかに動きます。60FPSでグラフィックを見せるのが標準とされています。60FPSよりも低いとコマが飛んでいるような感じになり、画面がガクガクしている印象を受けるようになります。また60FPS以上の高フレームレートは人によっては体感できないフレームレートです。同じ性能のGPUでも解像度によって維持できるフレームレートが異なってきます。例えば2Kで60FPSを維持できたゲーミングPCでも4Kになるとフレームレートが低下してしまうなどです。WQHD以上の解像度で60FPS以上を維持できるGPUはハイエンドのモデルとなります。GPUにもメモリがありビデオメモリ(VRAM)と呼ばれています。ビデオメモリが大きいほど多くのデータを処理することができ、高フレームレートに対応することができます。フルHD以上で60FPSを維持してゲームを楽しむなら8VRAM以上のビデオメモリが設定されたGPUがおすすめです。ただPCゲームは様々なPC環境に適応するためにグラフィックのレベルを選択することができます。グラフィックのレベルを下げることでフレームレートを維持したり、高解像度に対応できるなどの場合もあるため、GPUを決める時にはどこまでのフレームレート・解像度のグラフィックを求めるかをまずは決める必要があります。

オンライン対戦ゲームを楽しむために

シングルプレイでは多少PC性能がゲームが求める性能に足りてなくても問題ありませんが、オンラインでの対戦となると相手側にも迷惑がかかる場合があるため60FPSが維持できる環境を用意する必要があります。またPC性能だけでなく通信環境もオンライン対戦では重要となります。光通信を利用した有線接続が理想的です。光通信でも無線接続では安定したデータ転送ができないため好ましくありません。

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